今週の産直野菜 (1月29日)
三里塚から野菜が届きました。冬の端境期にむかっていることを感じさせる顔ぶれです。
サトイモ、ニンジン、白菜、大根、聖護院カブ、太ネギ 以上6品です。白菜もこれが最後かな? しかし、例年になく立派な白菜が長く続いたので、それほど寒くない冬ですが、鍋料理に連日舌鼓を。
今日の野菜についてきたチラシに、野菜代金の値上げと、クロネコの宅急便の値上げの提案が生産者の側から記されています。実は、私の周りの消費者からも、ここ数年「なんで、こんなに安いの?」との質問が複数寄せられています。特にこの年末は、その声が大きくなっていました。前の値上げを亡くなられた萩原進さんが提案された時も、意見を求められていただけに、それが10年も放置(据え置き)されてきたことを気にしていました。私たち関西は、産直総会にでていませんので、歯がゆくも思っていました。そもそも10年前の値上げも、萩原進さんからは、「思うようには上げてもらえなかった」とお聞きしていただけに、なおさらでした。
三里塚闘争が市東さんの農地問題、機能強化・第3滑走路問題と新たな厳しい局面を迎えていますが、その中で生産者が「贅沢」をするのでなく、普通に農業に専念できるには、値上げは必然ではないでしょうか。産直総会に参加できない関西から、この「値上げの提案」に大賛成だという意見を述べさせてもらいます。
請求異議裁判控訴審、新ヤグラ裁判がいずれも「年度末」を理由に結審攻撃が始まっています。いずれの裁判官も自らの出世を念頭にでしょうか、あるいは最高裁事務局からの「いい加減にしろ」という攻撃的指示があるのでしょうか、いずれにしろ「裁判に勝って、判決で負ける」(故北原事務局長の口癖)のでしょうか。この「厳しい局面」の中で、追い打ちをかけるような裁判所の動きを断じて許せません。3月29日の全国集会直前ですが、請求異議審の3月25日、27日の口頭弁論、また、同じころと予想される新ヤグラ裁判の結審策動に全力で馳せ参じようではありませんか。
値上げをしましょう。
念のためお断りしておきますが、私は、一人住まいの、月13万円の年金で生活しております。
(松原 記)
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