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2019年11月11日 (月)

第14回市東さんの会シンポジウムが開かれる

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119日、東京の文京区民センターで、「市東さんの農地取り上げに反対する会」が主催して第14回市東さんの会シンポ『どこかおかしくないか?大きく「間違っている」のじゃないか!』が、120人の参加で開かれました。

 

 事務局の小川正治さんが基調報告を行い、116日の請求異議控訴審への結集と「異変があれば、直ちに現地に駆け付けよう」と訴えた。

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 事務局の林伸子さんが、市東孝雄さんへのインタビュアーをして、パワーポイントの映像を流しながら二人の対談が進んだ。市東さんは、この間の台風被害を説明。その上で、天神峰の地で農業を続けていく想いを語られた。

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 休憩をはさんで、講演が予定されていた農業経済学者の石原健二さんが体調不良で来れず、匝瑳市の稲作農家・小川浩さんが「全国に広がる農業つぶし――農業現場からの報告」と題して話された。耕作放棄と離農が進む現状と安倍政権によるTPP、種子法など農業破壊の進展、食料自給率37%の現状への怒りと想いを話された。その後、市東さんと並んで、会場からの質疑に応じられた。

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 沖縄からの特別報告として辺野古のヘリ基地反対協の共同代表である安次富浩さんから、沖縄・辺野古の闘いの現状が語られ、「あきらめない」闘いへの想いが語られた。

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反対同盟弁護団の遠藤憲一弁護士から、この間の「司法の反動化」と言われる現状、とりわけ日弁連の屈服と翼賛化を伴った超反動化の現実が明らかにされた。そしてその上でなお、三里塚裁判闘争の意義が明らかにされた。引き続いて葉山、大口両弁護士から決意が語られ、この日の集会を終えた。

 

 

 

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