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2021年10月10日 (日)

10・3 三里塚全国集会報告 

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 10月3日、快晴の成田市栗山公園で三里塚全国集会が開かれました。この公園で開かれるのは2018年4月以来のことです。コロナ禍にも拘わらず490名が結集しました。

  脱成長の時

 基調報告の萩原富夫さんはまず6月8日の請求異議裁判の上告棄却でいつ強制執行がやってくるかも知れない情勢ですが、いかなる事態でも実力阻止で闘う決意を示しました。21103_20211010083201 21103_20211010083201
 そして一日の国際線旅客数が3800人という成田空港そのものが必要なくなる危機にあり、もちろん機能強化も必要ない、そして市東さんの決意が変わらないことが何より勝利の要因であることを明らかにし「脱成長と言われています。資本主義をやめなければ地球が壊されてしまいます。農地を守り農業を守ることが未来につながると思います」と結びました。

  安藤さんが歌を披露

 連帯のあいさつが3本。まず動労千葉の関委員長からこの間の闘いの報告があり、続いて関西から安藤眞一さんが「この公園はかつて『成田市営グランド』と呼ばれ激しい闘いが繰り返された歴史をきざむ大切な公園」と紹介しました。故戸村一作委員長が機動隊から暴行を受け負傷した公園です(私はその時まだ三里塚の戦列には加わっていませんでしたが・・)。
 そして牧師の立場から市東さんの農地と大地を守り、平和をつくり出す思いを語りました。そして年末野菜市をさらに充実させること、来春関西で集会を予定していることを明らかにしました。
  驚いたのは川口真由美さんの伴奏で21103_20211010083301歌を披露したことでした。確かに普段から讃美歌などを歌いなれているでしょうから声量があるのはわかりますが・・・(少し音程があやしいところもあったかなあ・・)それにしてもプロの歌手を従えて歌うとはたいした度胸でした。

  関生への弾圧許すな
 最後は関西生コンの西山さん。21103_20211010083302 21103_20211010083302 彼の報告によると一連の大弾圧にも屈せず毎日現場行動を続けているが、さらに大阪府警が解雇撤回行動や労働委員会命令不履行に抗議する労組して当たり前の行動を「名誉棄損」とでっち上げ攻撃してきているとのことです。本当に許せません。私も少額ながら毎月カンパを続けていますが、もっと多くの労働者市民の力でこの歴史を画する大弾圧に反撃していきましょう。

  ウソをつかない
 次に市東孝雄さんが登壇。「6・8判決は想定内、気持ちは変わりません。最終的に勝ちます」と穏やかにしかし最後は「ウソをつかない、諦めない」と力強く語りました。これはおそらくウソをつき続けた安倍とまともに答弁しなかった菅に怒りをぶつけたものだったのではと思いました。21103_20211010083303

 「大ウソのあとは棒読み次は何?」(新聞川柳)

 その後も多くの皆さんの発言がありました。そして途中で川口真由美さんが萩原富夫さんらの伴奏も加わり、自らが作詞作曲した「悲しみから生まれた平和への道」という歌で集会を盛り上げました。21103_20211010083304    連帯の挨拶などの後、集会宣言が提起されて、デモに出発です。ほとんどの参加者が加わったデモは、久しぶりの成田中心部を堂々と進みます。しかし、警察の警備の都合か、新勝寺の手前で道を逸れて、元の会場に戻ったのはちょっと残念でした。21103_20211010083401 21103_20211010083402

  公正で民主的な社会を

 私たちはコロナ禍で空港需要が激減しているから成田は必要ないとだけ主張しているのではありません。あくなき利潤を追求し続けなければ延命出来ない資本主義経済により生じてきた地球規模の気候危機、格差社会の拡大、有機農業を否定し、大量の農薬と化学肥料を使用した農業の工業化などにより公正で民主的な社会が壊されていくことに抵抗しているのです。その象徴が「脱成長」であり「市東さんの農地を守れ」だと思っています。

 闘いはまだまだ続きます。ともに頑張りましょう。
   「虫食いが品質保証無農薬」(新聞川柳)  

                尼崎・伊丹三里塚実行委 弥永 修

 

 

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