2022年11月 2日 (水)

市東さんの農地を守ろう (反対同盟からの緊急アピールに応えよう!)

 

NAAの強制執行申し立て・市東さんの農地強奪宣言を許すな! 反対同盟の11・1アピールを全面的に支持する。

  三里塚関西実行委員会の会員、支持者の皆さん。

 成田空港会社(NAA)は、10月18日、それまでの最高裁、東京高裁などの決定を根拠に、市東さんの天神峰の農地にあるヤグラ、大看板、看板などの撤去を強制執行で奪い撤去することを千葉地裁に申し立て、それを受けて千葉地裁は10月24日、それらを認める審尋書を発行して、その書類が到着してから2週間以内の当事者による「意見」を求めてきた。上記のヤグラなどに強制執行を行うという宣言である。

 しかも、10月27日付けの千葉日報が報じるように、「農地明け渡しの強制執行に今回の申し立ては必要ない」というのだ。

 NAAそしてこの強制執行を具体的に行おうとする国家権力は、当然にも機動隊の数に任せて反対同盟を先頭とした反対の声を暴力的に排除し執行を強行し、先の物件がある市東さんの樫の木がそびえる天神峰の離れなどと、天神峰の農地、そして南台の農地法裁判の該当地を高いフェンスで囲い込むつもりなのであろう。天神峰現地闘争本部の解体撤去がそうだったように。

 しかし、いずれにしろこうした暴挙が行われれば、市東さんの農業への営みは基本的に破壊され、不可能となる。日本の法律によれば、10年以上耕せば耕作権が発生し、その農地は耕してきた農民のものとなるのではないのか。こうした基本的な農業を守る法律を無視して、このような暴挙がまかり通るところに、「農作物など輸入すればいい」と食糧自給率を先進国の中で唯一、50%を割り込むどころか、37%まで下落させてきた最大の原因があるのではないのか。

 現実の問題としてもヤグラや、大看板など、あるいは市東さんの天神峰の農地や、南台の農地は成田空港の現実の運用に何一つ障害を生んでいないではないか。NAAは、第2滑走路運用開始の当時こそは、誘導路に信号をつけたりして、その「不便さ」を強調していた。しかし、10年も経たないうちにそれらの信号は取っ払われ、何不自由なく運用されているのが現実ではないか。

 市東さんの営農を基本のところで破壊しようとする今回の攻撃は、農民としての市東さんの人権、生きる権利を破壊する、ただそれだけで行われようとする攻撃でしかない。こんなことは許されない。

 今こそ、「農地は私の命です」と宣言し、2000年春以来、父の市東東市さんの跡を継いでこられた市東孝雄さんの農民として当然の生きる権利、農業を、守り抜こう! NAA、裁判所、警察機動隊が一体となった今回の強制執行攻撃を断じて許すな! 11月13日、27日の緊急現地闘争に馳せ参じよう!

 

以下に、反対同盟から出された緊急アピールを掲載します。

                        202211月1日

緊急アピール

NAAの強制執行申し立て・市東さんの農地強奪宣言を許すな! 農地取り上げ強制執行実力阻止へ!みなさんの総決起を訴えます

                                                                     三里塚芝山連合空港反対同盟

 市東孝雄さんの農地取り上げ問題に心を寄せて下さっている全国の仲間のみなさん。成田空港 会社(NAA)はついに、市東さんの農地取り上げ強制執行のための具体的かつ最後的な手続き を開始しました。事態は風雲急を告げています。あらゆる手段を駆使して農地取り上げを阻まなければなりません。ぜひとも力をお貸しください。

 東京高裁は1018日、新やぐら裁判控訴審判決での仮執行宣言(判決確定前に執行できる) に対する反対同盟の強制執行停止申し立てを却下しました。NAAは間髪を入れずに同日、千葉地裁に対して「建物等収去命令」と「工作物収去命令」を申し立てました。(翌19日にはマスコミ各社を集め、成田空港機能強化のB滑走路北延伸準備工事の着工を発表)
 NAAの田村明比古社長は20日の記者会見で、「どこかの時点で執行する必要はある。円滑かつ確実に実施するため、関係各方面と検討している」とコメントしました。市東さんの天神峰農地、その上に建つ営農と生活に必要な作業場・ビニールハウス・トイレ等、反対同盟の看板・やぐら、 南台農地の一部まですべて奪うと公然と言い放ったのです。大木よねさんへの代執行以来阻んできた農地強奪にふたたび手を染めるという宣言を絶対に許すことはできません。
 そもそも空港公団(現 NAA)は1993年、機動隊による暴力的強制収用を謝罪し、「平行滑走路の用地取得にあたっては、あらゆる意味において強制的な手段はとらない」「あくまで住民との話し合いで問題を解決する」と誓約し、「社会問題としての三里塚闘争は終わった」などと一大キャペーンを行いました。さらに黒野匡彦 NAA 社長(当時)は2005年、東峰区住民に「皆様の生活 環境や人間としての尊厳を損なうようなことは二度とやらない」と謝罪しました。その舌の根も乾かないうちに新たな強制執行に踏み切ることは不正義極まる暴挙と言うほかありません。
 しかも、対象となっている農地は市東家が3代100年にわたって耕し続け、豊富な微生物を含み 多種多様な品目を育てることができる代替不可能な農地です。この農地を強奪し、手塩にかけて育てた完全無農薬有機野菜で多くの産直会員の命と健康を支えている市東さんの誇りと生きがいを奪うことは、何人にも許されるものではありません。
 農地を奪わずともすでに飛行機は飛んでおり、訪日外国人客と成田の利用者数が過去最高を記録した2019年の段階ですら成田の発着回数は26万回に過ぎず、現状可能な30万回にも達していません。しかも、それは新規就航便の着陸料金を免除するなどして無理やり需要を創出した バブルでした。そのバブルがコロナショックではじけ、社会全体のオンライン化が進む中で、ビジネス客は戻らないと航空会社の社長ですら認めています。さらに気候変動を促進する飛行機の利用を忌避する「飛び恥」運動の拡大などで、旅行客も戻りません。
 あるのは、軍事的な要請にもとづく需要だけです。政府は安全保障関連3文書の改定に向けた「有識者会議」の第2回会合で、平時からの自衛隊による民間空港の軍事利用について検討を始めると宣言しました。防衛省関係者は「有事に備え、滑走路の延伸が必要」とし、さらに、かつての B 滑走路北延伸の首謀者・北側一雄元国交大臣は「自衛隊が利用する局面も想定した上で滑走路の長さなどを検討して整備を」とたきつけているのです。(朝日新聞10/21
 成田の軍事空港化が現実のものとなろうとしている今こそ、改めて戦争反対の一環として市東さんの農地を守る全力での取り組みを訴えます。 私たち反対同盟は、戦争に動員されて傷ついた苦しみ、侵略戦争に加担させられた痛苦の反省をふまえ、闘いの当初から「成田軍事空港絶対反対」を掲げ闘ってきました。「お国のため」として人や物資、土地などあらゆるものを徴用・徴発・収用した結果がヒロシマ・ナガサキ、沖縄の惨劇ではなかったでしょうか。さらに、「経済発展のため」として乱開発した結果が原発事故、気候変動、食料危機の現実ではないでしょうか。
 「国民を飢えさせず、戦争を二度とやらない」と誓ったはずの日本政府は今、「他国の脅威」をあ おって軍事費2倍化、大軍拡、改憲・戦争への道をひた走っています。市東さんの農地を守りぬき、成田軍事空港建設を粉砕しましょう。
 農地は私たちの命です。「安全でおいしい野菜をつくるためにこの土を守る」「三里塚、福島、沖 縄を一つの闘いとして体の続くかぎり農地を耕し闘う」と宣言する市東さんとともに、私たち反対同 盟は56年の闘いの歴史すべてをかけた決戦に必ず勝利する決意です。闘いはここからが本番です。それぞれの現場で市東さんの農地決戦について訴え、ぜひ現地に駆けつけてください。市東さんの農地を守るための十重二十重の陣形をつくろう。援農・カンパ・現地座り込みなどへの総決 起を心から呼びかけます。

 ◎当面する行動方針

 1113緊急現地闘争 1113日(日) 午後1時 市東さん宅中庭集合 集会~デモ

 1127天神峰現地闘争 1127日(日) 午後1時 市東さん宅中庭集合 集会~デモ

 ・団結街道裁判 1118日(金) 午前10時半開廷 千葉地裁

 ・耕作権裁判&千葉地裁包囲デモ 1128日(月) 午前9時 千葉市葭川公園集

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写真は、1枚目 作業小屋、2枚目 大看板、3枚目 やぐら です。

 

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2022年2月 7日 (月)

訃報  春本幸子さんご逝去

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訃 報

兵庫県スモンの会の会長であった春本幸子さんが、今年に入った1月11日に、亡くなられました。88歳。

 ご自身も薬害に侵され、1969年、全国に先駆けて薬害企業、薬害行政と闘う「兵庫県スモンの会」を結成し、闘い抜かれ、原告全員の「和解」という勝利をもぎとられました。
 三里塚関西実行委員会の結成以来、可能な限り集会などに参加してくださり、三里塚現地にも駆け付けられました。私たちにとっては、神戸における非常に重要な「仲間」でした。武田製薬の社前闘争には私も参加させていただいたことがあります。

 春本さんのご冥福を心からお祈りいたします。

(松原、写真は2015年頃のもので、春本さんご自身が、自らのお葬式にと、撮られたものだそうです)

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2019年9月10日 (火)

三里塚現地で台風15号の被害甚大

 昨日、9月9日早朝、台風15号が千葉市に上陸し、三里塚を直撃しました。

 被害の詳細はまだ時間がかかると思われますが、ハウス、小屋などが破壊され、家屋にも被害が出ているようです。畑と農産物そのものにも甚大な被害が出ているものと思われます。電気があの辺り一帯で停電し、萩原さんのところではハウスが飛ばされて電線を直撃、回復にどれくらいかかるか展望が見えていません。

 お見舞いと激励の送り先   
   萩原富夫   成田市東峰107
   市東孝雄   成田市天神峰63
 (お二人へのお見舞いは、萩原さんの所に連名で出していただければと思います)
 また、関西実行委員会では、9月24日の請求異議裁判控訴審闘争の現場で、お二人に直接お渡しすることも準備しますので、そちらへ託していただければ結構かとも思います。
 託し先  〒650-2410 淡路市岩屋599-11 三里塚関西実行委員会宛て
 (なお、9月15日、「9・15講演集会」(大阪市立中央会館)でも受け付けさせていただきます。

 みなさん。関西からは復旧の応援もできません(その費用があればカンパに!)。萩原さん、市東さんへのお見舞いと激励はもとより、なによりも、9月24日、請求異議審控訴審闘争、10月13日三里塚現地全国集会に結集しよう! 

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2019年2月21日 (木)

2・25「三里塚農地裁判は、いま」学習会に参加を

 昨年12月20日、千葉地裁(高瀬裁判長)は、農地取り上げの強制執行停止を求める「請求異議裁判」において、原告農民・市東孝雄さんの訴えをことごとく退ける不当な決定を行いました。市東さんと弁護団は直ちに控訴し、闘いの場は東京高裁に移るとともに、三里塚現地はいやがうえにも緊張感を増しています。

 本来なら農地法によって守られている農民の耕作地と権利を、本人の承諾もなしに取り上げるなどできるはずもありません。しかし10年にも及んだその裁判で、裁判所は成田空港の「公共性」を盾に、農地取り上げを是とする決定を行いました。

19225_3国・成田空港会社が取り上げようとしている耕作地は、市東さんの全耕作地
の70%にも及び、まさに生活の場、生きる権利を根こそぎ奪う暴挙です。これを何の権利保全も行わず、強行することは許されることではありません。ましてや国・NAAはこれまで何度も「強制的手段は用いません」と約束をくり返してきました。請求異議裁判は、このことを大きな争点として闘われてきましたが、一審千葉地裁は「強制執行権の放棄ないし不執行の合意は認められない」と、市東さんの訴えを退けたのです。
 今回の学習会では、裁判を担っている弁護団から大口弁護士を迎えて、この千葉地裁判決の報告と検証を受け、控訴審や強制執行攻撃に、ともに立ち向かっていきたいと思います。また市東さんのもう一つの裁判・耕作権裁判や新やぐら裁判などの裁判闘争の現状についても、報告を受けたいと思います。
 三里塚に心をよせる皆さん、市東さん・反対同盟と共に心を一つに、アベ政治に立ち向かいましょう。学習会への参加を訴えます。(2・25チラシ案内文より)

 

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2018年11月27日 (火)

関西生コンに対する弾圧に抗議する!

 私たち三里塚関西実行委員会は、今日の滋賀県警による8名(3名の再逮捕、新たに5名)逮捕をはじめ、この一年、全日建連帯労組関西生コン支部に対する大阪府警をはじめとした警察権力、国家権力による弾圧攻撃に対し、満腔の怒りをこめ、以下の抗議声明を今日の会議で決定しました。

  抗議声明

 全日建連帯労組関西地区生コン支部に対し、大阪府警など国家権力は、今年に入って、不当な家宅捜査、組合員の不当逮捕、起訴などを繰り返し、先日21日には、拘留中の武委員長の再逮捕と組合執行部中枢の3人を逮捕した。さらに今日、8人を新たに逮捕した。労働組合としての正当な争議や団体交渉、ストライキなどを恐喝(あるいは未遂)、威力業務妨害などとするもので、断じて許されない。
 
11月22日に組合からだされた抗議声明にあるように、「民事不介入の原則をふみにじって労使関係に介入すること自体が捜査権の乱用であるうえ、一連の弾圧は、憲法28条が保障する団結権と団体行動権、そして労働組合法が明記する組合活動に対する刑事免責と民事免責という、労働組合の権利の根幹に挑戦するもの」である。
 
この間、私たちと共に三里塚闘争に連帯し、辺野古の新基地建設反対、原発再稼働反対をともにたたかう関西生コン支部が、「国策」に対して闘ってきたがゆえの弾圧であることは明らかであろう。
 
私たちは大阪府警をはじめとする警察権力と、その手先となった裁判所・検察に対し怒りの抗議を表明し弾劾する。大阪府警など国家権力は拘束している組合員を直ちに釈放しろ! そして関西地区生コン支部とその組合員に対して謝罪することを要求する。
 
私たちは、関西生コン支部と共に、とことん闘うことを明らかにする。
 
2018年11月27日           
               三里塚関西実行委員会

 

 

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2018年9月 6日 (木)

「機能強化拡大工事着工に反対する声明」

三里塚反対同盟(熱田派)の加瀬勉さんから以下の声明が出されましたので、紹介します。

成田空港機能強化拡大工事着工に反対する声明
                                 2018年9月1日

 成田国際空港会社は二五〇〇m滑走路を北側に一〇〇〇m延長するための地盤調査のボーリング工事を開始した。また、夜間空港飛行制限を六時から深夜一二時まで延長、深夜の飛行便数制限の撤回のため新たなる防音工事の受付を一〇月一日より開始することを明らかにした。空港機能拡大の工事着工を直ちに中止せよ!

 空港機能拡大計画説明会を住民との協議合意の場と利用し、一方的に計画を住民に強制し、四者協の合意を住民との合意と曲解し、今度の着工となった。説明会は説明会であり住民との合意ではない。四者協の合意は住民の合意ではない。
住民無視、農地強奪、自然破壊、騒音地獄の発生と住民無視の生存権を脅かす空港機能拡大、工事着工計画を直ちに中止せよ。
 
 われわれはあらゆる手段をもって抗議行動を展開する。沖縄の辺野古の基地拡張計画、福島の原発汚染水を海に放流するための説明会、三里塚の空港機能拡大のための強行着工。政府と資本の強権政治に対し自らの生活を守るために連帯し
て闘うことを表明するものである。
 

なお、この文章はFacebookの「三里塚で闘い続けるひとびとと共に!交流・討論の部屋」で流れました。
千葉日報(19.8.31)は以下のように報じています。18831

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2018年8月25日 (土)

「山本善偉さんを偲ぶ会」の概要が決まりました

 8月2日逝去された山本善偉さんを「偲ぶ会」の概要が決まりました。
時・11月3日(土、休日)午後1時半開会~4時半
所・神戸学生青年センターホール
  神戸市灘区山田町3丁目1(阪急六甲北東)
    ☎078-851-2760
会費・2000円(軽食あり、おおまきちまきさん出演)
なお、準備の都合がありますので、必ず事前に9月中にお申し込みください(申し込み先ほか、詳細は別途みなさんにお知らせします)。

 18824今日の野菜が、厳しい暑さの三里塚から届きました。
ジャガイモ、玉ねぎ、ミニトマト、オクラ、ピーマン、モロヘイヤ、なす、ゴーヤ、赤ねぎ 以上9品です。

 9・27請求異議裁判最終弁論、10・14三里塚現地全国集会に集まろう!

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2018年8月 3日 (金)

山本善偉さんの葬儀などについて

 三里塚関西実行委員会世話人・山本善偉さんが、昨日、午後3時過ぎに逝去されました。98歳。

 明日、前夜祭、明後日、昇天式が以下の時間で行われますが、家族葬として執り行いたいとのご遺族の意向がありますので、基本的には弔電などによる弔意の表明で済ましていただけるよう、お願いいたします。

 喪主   山本幸造

 式場   西宮山手会館
       
住所・西宮市城ヶ堀町1-40
       電話・0798-35-1151

 前夜祭  8月4日(土)午後6時より

 昇天式  8月5日(日)午後1時より

なお、香典、献花などは遺族の意向によりお受けしないことになっております。

心から、山本善偉世話人のご冥福をお祈りいたします。

 なお、三里塚関西実行委員会と新空港反対東灘区住民の会の合同で、後日、山本先生を偲ぶ会を必ず開催いたします。その折には、改めてみなさんへのご案内・告知をいたしますので、ご了解ください。

                     三里塚関西実行委員会事務局 

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2018年8月 2日 (木)

関実世話人・山本善偉さんご逝去

 先ほど午後3時ころ、18128関西実行委員会世話人の山本善偉さんが亡くなられたとご家族から連絡がありました。98歳。心からご冥福を祈ります。

 写真は、今年の1月28日、狭山集会で石川一雄さんと握手しておられるときのもので、山本先生の最後の現場となりました。

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2017年7月 4日 (火)

7・9現地闘争と天神峰樫の木まつり

7月9日、三里塚反対同盟が「現地闘争と天神峰樫の木まつり」を呼びかけてい1779_2ます。

 正午に市東さんの南台の畑に集合。畑見学などの現地調査をやった上で、12時40分から打ち合わせ、13時から開拓組合道路までデモ行進。そして14時頃から、市東さんのお宅の中庭に移動して「天神峰樫の木祭り」が交流の場として行われます。

 昨年10月の最高裁判決を受けて、市東さんの農地をめぐって緊張が高まっています。同時に、2020年オリンピックを口実に、成田空港の運行時間を始めとした規制の緩和、そして第3滑走路などによる拡張、いわゆる「空港の機能強化」が進められようとしています。裁判による市東さんの農地強奪の攻撃もその一環です。

 1771こんなアベ政権のデタラメを、沖縄の皆さんのたたかい、あるいは福島の避難者や東京をはじめとした深刻な放射能被害の蔓延などに対するたたかいとともに、三里塚の最高裁決定に対する請求異議裁判のたたかい、そして耕作権裁判のたたかいを進めるために集まりましょう。

 パソコンがおかしくなり、先週からこのブログに入れなくなっていたのが、入れるようになりました。ついでに、先週の三里塚からの野菜の報告も。葉物は減りましたが、ズッキーニ、トウモロコシ、キュウリなど、豊かに実っているようです。梅雨と言いながら、雨が少ないように思うのですが、影響が出なければいいのですが。

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