« 「正月野菜セット」が届きました (12月28日) | トップページ | 今年最初の産直野菜 (1月20日) »

2021年1月18日 (月)

三里塚・請求異議裁判署名とカンパの訴え

 

 「三里塚・請求異議裁判署名」とカンパの訴え

 すでに三里塚に関わる多くの皆さんがご承知のことと思いますが、昨年末、12月17日に東京高裁・菅野裁判長によって、市東孝雄さんの農地、作業場などに係る強制収用を前提とした農地強奪の不当、理不尽な判決が強行されました。

 成田空港が現在のコロナ禍の中で、その「右肩上がりの航空需要予測」の虚構が暴かれ、その存在自体が危うくなっています。それを置いておくとしても、その判決の中で問題とされた農地や作業場などの存在は、現在、成田空港の運行の上で、何の支障ともなっておらず、国、空港会社NAAの裁判の前提となる主張は、まったくの虚言、詭弁でしかないことが明らかとなっています。それ故、今次の東京高裁の菅野判決の許しがたい反動性は明らかであり、怒りに堪えません。
 そもそも、成田空港の建設、そして今次の市東さんの農地強奪への動きの一切は、1961年の農業基本法制定にはじまる、自民党農政の、小規模・家族農業を解体し、農民層を解体し、労働力の補充源とする大資本優先の60年にわたる政策の帰結でしかありません。そもそも食料自給率が38%にしかならず、しかもそれ以上の下げる圧力が働いている農政など、各地域が孤立化するこのコロナ禍の中で、もはや破綻している政策でしかないことが明らかになっています。
 私たちは55年にもなる三里塚闘争、三里塚農民の闘いの正義性を今こそ、あらためて確認するとともに、市東さんへの農地強奪の強制収用などあってはならないこととして確認しようではありませんか。

 21118

 ダウンロード - 21.1.17e4b889e9878ce5a19ae7bdb2e5908d.pdf

三里塚闘争弁護団と市東さんの要請に応じて、千葉地裁はこの菅野判決の強制収用の執行停止を、この3月31日までの期限付きではありますが、認めています。今は、上告されたこの裁判の行方とともに、最高裁にこの菅野判決の取り消し、強制収用の執行の停止を求めていくことが必要となっています。
 すでに三里塚反対同盟は、この事態の中で、①三里塚・請求異議裁判署名の取り組みと、②担保保証金へのカンパを訴えています。担保保証金というのは、千葉地裁の3月31日までの執行停止にすでに支払われ、さらに最高裁に執行停止を求めていく上で、さらに必要が予想されます。(その規模は数百万円であり、しかもこの保証金は、裁判の推移に関わりなく、返ってきません。理不尽なことですが。)

 みなさん。①署名への取り組みと、②カンパへのご協力を私たちも訴えます。
 困難でも、コロナ禍であろうが、菅政権を打倒し、日本の農政を立ち戻らし、子々孫々に重大な禍根を残さず、第一次産業を守るために三里塚闘争を勝利し、市東さんの農地を守りましょう。

|

« 「正月野菜セット」が届きました (12月28日) | トップページ | 今年最初の産直野菜 (1月20日) »