2018年9月22日 (土)

今週の産直野菜 (9月22日)

 

先ほど三里塚から野菜が届いた。

 

18922ピーマン、ジャガイモ、サツマイモ、オクラ、青唐辛子、ミニ冬瓜、カボチ    ャ、ナス、ネギ 以上9品。

 

来週、9月27日(木)、市東孝雄さんの農地をめぐる請求異議裁判の最終弁論と市東さん本人の陳述が行われる。この裁判は、最高裁の決定が出ているものの、同じ南台の農地をめぐって並行して始まった耕作権裁判が、11年もかかって未だに求釈明の段階で、証人尋問、証拠調べさえできないでいることが示すように、千葉地裁での多見谷裁判長による判決の強行と、東京高裁、最高裁によるその追認が、でたらめ極まりないものであったことを示している。

 

そこには空港建設という「国策」を掲げて、親子3代、100年にわたって耕されてきた優良農地を取り上げるという、絶対に許すことができない日本の自民党農政の姿がある。とりわけ3選をもって改憲への道を走ろうとする安倍政権による第一次産業としての農業切り捨て、農民切捨ての現実がある。戦後の農業基本法(自民党農政)による農業切り捨て、家族農業破壊の流れは、安倍政権になって、農地法の改悪、種子法の廃止などによって極まっている。そして同じ第一次産業である小規模漁業の破壊へも進んでいる。

 

こうした第一次産業を破壊し、大資本、多国籍企業の利益にのみ依拠しようとするアベ政治は、労働者をはじめとした貧困、格差の社会を強制している。

 

 市東さんの農地をめぐるこの農地法のたたかい、請求異議裁判のたたかいは、こうした日本のアベ政治の核心を突き、展望を失い農地から離れ始めている農民への励ましの闘いとなっている。

 

 9月27日、千葉地裁に結集し、裁判所を埋め尽くして闘おう。裁判は午後2時から601号法廷で開かれますが、正午、千葉市中央公園で簡単な集会をして、裁判所へのデモがあります。また裁判だけの場合は、傍聴券の配布がありますので、開廷30分前までにお集まりください。

 

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2018年9月16日 (日)

今週の産直野菜 (9月16日)

 18916今週の三里塚の産直野菜が、昨日、所用で留守をしたため先ほど届きました。

 ナス、青唐辛子、オクラ、玉ねぎ、ジャガイモ、ゴーヤ、なす、葉しょうが 以上 8品です。2日間、この暑さで旅をさせてと思いましたが、葉物がなく、これならみなさん、大丈夫。

 昨日は、この5月に84歳で亡くなられた知人の「偲ぶ会」で横浜の寿町に。寿町は、故人が71歳で社会福祉士の資格を取り、晩年、活動をしたところ。40人ちかくの様々な故人との関わりのある人々が集まり、全員が故人との関わりと想いを語った。爽やかな「偲ぶ会」だった。

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2018年9月 8日 (土)

今週の産直野菜 (9月8日)

 1898今週の三里塚の野菜が、届きました。かぼちゃ、玉ねぎ、ジャガイモ、なす、ゴーヤ、モロヘイヤ、赤ねぎ、葉しょうが 以上9品です。暑さの酷い夏でしたが、何とか乗り切れたかなという感じですね。この台風や大雨騒ぎの世の中で、三里塚はほとんど雨がないまま9月を迎え、「夏野菜の収穫が減少」とか。
 昨日は、冷蔵庫の中の最後の野菜、ネギとピーマンを料理していたら、切り捨てた中に住んでいたのか、3センチくらいの細い毛虫のようなものが蠢いていた。

 18927今日の荷物の中に市東さんの農地をめぐる「請求異議裁判」の9月27日の裁判(最終弁論)の告知のチラシが入っていました。「弁護団の最終弁論と石原健二・内藤光博両補佐人と市東孝雄さんの本人陳述」と告知しています。午後2時からの法廷ですが、傍聴券の配布がありますので、30分前には裁判所一回ロビーに。それに先立つ集会が正午から中央公園で、その後、裁判所に向かってデモがあります。参加しましょう! 

 1898_2また、「市東さんの農地取り上げに反対する会」の共同代表であり、秋田の八郎潟の米百姓である坂本進一郎さん著作の『大地に生きる百姓』が出版されました。定価1800円です。農業のことを日頃考えたことのないみなさん。市東さんの農地問題をはじめ、日本の農業の歴史など参考になります。関西実行委員会でも扱っておりますのでご注文ください。

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2018年9月 5日 (水)

関西空港が沈んだ?

 

 台風21号の襲撃で、各地に甚大な被害が出ていることをお見舞いもうしあげます。

 

 1895その上で、今朝の朝日新聞トップの記事が「台風 関空冠水」の大見出しの下に書かれています。台風が吸い上げる巨大な力で海面の水位が上がる現象があり、神戸市でもポートアイランドのコンテナが高潮で海に流れ出していることが報じられています。昨日の台風で大阪では過去最高潮位を329センチ超えたというのです。

 

 実は関西空港はその埋め立て土砂の重量で、地層の沖積層はもとより氷河期に形成されたとするその下の洪積層が沈み続けています。今も毎年、7センチ余りの沈下があります。関西空港会社のホームページに掲載されていますので、誰でも見ることができます。

 

 関西空港の建設過程で、国は8メートルくらいの沈下で止まると豪語していましたが、今回の件で報じられているように開港して24年、建設をはじめて30年ほどで、すでに平均14メートルも沈み、専門家によればこの沈下は50年以上は続くだろうがいつまで続くかわからないと言われています。この朝日新聞の写真によれば(最高潮位の時ではないと思いますが)空港の冠水した水面と、その周りとの海水面の高さが変わらないように見えますし、Facebookでの現場からの声でもそのことが言われていました。つまり、空港の滑走路面はすでに周りの海水面より低くなり始めているのです。14メートルも沈めばそうでしょうね。空港会社は、仕方なく空港敷地周辺に高さ3メートルの護岸を作り、さらに継ぎ足していたのですが、それが今回は役に立たなかったのです。

 

 私は開港前に、50年もしたら空港は海の藻屑と沈んでしまうだろうが、それまでは生きていないなと残念に思っていました。しかし、開港してわずか24年で、私の目の前で起こったのです。たとえ台風が原因だとしても。

 

 毎年7センチも沈み続ければ、あと20年後にはさらに1.4メートル沈みます。護岸をさらに高くするのでしょうか。

 

 人間の儲け主義にかられた技術とはこの程度です。辺野古の新基地建設、あるいは原子力発電所のことを想わざるをえません。

 

 それに関西空港会社は鳴り物入りで民営化され、一般企業関西エアポートが買い取りました。しかし、それは運営権だけです。この事故で空港が運営できなければ、関西エアポートは、埋め立て島と滑走路を維持管理する関空会社かその背後にいる国に対してその巨額の損害を請求してくることは理の当然でしょう。それには、多分私たちの税金が使われることになります。

 

 みなさん。どう考えられますか。

 

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2018年8月11日 (土)

今週の産直野菜 (8月11日)

 遅れていた三里塚の野菜が、先ほど届きました。

18811 玉ねぎ、ジャガイモ、ミニトマト、ナス、ピーマン、ししとう、モロヘイヤ、はぐら瓜、ニガウリ、赤ねぎ 以上10品です。

 各地の「里帰り」による渋滞の影響で、宅急便が大阪のセンターに着くのが5、6時間遅れたようです。昼間は出かけていたので、7時過ぎに届けてもらうよう依頼し、届いたものです。
 キュウリとオクラが終わったようですね。しかし、モロヘイヤは半端じゃない。三里塚の援農で思い出深いモロヘイヤ。立ったまま収穫作業ができ、しかも新鮮さが重要なので午前中(朝早くといったほうがいいか)に作業するので、ほんとに気持ちよくできる。しかし、虫に弱いのも(虫から見ても美味しい)モロヘイヤ。しかし、今年のモロヘイヤは今のところ虫食いは知れている。流石に長旅が堪えたのか、傷んではいるが、1時間余り、赤ネギと一緒に水に浸している。どれくらい戻るか。来週は、盆休みで野菜がないので、驚くほど多いけれども、このモロヘイヤがどれほど蘇生してくれるか。

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2018年8月 5日 (日)

今週の産直野菜 (8月4日)

 昨日、1884いつもの時間に三里塚から野菜が届きました。しかし、辺野古の海に基地をつくらせない神戸行動で配るビラに「高浜原発このまま廃炉 8・25関電包囲全国集会」のビラを入れてもらうために、モロヘイヤを水に漬けたりの処理をしてすぐに家を飛び出した。そして帰ってきて喪服に着替えて、山本善偉先生の「前夜祭」に伺うために出かけました。そのため、報告が遅れました。

 オクラ、ミニトマト、ジャガイモ、玉ねぎ、モロヘイヤ、ナス、ピーマン、はぐら瓜、キュウリ、シシトウ 以上10品です。

 「野菜だより」には、「週末の迷走台風は、強雨被害もありましたが恩恵のほうが大」とありますが、他方で「灌水作業の大変さ(作物によって水の撒き方が違うのだ)」が「暑いよ~」ということばとともに書かれています。この異常な猛暑で、ほんとに大変そうです。被害が出なければいいのですが。

 今日は、これから山本先生の葬儀「昇天式」に行きます。私たち三里塚関西実行委員会は、「山本善偉さんを偲ぶ会(仮称)」を、新空港反対東灘区住民の会と合同で11月3日(土、休日)昼過ぎに、神戸学生青年センターホール(阪急六甲)で催すことを決定しました。(詳しい時間や会費など、詳細は別途案内させていただきます。)

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2018年8月 4日 (土)

惜別の辞     松原康彦

 

 18128_2山本善偉先生、97年と9ヶ月の人生、ほんとうにご苦労様でした。今年の128日の狭山集会「獄友」で石川一雄さんと握手をした時の先生の満面の笑みが示すように、そして1975年の関西新空港反対東灘区住民の会の代表就任、1977年の三里塚関西実行委員会世話人就任、以来亡くなられるまで現職をまっとうされ、闘いぬかれました。私のFacebookの先生の逝去を伝える記事に多くのみなさんが「大往生」と書かれたように、正に大往生としか表現できない凄いものでした。

 その先生の98年近い人生の中で、その過半を超える54年をご一緒させていただけたことを心から感謝いたします。その暖かい優しさと真っ直ぐな生き方が、三里塚を軸とする困難な「政治」の世界の中で、幾度か挫けそうになる私を支え、励ましていただけたこと、そしてこうして「惜別」を語れる身でおれることに何より心からの感謝をささげます。ほんとにありがとうございました。

 先生と酒を酌み交わしながら2年余の歳月をかけて出版した『ライオン吠える』(2015年出版)に先生の人生の多くが語られていますので、ここでは割愛させていただきたいと思います。

 そこには詳しく触れられていませんが、先生も私も木の根の小川源さんとの交流から三里塚闘争に関わるようになりました。しかし、三里塚闘争はその後、『3・8分裂』(1983年)という三里塚反対同盟の分裂と、党派対立の渦中に好むと好まざるとに関わらず巻き込まれました。先生と私もそうでした。小川源さんは熱田派に行かれ、先生と私は運動の流れの中で北原派に合流しました。その後、小川源さんが亡くなられた時、当然にも先生は葬儀に行かれるだろうと考え、私は行くのをやめました。先生以上に家族を挙げて交流していただけに、家族からの非難も受けました。同じ問題に悩まれているだろうと気を使い、この問題をどうされたか先生にお聞きしたのは1年以上たってからではなかったかと思います。先生も、運動の厳しい対立を考え行かれていなかったのです。しかも、先生は、この過程の「分裂」について「なぜそうなるのかいまだにわからない」と、亡くなられる最後まで言われながらです。

 三里塚闘争は、国家権力が総力をかけた農業潰し、空港建設の事業であっただけに、それと対決する私たちの運動内部にも『3・8分裂』に象徴される様々な政治的な蠢きが北原派の中にも、私たち三里塚関西実行委員会の中にもありました。その中で木の葉のように揺れ動く私を、先生は常に見守り、私の想いを聞き、それを常に支えてくださいました。そのことがなければ、今もなお私が三里塚に、それも非常に重要な位置をもって関わり続けてこれたことが果たしてできただろうかと、今、率直に思います。それは今日の、沖縄、狭山、そして特に「すべての原発の廃炉」を求めた厳しい若狭での現地闘争を続けている「若狭の原発を考える会」への私のかかわりを全面的に支持し、心配してくださっていたことにも表れています。考えれば考えるほど先生のお気持ちに対する感謝の念は大きくなるばかりです。

 実は、このことは今年の関西実行委員会の団結旗開きに「若狭の原発を考える会」のみなさんが木原壯林さんを先頭に参加してくださることを聞いて、来られる予定の1時間も前から先生が待っておられたことに如実に示されています。

 先生。先生の「大往生」を前に、私も、先生には追いつけないだろうとは思いますが、目いっぱい現場に立って、闘いの仲間の一人として頑張ってまいります。先生が亡くなられる3日前にお会いしたときに「歩けるのはいいなぁ」と言われたことを忘れません。先生の「動けない俺に代わって、現場で闘ってくれ」とその時に言われた言葉を先生の遺言として、これからの道を歩みます。見守ってください。

 安らかなお眠りにつかれることを心から念じて、私の「惜別の辞」とさせていただきます。

                 201884
                    松原康彦

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2018年7月28日 (土)

今週の産直野菜 (7月27日)

 

 今日は平常通り、無事に三里塚から野菜が届きました(少し遅かったので、辺野古のミーティングに遅れるかな)。

 

 18727玉ねぎ、ジャガイモ、セロリ、なす、オクラ、青とうがらし、ニンニク、ミニトマト、ニンジン、モロヘイヤ、ピーマン、キュウリ、うり 以上 13品も。

 

 モロヘイヤとオクラが揃うと、盛夏(真夏)やなぁと思う。しかし、まだ虫が発生していないのかきれいなモロヘイヤだ。

 

 この各地の大雨ばかりの状況の中で「雨がほしい・・・」と『野菜だより』にコメントが挿入されています。そうなんだ。今日の狭山街宣を雨が直撃しそうな台風12号が、先日の大雨で大変な被害が出てまだまだ先が見えない岡山、広島地方に近畿を直撃した後、「逆走」して襲うとか。被災地のみなさんに大過ないことを祈るのみです。

 

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2018年7月23日 (月)

今週の産直野菜 (7月23日)

 

 先ほど私の事情で、この猛暑の中3泊4日の旅をしてきた三里塚の野菜たちが届いた。一昨日、18723昨日と交流していた萩原富夫さんに聞くと、8本も入っているトウモロコシがやばいと。トウモロコシの味が落ちるのが早いとは聞いていた。萩原さんによると、自家用に仕入れたトウモロコシでも、仕入れたその日に食べきれなければ、夜には水に漬けるそうだ。

 

 届いた野菜は、ピーマン、キュウリ、唐辛子、玉ねぎ、ジャガイモ、ニンニク、トウモロコシ、なす、ニンジン 以上9品。

 

 なにより心配だったトウモロコシの1本を剥いてみたら、見た目は大丈夫(何しろ大好物なのだ!)。18723_2早速、その剥いた1本をオーブントースターで焼いてみて(2枚目写真)食べた。確かに採れたてのめっちゃ美味しいというのではないが、しかし、美味しい。ほっとした。ニンジンが1本、傷んでいた。それ以外は、見た目は大丈夫。よかった。

 

 18721萩原さんは、98歳を目前にしてちょっと弱ってきておられる山本善偉先生を見舞うために前日に関西に来て、翌日、淡路で開かれた「大阪湾岸住民研修会(注)」に参加し、三里塚の裁判の現状や、第3滑走路問題と機能強化の問題、そして小規模・家族農業破壊に進む農業の現状の中での市東さん(農地)問題などについて、187222時間にわたって質疑に応じられた。

 

 (注)大阪湾岸研修会は1974年か75年に関西空港問題を湾岸住民で話し合おうと始まった会議で、後の三里塚関西実行委員会(1977年結成)の母体となり、その一年の活動を話し合う会議として、毎年一回、今年まで続いている。

 

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2018年7月14日 (土)

今週の産直野菜 (7月14日)

 先ほど三里塚から野菜が届きました。

 

18714_3ニンニク、玉ねぎ、ジャガイモ、オクラ、ナス、キュウリ、トウモロコシ、セロリ、ピーマン、ニンジン 以上10品です。この異常な暑さと、突然の大雨(千葉はあまり降らなかったようですが)。この異常な気象の中で、それぞれなりに野菜たちが育っているようですね。オクラが来ると、「夏やなぁ」と思いますね。

 

 すでにお知らせしているように、今週、717日(火)午後2時より千葉地裁で市東孝雄さんの農地をめぐる請求異議裁判の口頭弁論が開かれる。

 前回法廷では裁判長は、この日に結審という方針を打ち出し、73日の進行協議で、石原健二、内藤光博両氏を証人としてではなく「補佐人」として意見を述べていただくという譲歩を裁判所が行った。その上で、最終弁論をしてこの日結審と裁判所は主張。

 9日、再度開かれた進行協議で、裁判所がさらに譲歩し、927日(木)に、弁護団の最終弁論、市東さんの意見陳述を行って、結審することになった(時間は未定)。717日、927日、全力で傍聴に駆け付け、千葉地裁・高瀬裁判長を追い詰めましょう。

 今日の朝日新聞に「野村HD 農業に投資 -ICTで省力化・成田を輸出拠点に-」なる記事がでた(「18.7.14朝日新聞・農業.pdf」をダウンロード)。成田で輸出できる野菜を作り成田空港からという記事だ。18714_2その最後に「日本の農業は、高コストや人口減による後継者不足が指摘されてきた。だが、野村A&Aの大野敦幸社長は「農業は手つかずの部分があり、伸びしろがある。やりようによっては成長産業になる」と強気だ。」とある。

国家権力は農業本来のあり方を明治以来の近代化・富国強兵政策、帝国主義化の中でとことん収奪し、疲弊させてきた。その上で、戦後の「農業基本法」「農政改革」の中で、小規模農業、家族農業をさらに収奪し、「農地法」改悪を通して、農地の収奪を強行してきた。それに対する象徴的な農民闘争が50年を超える三里塚闘争であり、不法・不当な最高裁決定(多見谷地裁判決)をめぐる請求異議裁判闘争である。2000年代以来、自民党農政の尖兵となり、かかる農業破壊のキャンペーン(TPP賛成も)をマスコミの先頭ではる朝日新聞の蠢きを許さず、三里塚、そして全国の農民とともに小規模農業、家族農業を守る闘いとして三里塚に注目し、三里塚農民とともに闘おう。

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