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2021年4月28日 (水)

今週の産直野菜(4月28日)

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高速道路で何かあったのでしょうか。いつもなら午前中に届く三里塚の野菜が、昼過ぎ3時前の先ほど届きました。

 いよいよ葉物のシーズンに入ったようです。ルッコラ、ラディッシュ、水菜、サニーレタス、ほうれん草、小松菜、カブ、ネギ、大根 以上9品です。蘇生のたらいに入れようとしたら、入りきらない。風呂のたらいも動員。食べきれるかな?と思わず不安になる。しかし、コロナ騒ぎの中で、兵庫、大阪は全国でもトップ(維新が大阪で診療所などを統廃合してきたことが原因で医療崩壊、兵庫はその余波)の感染状況。おかげで(?)、ほとんどの集会、会議がキャンセルの状態。兵庫では、メーデーも憲法集会もなくなった。そのため、少なくともこの1週間はほとんど自宅に軟禁状態(といっても、金曜日の関西電力本店前行動、土曜日の神戸での辺野古神戸行動は、委細構わずやりますが)。「この程度ならなんとかなるか・・・」と強気です。さて、どうなりますか。

 先ほど、福井県の杉本知事が記者会見で「40年越えの老朽原発、美浜3号機、高浜1、2号機の再稼働に同意した」ことを発表しました。直前の23日、福井県議会が、59件の「やめるべき」との反対請願を何の審議もなく一括で不採択にし、ただ1件だけ出されていた、それも「うごかすべき」とは書かれていない中途半端な意味不明の請願の採択を強行した。請願者の生の声を全く聞かず、論議もなく一括して「不採択」て、これが民主主義? 私たちは、50人が集まって緊急の抗議行動を県庁前で行った(最後の写真)。なんと、杉本知事は、この意味不明な請願を根拠に、24日、3つの原発の現場を視察し「安全性を確認できた」と表明(何が判ったんだ!)。そして週が明けて、27日に国と意見調整し、今日の発表だったのです。何をそんなに急ぐのかと不思議に思う。ただただ経営が傾き始めている関西電力の意向を汲んでの行動としか思えない。

 福井県知事は、前の西川知事以来、一貫して「使用済み核燃料の中間所蔵施設を県外に確保できなければ同意できない」と2018年以来主張してきた。代わった杉本知事になってもである。今年の初めも、それを断言していた。3年以上である。関西電力は、2018年、2020年と自ら出していた約束を反故にしてきた。それが何の展望もないまま出されてきた「2023年には何とかします」という関西電力に対して、杉本知事は豹変し、県議会に議論することを指示していたのだ。それがこの23日の顛末だ。ただ関西電力は、唯一の「2023年」の展望として、かねてから青森県むつ市の建設中の施設を関西電力も使えるということにかけている。しかしむつ市の宮下宗一郎市長は、繰り返しその可能性を否定してきたが、一昨日の26日も東京新聞の問い合わせに対し「可能性はゼロだ」と断言している。関西電力は2年で何とかなるとでも思っているのだろうか。そもそもこんな不確かな話を前提として、杉本知事は豹変したのか。そこには「金まみれ」の原発という、一昨年以来、問題とされている問題に、杉本知事がどっぷりとつかり、豹変(というより条件「金」が出てくるのを待っていた?)したというべきだろう。本当に許せない!

 「6・6老朽原発うごかすな!大集会 in おおさか」(6月6日午後1時~、うつぼ公園)に集まり、老朽原発を動かすことを止めさせましょう!

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2021年4月21日 (水)

今週の産直野菜 (4月21日)

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三里塚から野菜が届きました。ホウレン草、サニーレタス、ニラ、ルッコラ、小松菜、ネギ、大根 以上7品です。

 溜まっていたニンジンを、毎朝、せっせと擦ってドレッシングをかけて食べていたのですが、ついに今朝、終わり。さて明日からどうしようと思っていたら、サニーレタスとルッコラとサラダ系が入ってきました。余談ですが、ニンジンを擦って食べるのは、独り住まいをしておられた故山本善偉先生から20年ほど前に教えていただいた食べ方です。

 私の苦手は、大根でした。1週間で消化できなかったのです。しかし、糠漬けをはじめた今は、むしろ大歓迎。さっそく半分を切ってベランダに干しました(後の写真)。天気もいいし、明日には漬けることができるでしょう。今も、先週の分が漬かっていて、これと交換です。「野菜だより」によれば、ニンジンが育っているようです。秋まで無理かなと思っていたのですが、夏前、6月には・・・。なにしろ、三里塚の野菜が美味しいのが一番判りやすいのがニンジンです。ジューシイで、甘くて実に美味しい。生で食べても。

 今週末にこの2か月、準備してきた集まりが「緊急事態宣言」で延期に。私はその一翼を担うだけですし、主催者の判断ですので、仕方がないのですが、重荷が取れて、ほっ。のんびり溜まっている書類の整理をします。

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2021年4月14日 (水)

今週の産直野菜 (4月14日)

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先ほど三里塚から野菜が届きました。ニラ、大根、ほうれん草、ネギ、のら坊菜、黒豆 以上6品です。現地は、昨日、出荷作業が終わってから夜に雨になったようで、泥、が少なく土が少なく扱いやすい。(ベランダの植木にやるものがない。)

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記念写真を撮った後、葉物、ネギは写真のように水を張ったたらいに浸けてやります。1時間ほど浸けていると、夏場でも1週間は野菜たちは元気です。今なら2週間近く。「そんなにあるの?」と言われそうですが、独り身のことゆえ、ものによってはそうなります。

援農に(というか邪魔をしに)、10年余り前までですが、かっては幾度も現地を訪れました。出荷するものは前日から収穫し、弱いものはその日の朝に。そして昼過ぎに萩原さん宅にある作業場に集められ、配達する箱などにみんなで入れていきます。下の写真は、萩原さんのところでの、その出荷作業(12年前のもので、恐縮ですが、この5年後に亡くなられた萩原進さんが中央に写っています。懐かしい!)。すぐ近くの宅急便のセンターにそのまま運ばれ(関東などは地域によれば、トラックで自家配送)、その翌日には各消費者のところに届きます。ですから夏場の最盛期でもなければ、関西のような遠隔地でも、配達途中で傷むというようなことはありえません。

 無農薬有機栽培の三里塚の野菜、のら坊菜のように関東にしかない野菜もありますが、それもまた一興。美味しい、命の源です。皆さんも試みられませんか。

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2021年4月 7日 (水)

今週の産直野菜 (4月7日)

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三里塚から野菜が届きました。サトイモ、大根、三つ葉、葉玉ネギ、野良ぼう菜、竹の子、ネギ 以上7品です。先日、三里塚現地に入った時に、竹の子の話をしていたのですが、「注文」ではなく、自動的に入ってきて(初)と「野菜だより」には書かれています。来週も入るのかな? 糠を手当てしないと? 漬物の糠があった!

 先週31日で、市東さんの農地を強制収用する「執行停止」処分が切れた。最高裁判所の胸先三寸でいつでも発動されうる状況になりました。それを止めるために、最高裁への「担保保証金」カンパと署名が大事です。みなさん。取り組んでください。

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