今週の産直野菜(4月28日)
高速道路で何かあったのでしょうか。いつもなら午前中に届く三里塚の野菜が、昼過ぎ3時前の先ほど届きました。
いよいよ葉物のシーズンに入ったようです。ルッコラ、ラディッシュ、水菜、サニーレタス、ほうれん草、小松菜、カブ、ネギ、大根 以上9品です。蘇生のたらいに入れようとしたら、入りきらない。風呂のたらいも動員。食べきれるかな?と思わず不安になる。しかし、コロナ騒ぎの中で、兵庫、大阪は全国でもトップ(維新が大阪で診療所などを統廃合してきたことが原因で医療崩壊、兵庫はその余波)の感染状況。おかげで(?)、ほとんどの集会、会議がキャンセルの状態。兵庫では、メーデーも憲法集会もなくなった。そのため、少なくともこの1週間はほとんど自宅に軟禁状態(といっても、金曜日の関西電力本店前行動、土曜日の神戸での辺野古神戸行動は、委細構わずやりますが)。「この程度ならなんとかなるか・・・」と強気です。さて、どうなりますか。
先ほど、福井県の杉本知事が記者会見で「40年越えの老朽原発、美浜3号機、高浜1、2号機の再稼働に同意した」ことを発表しました。直前の23日、福井県議会が、59件の「やめるべき」との反対請願を何の審議もなく一括で不採択にし、ただ1件だけ出されていた、それも「うごかすべき」とは書かれていない中途半端な意味不明の請願の採択を強行した。請願者の生の声を全く聞かず、論議もなく一括して「不採択」て、これが民主主義? 私たちは、50人が集まって緊急の抗議行動を県庁前で行った(最後の写真)。なんと、杉本知事は、この意味不明な請願を根拠に、24日、3つの原発の現場を視察し「安全性を確認できた」と表明(何が判ったんだ!)。そして週が明けて、27日に国と意見調整し、今日の発表だったのです。何をそんなに急ぐのかと不思議に思う。ただただ経営が傾き始めている関西電力の意向を汲んでの行動としか思えない。
福井県知事は、前の西川知事以来、一貫して「使用済み核燃料の中間所蔵施設を県外に確保できなければ同意できない」と2018年以来主張してきた。代わった杉本知事になってもである。今年の初めも、それを断言していた。3年以上である。関西電力は、2018年、2020年と自ら出していた約束を反故にしてきた。それが何の展望もないまま出されてきた「2023年には何とかします」という関西電力に対して、杉本知事は豹変し、県議会に議論することを指示していたのだ。それがこの23日の顛末だ。ただ関西電力は、唯一の「2023年」の展望として、かねてから青森県むつ市の建設中の施設を関西電力も使えるということにかけている。しかしむつ市の宮下宗一郎市長は、繰り返しその可能性を否定してきたが、一昨日の26日も東京新聞の問い合わせに対し「可能性はゼロだ」と断言している。関西電力は2年で何とかなるとでも思っているのだろうか。そもそもこんな不確かな話を前提として、杉本知事は豹変したのか。そこには「金まみれ」の原発という、一昨年以来、問題とされている問題に、杉本知事がどっぷりとつかり、豹変(というより条件「金」が出てくるのを待っていた?)したというべきだろう。本当に許せない!
「6・6老朽原発うごかすな!大集会 in おおさか」(6月6日午後1時~、うつぼ公園)に集まり、老朽原発を動かすことを止めさせましょう!
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