「3・1三里塚のいまを語る」集会が開かれる
一昨日、3月1日、「コロナウィルス騒ぎ」の中で、三里塚から市東孝雄さん、反対同盟顧問弁護団の大口昭彦弁護士を招いて、「3・1三里塚のいまを語る -今も続く成田空港建設のための農地取り上げ- こんな非道を許してたまるか」集会が、エルおおさかで開かれました。
集会には、部落解放同盟全国連合会、全日建連帯労組関西生コン支部、若狭の原発を考える会の皆さんも参加いただき、それぞれの目下の厳しい闘いの報告と三里塚を共に闘う連帯の挨拶が語られました。
大口さんから市東さんの農地をめぐる請求異議裁判控訴審が結審を迎えようとしている中でのその闘いの意義が明らかにされた。また大口さんは新ヤグラ裁判、耕作権裁判、第3誘導路裁判、団結街道裁判などいずれも市東さんの農地に係る他の裁判の状況を説明された上で、関西生コン支部への弾圧とその裁判を語りながら、私たちが今三里塚で直面している闘いを位置付けられた。最後に第3滑走路問題にも触れ、成田空港を2倍化するその攻撃の理不尽さを語られた。
市東さんからは、現実の農地などの様子の30枚余りのスライドを説明しながら、「農地は私のいのちです」という持論をあらためて明らかにされた。そして産直交流会などの様子を通して、生産者と消費者が結ぶ農のありかたを語られた。そして3月29日の全国集会への参加を呼びかけられた。
参加者からの質疑にお二人が答えられ、事務局から安藤さんが閉会の挨拶をして、50人余りが参加した集会を終えました。集会後、近くの会場で、若狭の原発を考える会、関西生コン支部の参加もあり、短い時間でしたが市東さん、大口さんを交えた和やかな交流会が行われました。
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