7・2天神峰現地闘争&農楽まつり
昨日、7月2日、三里塚で「天神峰現地闘争&農楽まつり」が開かれ、参加してきました。
午前11時に、市東孝雄さんの南台の畑に集合。前日までの雨と大違い、晴天の下、暑い中をデモが出発。
1時間あまりで、萩原さんの清水の畑に到着(下の畑の写真は川口真由美さんのFacebookより借用)。
この6年、この時期に「樫の木まつり」として6年余り続けられてきたのですが、今年の2月15日、1000人の機動隊を動員して樫の木がある天神峰の畑が封鎖され、市東さんは耕作が出来なくなったのです。市東さん3代の間に巨木になった樫の木も伐り倒されました。
市東さんと三里塚反対同盟は、この攻撃に屈することなく作業場などを再建、そして「樫の木祭り」を「農楽まつり」として継続したのです。この畑は約5反あるそうですが、闘いに使われるのは20年ぶりくらいかな。ほんとに久しぶりです。炎天下の畑でかなと心配したのですが、写真左手の木立の下で「まつり」が。木漏れ日が注ぐところを除くと、デモが暑かっただけに、涼しくて気持ちのいい時間でした。
三里塚反対同盟の主催者挨拶が伊藤信晴さんから、そして動労千葉と三里塚関西実行委員会の私と市東さんの会からのあいさつの後は、いつもの集会と様変わりして、「農楽」の言葉通り、音楽詰め。先ず、萩原富夫さんの独演。
続いて、そのバックも務めたいなのとひら・のとこばのみなさん。
そして川口真由美さん。
千葉の仲間が用意してくれていたお酒をいただきながら、たっぷりと音楽、唄を堪能できました。反対同盟が用意してくれた豚汁が、大量に作るので、ほんとに美味しかった。
各団体からの挨拶、決意表明の後、最後に市東孝雄さんから「がんばります」と挨拶があり集会を終えました。
ちょっといつもの三里塚現地闘争とは違う雰囲気を楽しみ、最後まで居れるかなと心配していましたが、音楽の後のそれぞれ参加者の挨拶を聞いて、最後まで楽しみ、萩原さんにJRまで送っていただき、帰途に着きました。
いやあ、「雨が降れば中止」という連絡でしたので、どうなることかと心配しましたが、晴れあがり、足元もしっかりしていて、靴も汚れることなく、しかも、木立の下で涼しい風があり、気持ちのいい時間でした。
デモの出発点の南台の農地をめぐる攻防、それを守ることが当面の闘いですが、その焦点となっている耕作権裁判が17年もかかっていまだに千葉地裁で争われています。しかもその裁判の中で、空港会社NAAの証拠偽造が明きらかになっています。この7月24日にも、その法廷が開かれます。
9月3日の「耕す者に権利あり 農地を奪うな 農地を返せ! 三里塚支援集会」が非常に重要です。弁護団の軸になっている一瀬敬一郎弁護士に講演していただきます。そして10月8日(日)に、三里塚闘争の軸である全国集会が開かれます。みなさん、9月3日、エルおおさか、10月8日三里塚へ、結集してください!
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