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2020年9月30日 (水)

今週の産直野菜(9月30日)

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三里塚から今週の野菜が届きました。ナス、ジャガイモ、万願寺唐辛子、ピーマン、空心菜、ミニカボチャ、青唐辛子、ししとう、切りショウガ、ネギ 以上10品です。8月下旬から9月いっぱい、空心菜とモロヘイヤが葉物としてきましたが、驚くほど「虫食い」が少なく、今年は虫の被害が少なかったのかなと思っていますが、どうだったんでしょうか。

 9月27日、三里塚全国総決起集会が440人の参加で行われましたが、その報告は次号のブログに掲載します。
 今日の荷物の中に市東さんの農地取り上げに反対する会からだされた、10月22日の市東さんの畑と作業場に係る「請求異議裁判控訴審結審」の案内チラシが入っていました。午後2時開廷ですが、反対同盟主催のデモが正午から日比谷公園霞門を出発して、裁判所を回って行われます(打ち合わせのために、11時半集合)。「要望書」の提出の後、傍聴券配布が午後1時ころから始まりますので、それを含んでお集まりください。法廷に入れるのはコロナ禍を理由に20人余りですが、裁判所を包囲する人の厚みが大切です。関西からは大変ですが、お集まりください。

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2020年9月23日 (水)

今週の産直野菜 (9月23日)

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三里塚から野菜が、今週は、早々と届きました。万願寺唐辛子、ジャガイモ、空心菜、ピーマン、シシトウ、カボチャ、青唐辛子、ナス、ネギ 以上9品です。長雨の後の猛暑と現地は大変のようですが、それでも昨年の台風直撃からみればまだまだ余裕?(といっても、まだこれからですが) モロヘイヤがなくなりましたが、空心菜はまだ元気。久しぶりのネギですね。20927_20200923095401 今のところ、モロヘイヤでそうでしたが、虫の被害が少なく感じますが、どうなのでしょうか。

 いよいよ今度の日曜日、27日が、三里塚全国総決起集会。台風で、昨年の秋の集会が流れ、春もコロナ禍の中で中止。1年半ぶりの現地全国集会です。会場は成田の赤坂公園ですから、無理をすれば関西からも日帰りが可能です。みなさん。現地に行きましょう。

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2020年9月16日 (水)

今週の産直野菜 (9月16日)

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三里塚からの野菜が、先ほど届きました。高速道路で何かあったのでしょうね。到着時間で言えば、10時間余りの延着。野菜たちからすれば27時間くらい、この暑さの中に閉じ込められていたのです。届けてくれたクロネコのお兄ちゃんに文句を言えるものでもありません。気の毒なくらい「済まなさそう」にしていましたが。空心菜、じゃがいも、青唐辛子、ピーマン、万願寺唐辛子、ミニトマト、オクラ、モロヘイヤ、ナス、ミニカボチャ 以上10品です。

モロヘイヤと空心菜は、27時間もよく頑張ったと言いたいくらい、見た目は元気そうなのですが、葉物ですから1週間ももたない。しかも、これまでと比しても多い。手間ですが、それぞれの茎の根元を2~5ミリ、切り取って、たらいにはった水の中に。これから1時間ほど蘇生のために頑張ってもらいます。20916_20200916193301

耕作権裁判が予想通り延期になりましたが、新ヤグラ裁判の判決、そして請求異議裁判の控訴審の結審(10月22日)と、明らかに裁判所、そして国は「いい加減にしろ」とばかりに「ことの決着」をつけようと焦ってきているのではないかと思います。しかし、このコロナ禍の中で、いったんは第2滑走路を閉鎖し、「Go To」キャンペーンの下で第2滑走路を再開させたものの、その状況は一向に改善していません。その原因は、世界の航空業界が、グローバリゼーションと新自由主義のもとで、バブルの航空需要の基づいた拡張をしてきたことにこそあるのです。そんな一部資本家、支配者の「儲け主義」の夢のために第一次産業の根幹である農民の営為と農地を切り捨てることなど許されないことが、この過程で明らかになったのです。

三里塚の54年の闘い、農民として「小作であろうと農民である権利がある」と踏ん張る市東孝雄さんの闘いにこそ、私たちがこのコロナ禍の中で考えなければならない「価値」なのではないでしょうか。

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2020年9月 9日 (水)

今週の産直野菜 (9月9日)

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三里塚から暑い中、野菜が届きました。オクラ、万願寺唐辛子、カボチャ、ジャガイモ、ミニトマト、ナス、青唐辛子、ししとう、モロヘイヤ、空心菜、ピーマン 以上11品です。
 三里塚も、8月は雨のない猛暑になっているようで、大変でしょうね。昨年は、さらに台風の被害があり、全国集会も中止に。今年はどうでしょうか。
 コロナ禍の中で、第2滑走路(市東さんのところ)を閉鎖せざるをえず、空港は閑散としています(駐機場になっているという表現がされています)。「Go To」キャンペーンとかいう出鱈目な、利権にかられた政策で第2滑走路の使用が再開されているものの、旅客のいない中で、航空会社各社は完全にギブアップ寸前です。先日の請求異議裁判控訴審の中でも、弁護団と証人に立った鎌倉さんから、新自由主義によって作られた航空需要予測の虚構が暴かれ、そもそも「第2滑走路など必要なかったのではないのか」「市東さんの畑などの強制収用が言われるが、その根拠が失われている」ことが明らかにされました。

 一番最初に始められた市東さんを被告とする耕作権裁判(市東さんの南台の畑での耕作が不法耕作だと強弁して始まった裁判)が、前にも後ろにも進めず、2007年2月に始まりながら、13年を経た今も、千葉地裁の段階で、証拠調べも証人尋問もできないことが、空港会社による違法、不法、虚偽がある故にしろ、この主張を補強しています。9月14日、その耕作権裁判が裁判官が代わることによる弁論が開かれます(午前10時半から)。さらに、9月27日には、成田市赤坂公園で、三里塚全国総決起集会が開かれます。そして、10月22日には請求異議裁判控訴審で結審の最終弁論が行われます。

 国、空港会社は、こうした破綻を前にしながら、市東さんの農地の強制収用を目論みつつ、「機能強化」と称して第3滑走路計画の押し付けを、地元の住民に強制しようとしています。こんなことが許せましょうか。裁判、全国集会に結集しよう!

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2020年9月 3日 (木)

請求異議裁判控訴審と産直野菜(9月2日)

昨日(9月2日)、東京高裁で請求異議裁判控訴審の法廷が開かれた。2092_20200903094602 早朝から裁判所前で反対同盟と支援連による街頭宣伝、アピールとビラ配りが行われていた。法廷では、弁護団から、この間のコロナ禍による市東さん宅前にあるB滑走路の閉鎖という事態を前にした、空港会社、国による航空需要予測の破綻が明らかにされた。もはやB滑走路の必要性自体がその根拠を失い、第3滑走路の必然性などが喪失されていることが明らかにされ、この請求異議裁判の意義が明らかにされた。

 その後、鎌倉さん、市東さん、平野さんの証人尋問、そして石原さんの証言が午後5時まで繰り広げられた。一つ一つの話が、三里塚闘争54年を思い起こすに十分な、豊富な内容と闘いの正義性が語りつくされていた。聞いていて非常に充実した思いを抱いた。法廷が大法廷でありながら関係者以外で22人の傍聴しかなく、多くの皆さんが傍聴できず、また交代で傍聴をした。2092_20200903094501 多くの方が、裁判終了しての報告会に残りました。次回の法廷は、10月22日(木)午後2時、最終弁論(結審)です。

 帰途に就き、帰宅したら三里塚からの野菜が玄関前に置かれていた。2092

 じゃがいも、ししとう、万願寺とうがらし、青唐辛子、ミニトマト、ナス、ピーマン、ゴーヤ、瓜、空心菜、モロヘイヤ 以上11品。とりあえず空心菜とモロヘイヤをたらいにはった水の中につけてやって、今朝、この写真を撮った。萎れていた空心菜とモロヘイヤも元気いっぱいです。

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