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2021年3月30日 (火)

三里塚現地闘争 (3月28日)

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3月28日、雨が降る中、市東孝雄さんの作業場に、280名のみなさんが集まり、「機能強化粉砕! 芝山廃村化許すな!」現地集会が始まった。

 反対同盟を代表して萩原富夫さんが、芝山町長相川による「機能強化反対派には会場を貸さない」という反動的ありかたへの徹底した批判と、コロナ禍によって露呈した成田空港の破綻を暴露する基調提起を行った。その後、動労千葉、関西実行委、関西生コン、市東さんの農地を守る沖縄の会、市東さんの会などの挨拶が続いた。弁護団が明らかにしたように、市東さんの南台、天神峰の農地などを巡る強制収用の恐れが、数日後の31日に「強制執行の停止」が切れて、最高裁の判断によっては、いつ強制執行が行われても不思議ではないという緊迫した中での集会でした。最後に挨拶に立った市東さんは、「あくまで闘い抜く」と決意を明らかにした上で、「54年を経た三里塚闘争を、労働組合、市民、学生のあらたな団結の力で発展させよう」と訴えられた。21328_20210330114101

 集会が終わるころには幸い雨も上がり、全体が様々な車に分乗して、デモの出発地点である芝山町に向かった。集会では、狭い作業場だったのでわからなかったが、デモが始まると、280名の隊列が元気に芝山町役場に向かった。30分余りのデモの後、芝山町役場前で、怒りのシュプレヒコールを行って、この日の行動を終えた。21328_20210330114102

 この日、三里塚関西実行委員会の世話人だった故山本善偉さんの息子さん、山本幸造さんが初めて三里塚を訪れ、現地に泊まって、萩原さん、市東さん、関西生コンの西山さんなどとの交流会に参加され、翌日、三里塚現地調査を行った。21329

 

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