2016年12月 3日 (土)

「強制執行は絶対に認められない」

 行政・農地法裁判が最高裁で上告棄却され判決が確定したことに対して、市東孝雄さんと弁護団は、11月30日、千葉地裁に「請求異議の訴え」と「強制執行停止申立」を行いました。

 詳しくは、三里塚反対同盟ブログ http://www.sanrizuka-doumei.jp/home02/2016/12/post-161202.html を参照してください。

 私たちは、市東さんのこの新たな提起と訴えを全面的に支持し、ともに闘います。

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2016年12月 1日 (木)

第三滑走路計画を許すな!

 成田空港の第三滑走路計画は
  農業破壊と騒音地獄を作りだす

 いま、成田空港の深夜早朝便の飛行枠拡大と第三滑走路新設問題について空港周辺9市町での住民説明会が続けられ、会場から「農業破壊、生活破壊、深夜飛行反対、滑走路作るな」の声が上がっています。三里塚芝山連合空港反対同盟の10月16日付「反対同盟ニュース」によりますと、成田市、山部市、横芝光町、多古町、芝山町での住民説明会の模様が伝えられ、住民の不安、不信の声が成田国際空港会社(NAA)や国に突きつけられても誠実に応えないNAAと国の姿勢が暴露されています。反対同盟はこの一方的な動きに対し「結論ありき、問答無用、50年前と同じ暴挙だ」と抗議しています。 

 関西で共に闘っている私たちも、住民の声を無視し農業破壊と騒音地獄をつくりだす成田空港の第三滑走路計画に反対しましょう。

 誰のための第三滑走路か

 国とNAAは、2016年9月27日、千葉県、空港周辺 9市町と 4者協議会を開き、空港の機能強化の一環として、第3滑走路3500メートルの整備、及び、既存の暫定滑走路 2500メートルを3500メートルへと、1000メートル延伸する方針を伝えるとともに、騒音対策で設けられている成田空港の深夜 ・ 早朝の飛行制限時間について、現在の午後11時~午前6時から、午前1~5時に、3時間短縮する案を提示、騒音の影響範囲も示し、「承認」されました。この承認手続き後に「住民説明会」がアリバイ的に行われ、住民の為の計画でないことを示しています。

1611283 2015年11月27日NAAは「成田空港の更なる機能強化に関する問題等の整理について」と題する調査結果の報告を関係自治体に行いました。その資料によると第三滑走路の必要性は「アジア主要空港との競争、首都圏需要の増大」とのことで、かつて関空や神戸空港建設に悪用した「幻の需要予測」を前提にしており、説得力に欠けるものです。

 さらに「1000ヘクタール拡張、200戸移転、2000戸が騒音地獄」の第三滑走路計画は、巨額な建設費用となり、ゼネコン、銀行、政治家が群がり利権にまみれたものとなり、私たちの血税が悪用されるのは納得できません。

 反対の声 相つぐ

 この間行われた住民説明会の記録から、NAAや国の不誠実で無責任な姿を見ることが出来ます。成田空港の騒音地域に入る空港南東方向の「千葉県横芝光町」では、10月6日から16日まで5回の住民説明会が行われました。合計512名の住民が参加され、大半の方から「騒音不安、生活不安」から反対の意向が述べられています。ある方は「我々はこれ以上、空港が発展しなくて結構だと思っている。需要増大より自分の生存権の方が大切だ」との意見表明に対しNAAは「成田空港の20年~30年後を見据えてご理解いただきたい」と実に不誠実な回答をしています。成田・三里塚の過去50年の問題をNAAは何ら反省していない姿をさらけ出しています。

 また、同じ町で農業を営む方が東京新聞の取材に応えて「静かな夜をつぶさないで」との声を述べています。『空港が地元農産物の輸出拠点となり、生活が豊かになると期待したこともあった。だが周辺の農家は減り続けた。町の人口は一日現在で約2万4500人だが、町によると空港内で働く町民は375人(昨年)だけ。秋鹿さんは「町に空港の恩恵はほとんどない。騒音で迷惑なだけだ」と語った』

 このような地元住民の声を無視し一方的にすすめる国やNAA,そのお先棒をかつぐ自治体首長に対し、白紙撤回を求める運動が続けられること期待しましょう。

 私たちも反対の声を

 反対同盟は、空港周辺の皆さんと共に、国やNAAの暴挙に怒りを込めた弾劾の活動を続けています。空港の深夜早朝便枠を3時間も拡大するやり方は住民に死ねという殺人的な姿です。絶対に阻止しなければなりません。内陸空港でこのような深夜・早朝を利用させてはなりません。

 成田空港周辺のみなさんとともに、私たちも反対の声をあげていきましょう。

               (関実事務局 安藤眞一)
           関実「実行委ニュース」より転載

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2016年11月30日 (水)

最高裁の棄却決定弾劾!

最高裁の棄却決定弾劾!
裁判による農地取り上げを許せるか!
市東さんの農地を守ろう

              (関実『実行委ニュース』巻頭を転載)

 最高裁判所第3小法廷は、10月25日、市東孝雄さんの農地に係る農地裁判(行政・農地法併合裁判)での市東さんの上告を棄却しました。怒りをこめてこの不当決定に抗議します。同時に、私たちは反対同盟が直ちに出した弾劾声明(別掲)を全面的に支持します。
 特に南台の農地については、一部が、空港会社によって「不法耕作」だと断じられ(06年2月)、「耕作権裁判」として千葉地裁で今も争われています。この裁判で農地裁判とともに、空港会社が唯一ともいえる「証拠」として出していた市東さんのお父さん(東市さん)と地主が空港会社と交わしたとされる「境界確認書」などが空港会社によって偽造されたものであることが明らかとされています。また、1988年の空港会社(当時、空港公団)が、市東さんの農地を取得したという「事実」が農地法、そして憲法に違反する脱法行為であったことも明らかとなって、耕作権裁判で争われています。こうした裁判を維持することさえできないような様々な事実が明らかとなってきた時点で突然、農地裁判を打ち切り、不当な判決を行ったのが多見谷寿郎千葉地裁裁判長でした(14年8月)。多見谷は、ご存知のようにこの9月16日沖縄の辺野古の「翁長知事による認可取り消し」を、事実審理を行うことなく国の起訴状になぞり、そこに書いていないことまで作文して「違法」とした「ヒラメ」と言われる男です。
 こんなデタラメな地裁決定を東京高裁が追認し(15年6月)、そして最高裁が今回追認したのです。裁判そのものの大前提である取り上げようとしている農地の位置が正しく特定できていない、間違っているのですから、少なくとも最高裁は、現在係争中の耕作権裁判の推移を見守ることが最低限その任務だったはずです。それを無視し、「空港拡張が国策だから」と裁判所の力で農地の強制収用を行おうとすることなど到底許されることではありません。

  農地はいのち
 農地は農民のいのちです。しかも親子3代、100年近くも耕されてきた豊かな一級農地を、空港の拡張=国策を理由に奪おうなどという暴挙が許されていいはずはありません。それも国が取り上げるために犯罪と違法を犯して。
 国是とも言うべき「三権分立」が形骸化したと言われて久しいですが、しかし、それでもこんな暴挙がゆるせるはずはありません。人がどうなろうが、国はやりたいことをやるという今のアベ政治を、裁判所が、最高裁が追認する、こんな政治を許してはなりません。

  沖縄と福島とともに
 「国策」を理由に、沖縄の辺野古で、高江で、沖縄の民意を無視した米軍基地建設の暴挙が、警察・機動隊の暴力支配を背景に、将来の自衛隊使用をも射程に入れて進められています。琉球処分以来の沖縄への差別支配を、私たちはこのまま許すのか。島ぐるみのたたかいを実現し、不当逮捕・長期勾留の脅しをはね返し、毎日実力で高江に座り込んでいる人びとに私たちはどう応えるのか。
 また、福島では、放射能の汚染が5年経ってなお深刻な状態にあります。一般の居住環境の放射線量は、年間1ミリシーベルトなのに、福島だけが20ミリシーベルトを、なぜ、強制され、帰還が求められるのか。そして、そんな段階であるにも関わらず、仮設住宅や県外避難者への支援が打ち切られようとしています。こんな理不尽な仕打ちが、どうして国や自治体によって住民に強制されるのか。これも東京オリンピックを背景とした「放射能はコントロールされている」なる虚構=国策を強制するためです。
 私たちは、こうしたデタラメを、国策の為には人々のくらしや権利が踏みにじられても構わないと押し通そうとする、そうした最たるものとして、今回の最高裁決定があることをだんじてゆるせません。
 市東さんの農地の強制収用は断じて許しません。
 私たちは、全力で三里塚反対同盟のみなさんとともにたたかいます。
 そして沖縄の辺野古、高江のたたかいをともにたたかいます。福島のみなさんのくらしを守るために、ともにたたかいます。  
                    (関実事務局・松原康彦)

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2016年11月 9日 (水)

12・4緊急現地闘争

 昨夜、三里塚現地から、最高裁による上告棄却、市東さんの農地の強制収用への動きに対して、以下のように緊急の訴えが発せられましたので、転載します。できる態勢をとろう!

強制収用許すな! 12・4緊急現地闘争へ!

 闘う仲間の皆さん! ブログをご覧の皆さん! 
 反対同盟はきたる12月4日、上告棄却という最高裁不当決定に対する反撃として、緊急現地闘争を行うことを決定しました。
 最高裁決定は、「強制収用宣言であり、断じて許されない暴挙」(反対同盟弾劾声明)です。市東さんは「これで終わりじゃない。これからが勝負」と決意を明らかにしています。最高裁を徹底的に弾劾し、地域・街頭で宣伝してください。強制収用を許さない怒りの声をお寄せください。市東さんへの激励メッセージも大歓迎です。
 そして12月4日、農地取り上げとからだを張って闘う総決起の闘争に、結集をお願いします。詳細が確定したら追って連絡いたしますので、よろしくお願いいたします。

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2016年10月26日 (水)

最高裁による農地取り上げ決定(上告棄却)弾劾!

 

 今、三里塚現地、反対同盟から連絡があり、市東孝雄さんに係る農地裁判で最高裁が「上告棄却」決定を出したようです。すでにNHKのニュースでも流れているようです。
 南台の農地をめぐる「境界確認書」や「同意書」の成田空港会社(NAA)による偽造や、農地法の違法な適用によるNAAの脱法行為など一切を無視し、同じ農地で争われている耕作権裁判の審理をも無視した不当極まる決定だ。断じて許さない。
 
違法を重ね、偽造行為までして農民から農地を奪い、空港の「拡張」を強行しようとするなどどうして許せるか。しかも、現在の空港をさらに1000ヘクタールも拡張(農地などの取り上げ)して新たな滑走路を建設し、夜間飛行規制を午前1時から5時のわずか4時間に「緩和」し、住民を騒音地獄に落とし、住民のくらしと人権を破壊するための「拡張」を住民に押し付けるための、その手始めとしての農地強奪としてこの最高裁決定は強行された。こんなことがどうして許されるか。
 
私たち三里塚関西実行委員会は、この不当、卑劣な最高裁決定(上告棄却)を満腔の怒りをこめ弾劾するとともに、あくまでも市東さんの農地を守るために、三里塚反対同盟のみなさんとともに闘いぬく。

 

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2016年9月28日 (水)

これ以上の夜間飛行禁止の緩和を許すな!

昨日、千葉市幕張で国、成田空港会社、千葉県、成田市など地方自治体で構成する「四者協議会」が開かれ、国と空港会社から第3滑走路の新設と暫定滑走路のさらなる北延伸による3500メートル化が提起された。そして夜間飛行の禁止時間が、現行の午後11時~午前6時を午前1時~同5時に3時間も緩和、短縮することが提示されたという。

成田空港が論議され、着工された1960年代から1970年代は、ベトナム戦争による羽田空港の米軍使用による狭隘化がその大きな理由であった。だから「軍事空港建設反対」が最大のスローガンとされた。

1990年代以降、新自由主義を背景としたグローバリズムの展開の中で、2000年代、中国を先頭としたアジア経済の隆盛を背景に、アジアは巨大空港の時代を迎えた。関西空港建設などの動きはあったものの、その流れに本質的に立ち遅れた日本は、第1次安倍政権の中で、突然「首都圏空港容量の拡大」を声高に叫び始めた。

中国の北京、上海、韓国の仁川、シンガポール、タイなどの巨大ハブ空港の作りだした巨大な航空市場は、まだ続くといわれるアジアの経済成長を背景に熾烈を極めた競争のなかにある。慌てた日本は、羽田の再度の国際化、拡張と成田空港の拡張の道をひた走り始めた。それが成田空港敷地内に住み、暫定滑走路の「へ」の字誘導路問題を引き起こしている市東孝雄さんへの農地強奪、「叩きだし」攻撃であり(後から来た空港に「公共性」の名をかぶせること自体が暴虐である)、今回の3500メートルの第3滑走路建設と、暫定滑走路の北延伸による3500メートル化の攻撃である。

この点については別に論じるとして、今日は、飛行禁止時間の緩和が重大な住民のくらしと人権を破壊する、とうてい許されない攻撃だということを指摘したい。これを許せば、すでに成田市財界などが「成田空港の24時間化」を言い始めていることにつながっていくことであり、断じて許されない。

そもそも内陸空港の夜間飛行禁止は、1970年代、私たちが関西新空港反対に立ち上がったきっかけでもあるが、大阪空港周辺住民の塗炭の苦しみを背景とした1960年代から1970年代に闘いぬかれた空港騒音公害訴訟の闘いによって勝ち取られた。裁判には勝った国も、その深刻さをみとめざるを得ず、一つは内陸空港の夜間飛行を「午後10時から午前6時まで禁止」としたのだ。また、関西空港の建設の理由に、「住民の生活を守るために海上に」とされたのだ(そのペテンは置いておくとして)。そもそもともに内陸空港計画であった富里空港の計画の3分の1に成田空港の計画が切り縮められて突然始められたことにも多分関係したのではないか。そして当然にも成田空港の夜間飛行禁止は当初、「午後10時から午前6時」とされたのだ。

ここで忘れてはならないのは、嘉手納、普天間、厚木などの米軍基地が、この日本の国内法にお構いなく、「日米地位協定」によって24時間、したい放題に使われている。先日、厚木基地爆音訴訟では、自衛隊の夜間飛行禁止を認めながら、米軍についてはお構いなしとなった。オスプレイが、沖縄・高江の住宅地に夜間お構いなしに訓練と称して飛んでくるのもこの事態なのだ。

成田空港の24時間化とは、この米軍基地並の扱いを求めようとしているという事なのだ。こんな出鱈目がどうして許されるのか。すでに成田空港周辺の航空機騒音は、激甚と言われ自衛隊機の夜間飛行が禁止された厚木基地の10倍近くの酷さだと言われている。その上、緩和し、あわよくば24時間化などどうして許されようか。

そもそも「午後10時から翌朝6時」という基準自体が、人間の健康を損なう恐れがあり、成田空港の現状「午後11時から午前6時」も「健康な生活」を保障した憲法に違反する事態だと指摘されている。

それを空港の拡張、増便、「公共性」を理由に、「午前1時から5時」までと3時間も現状をさらに緩和させるとは、住民にとって殺人的と言わざるをえない。断じて許せない。

「人がくらし、生きる」ことを何の躊躇もなく破壊しようとするこの安倍政治を許すな! 

                  松原 記

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2016年9月14日 (水)

10・9三里塚現地へ

 三里塚現地で、10月9日(日)、全国集会が呼びかけられています。

 「国策」の名のもとに農民から農地を取り上げ、農業を破壊する攻撃は許されません。自民党政治の戦後一貫した「儲かるものを作ればいい」「食糧は輸入すればいい」「農民はいらない」という農業潰しの政治が行われてきたことに対し、この50年間、「農地死守」のたたかいを貫いてきた三里塚のたたかいを、安倍政権がTPP批准をこの臨時国会で強行しようとしている今こそ、守り抜かねばなりません。市東さんの農地を何としても守り抜きましょう。(反対同盟からの招請状 「16.10.9三里塚招請状.pdf」をダウンロード )

最高裁の強制収用を許すな! 第3滑走路粉砕! 安倍政権打倒!
10・9 全国総決起集会

【日時】10月9日(日)正午
【会場】成田市東峰・反対同盟員の畑
【主催】三里塚芝山連合空港反対同盟

109

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2016年6月 2日 (木)

三里塚50年を確認し、農地と命をまもりぬこう

 「実行委ニュース」第156号巻頭より転載 

三里塚闘争の50年を確認し、農地と命をまもりぬこう  

 去る3月27日、成田ニュータウンで開催された3・27三里塚全国集会で「三里塚は今年50周年を迎えた。新たな飛躍をかけた7・3の50周年イベントを成功させよう」との集会宣言が発せられました。私たち関西実行委員会も三里塚50年の勝利を確認し、農地といのちをまもりぬく闘いを、反対同盟と共に取り組みましょう。
 この集会で市東孝雄さんは「第3誘導路裁判で、国側と空港会社がとんでもないことを言ってきました。・・うるさいことを解かっていてそこに帰ってきた・・自分の自由意思で住んでるから、原告の適格はない・・と。そんなふざけたことを言ってんじゃないということですよね。やっぱり、ほんとに怒りが沸きあがってきます」と国家権力の正体を暴露して、これに協力する裁判所に対し、怒りの決起を訴えました。農地を奪い、人権と、命を奪う彼らを許してはなりません。裁判の傍聴闘争と5万人署名、関西での様々な取り組みを続けましょう。

 5万人署名のとりくみを
 反対同盟は昨年の8月から最高裁判所に対する新たな署名運動をよびかけ、5月18日第2次署名7066筆を最高裁に提出し、総数は18192筆に達しています。同時に賛同者からメッセージをいただく取り組みもされて賛同者は413人、96団体(4月20日現在)に上っています。私も「国の不正義を許さず、市東さんと共にいのちとくらしを守る農地を死守するぞ! 共に闘いましょう。」との賛同メッセージを載せていただいています。
 私たちは関西で開催されている諸集会に参加して、署名のお願いをし、またグループの会合でも参加者に署名のお願いを行い、駅頭で通行人の方に署名をお願いする精力的な活動を続けています。「署名をお願いします」と呼びかけると「三里塚・・何ですか」との答えには、趣意書を説明したり市東さんの思いを伝えます。また「三里塚はまだ続いているのですか」との反応には、国の不法不正義を説明し「憲法を守るために是非」と強く署名をお願いしています。「以前にしました」との答えがあるかも知れませんが、「今度は最高裁への署名です。今までの倍の皆さんにお願いしています」と積極的な署名集めを続けています。ある組合では、家族ぐるみで署名活動をしてくださっています。これからも、5万人達成のために関西の力を発揮しましょう。

 騒音地獄化を許すな
 市東孝雄さん宅のすぐ横は暫定滑走路があり、早朝から深夜まで殺人的な騒音がまき散らされています。2014年11月29日に開催されたシンポジウムで松井利仁先生(北海道大学大学院教授)は厚木騒音訴訟の実例を解説し「ジェット機の騒音が健康被害を起こす」ことを分かりやすく教えてくれました。成田空港周辺の激甚な騒音、165とりわけ市東孝雄さんへの健康被害が心配です。反対同盟が独自で騒音調査をしたデータが90デシベルを超えたことを聞き、怒りがこみあげます。いま「成田空港環境こみゅにてい」の騒音速報値では、暫定滑走路北部で91・2デシベル(2016年5月10日午後7時30分)を記録しており、殺人空港をストップさせるためにも農地裁判に勝利する、耕作権裁判や他の裁判に勝利する、その闘いを実現してゆきましょう。

 7月3日を節目に
 3月集会で反対同盟の萩原富夫さんは「原点に立ち返って、この国家権力による横暴と対決する農民のたたかい、いまこそそういうことを全国に訴えて、三里塚闘争の発展をかちとっていかなければならないと思っています。」「みなさん。いままでの壁をうちやぶりませんか。私たちが閉じこもっていては、何も変わりません。私たちのたたかいはここにしっかりとあります。みなさんのたたかいがあります。さらにその上で、たたかいを広げるために、今一度、頭を真っ白にして、あらたな三里塚闘争をつくりあげようではありませんか」との呼びかけをされました。私たち関西実行委員会もこの呼びかけに応えて、関西での三里塚の闘いを「原点に帰って、壁を打ち破って」積み上げる努力が求められていると思います。7月3日三里塚50周年集会(東京)を節目に関西でも新たな闘いを起こしましょう。
                        (事務局・安藤眞一)

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2016年3月24日 (木)

3月27日 三里塚全国集会(成田市赤松公園)へ

 P160130みなさん。3月27日、成田市赤松公園で開かれる三里塚全国総決起集会に集まろう。会場は成田市内(成田駅から2キロ余り)ですので、関西を早朝に出れば新幹線で間に合います。反対同盟ブログに会場の地図、バスでの生き方が、詳しく紹介されています。
http://www.sanrizuka-doumei.jp/home02/2016/03/post-160323.html

 集会には、95歳になる山本善偉先生も、16124前日に千葉に泊まり、参加する予定です。また、関西から関西生コンの西山直洋さんも参加されます。

 みなさん。最高裁段階にある農地法裁判による市東孝雄さんの農地取り上げを許さないために、全力で駆けつけよう!

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2016年3月 2日 (水)

7・3 50周年集会にむけて (萩原富夫さんの挨拶)

 2月29日耕作権裁判の報告会での萩原富夫さんのまとめの挨拶

 どうもみなさん、裁判傍聴、ありがとうございます。
 
みなさんの話しを聞いているなかで、今年、この大変な戦争の危機のなかで、この市東さんの農地を守るという三里塚のたたかいが、三里塚闘争が、50周年を迎えるというこのことの大切さについて、しっかりと受け止めていくというか、どうたたかうのかということを、Img_0581私たち反対同盟が考えながらたたかっているわけですけれども、結局、わたしたちがやんなきゃいけないことは、運動をもっともっと広げなければいけない。
 
国会前に行ったりして署名を集めたなかでも、やはりまだまだ市東さんのたたかいが知られていない、三里塚闘争が続いているということが知られていない、この課題に私たちはぶつかっていると思います。だから、これを何としても打ち破って行かなければいけない。こういう時にしたいと思っています。
 
まあ、この課題はずっと続いている。親父が亡くなる前から、これを乗り越えてもっと運動を拡大していくんだということを課題にしながらたたかいを始めたわけですけれども。やはり先ほどでた、シンポジウム、隅谷提言ですか、(隅谷)調査団という話しが出た時に、やはり三里塚闘争の分裂の問題、この課題をなんとしても乗り越えなければいけない。
 
やつら(国家権力)がしかけた、やっぱり闘争を潰すための仕掛けだったということでありますが、それが結局、彼ら空港公団、空港会社が謝罪したにもかかわらず、それを反故にして20年近くたって、裁判の力、権力を使っての農地取り上げを進めようとしているなかで、もういい加減、20年前、あるいは30年前の分裂とか、そういうところから我々は本当に脱却しなければいけない。
 
それは全国の運動にとって非常に大きく影響を与える課題だということをいろんなところから聞いております。どうしても、「こういうことをやりたいけれど、あなたはどっちの人ですか」とそういうようなことにぶつかってしまう。どうしてもその辺は避けて通れないのかも知れませんが、それをなんとか三里塚の側でなんとしても突破する道をさぐりたいと、探っているところなんですね。
 
もちろん支援の党派にとってはいろんな立場がございましょうが、しかし、もう今となってはですね、そんなことを言っておられない、乱暴な言い方になりますけれども、それぐらいの時代になってきていると思いますので、そのへんは腹にもっていて、何とかしてこの状況を突破していくということで、みなさん、力を合わせて行かなければいけない時代だと思いますので、そのためにも、私は、私自身、先頭に立ってそこを突破するために、なんとしても全力をあげてたたかっていきたいと思っております。
 Img_0583
で、50周年という話しにもどりますけれども、だからこそ50周年、とにかく三里塚闘争のキャンペーンをはるということしかないと思っていますので、まず企画としては写真展を各地で。写真について一言いうと、写真は福島菊次郎さんの三里塚闘争の写真ですね、あれを7月いっぱい借りることができましたので、まず東京から、そして千葉というふうに写真展を行いますが、そのほかでも、ぜひ私たちのところでやってくれというようなところがあったらぜひ手をあげてほしいのですが、そういう運動をぜひやっていきたいと、まあ、いまのところ借りられているのは7月いっぱいなんですけれどもね。その後もやりたいというところがあればどんどん申し込んで、広げてほしいですね。
 
50周年の「73」の集会自身をいかに、大きく、大きくというかな、やはりかなりの注目を浴びる必要があると考えていますので、呼ぶ人ですね、人選についても有名な人に来てもらわなければならないと考えています。そこで反対同盟という名前を使うかどうかという問題がでてきますので、実行委員会という、とにかく有志、やりたい、一緒にやりたい、やってくれる、そういう主体的に関わってくれる人といっしょに実行委員会という形式でやりたい。そのためにはそれまでの経緯とかそういうのを乗り越えて、同じ想いでやってくれる人ならば誰とでもいっしょにやりたいと思っておりますので、もしなにか、いろんな意見ですとか、こういうことをやりたいとか、なにかありましたらぜひ声をかけていただきたいですし、私たちもまだまだ企画を練る段階でありますが、一日も早く企画を練り上げて一緒にやれる形を作っていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
 
とにかく、今年、反対同盟、全力で頑張っていきますので、よろしくお願いします。

 【注】本文中の括弧( )内は、当ブログ管理人による注です。

 

 

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