今週の産直野菜 (1月26日)
三里塚から今週の野菜が届きました。ターサイ、里芋、白菜、ニンジン、聖護院大根、ネギの6品です。
野菜と一緒に届く『野菜だより』によると、寒波が強く、地面からでている部分が傷んで、三浦大根は先週だけで終了(残念です!)。聖護院大根も上部が予想以上に霜でやられて、「切り大根」。この時期なら例年、小松菜かほうれん草が入ってくるのですが、ターサイだけ。生産者としても、育ててきたものが収穫できず、切ないでしょうね。
遠いため、私たちは参加できませんが、産直総会が近づいています。今年の産直総会では10年あまりぶりの野菜の値上げが議題に上がっています。(世の中のインフレとは別だといっても、ちょっと・・・)10年あまり前の値上げも、「労働者の賃金が低く厳しい」ことが理由になって「値上げは不十分に」(亡くなられた萩原進さんの弁)。今回も、生産者の想いの半額に値切られています。当然、このインフレの世情の中で、生産者の生活も厳しくなっています。特に萩原さんの所では、子どもさんたちが大きくなり教育費の上昇も大変です。それは近くに交わらさせていただいている私には痛切に感じます。なぜ、最低限の生産者の希望の半額に値上げ幅が抑えられるのか私にはわかりません。産直総会で、最低、生産者の希望の値上げが反映されることを遠くから願っています。
下の写真は、1月9日、反対同盟の旗開きに参加した日の朝の萩原さんの畑の様子です。3日前の6日に降った雪が、低い気温のため溶けることなく凍っていました。旗開きの日が気持ちよい天気だったのですが、それ以降も気温はあまり上がっていないようです。年末団結野菜市が断念され、生産者としても厳しい想いの中にあることを、消費者も受け止めましょう。
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