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2020年10月 5日 (月)

右肩上がりの成長は夢物語(「反対同盟ニュース」第82号より転載)

右肩上がりの成長は夢物語

機能強化の白紙撤回を!

 大量解雇がこれから始まる

  米航空大手のユナイテッド航空は、 成田空港にある客室乗務員(CA) の拠点を今月中にも閉鎖するとして います。成田にはCAが約 350 人が 所属し、日本人は約 180 人。リスト ラ対象は約 150 人に上ります。また、 ジェットスター・ジャパンはパイロットとCAあわせて約 600 人を対象に、希望退職や無給の長期休暇などを募っています。いよいよ航空業界の再編・大量解雇がはじまろうとしています。

 また、空港内店舗の状況も深刻です。空港内 460店舗の内264店舗が休業中。12店舗が閉店しています。NAAはテナント料の減免などを打ち出していますが、痛み止めにすぎません。航空需要の回復の見込みがない中、空港内店舗のさらなる撤退は避けられません。また、空港周辺の ホテル、駐車場、飲食店なども限界 が近づいています。 

 国の責任追及し、廃港へ

 大量失職の一切の責任は国にあります。空港拡張は国交省の航空需要予測にもとづいて進められてきました。ところが、まったく根拠のないデタラメな架空の予測だったのです。夢物語にすがるのではなく機能強化は白紙に。そして莫大な不良債権となった空港を労働者・住民の力で廃港にしていく中にこそ、私たちの未来があります。

 イギリス・ヒースロー空港で

 第3滑走路建設計画の見直しへ

 世界各国で空港拡張計画の見直しが始まっています。フィリピンのマニラ空港の拡張計画は「コロナで採算確保が困難」と白紙になりました。 また、国際線で世界第2位の利用者数を誇る英・ヒースロー空港でも第3滑走路建設計画の見直しが進んでいます。今年2月、「気候対策が不十分」と英控訴院(高等裁判所)が拡張計画は違法と判断しました。さらに、コロナショックが追い打ちをかけ、最高経営責任者をして「この状況では不可能」と再考を促している状況です。成田の見直しも必ずできます。

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       (9月20日発行の「反対同盟ニュース」第82号より転載)

 

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