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2019年6月19日 (水)

関生弾圧裁判と今週の産直野菜(6月19日)

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今日、関西生コン支部の弾圧裁判に合わせて「労働運動つぶしの大弾圧を許さない緊急座り込み集会」が大阪地方裁判所の前で開かれました。前回は傍聴券が当たり一日法廷の中でしたが、今日ははずれ、8時間半、裁判所の前で三里塚関西実行委員会の旗を持って座り込みました。天気がよく、半分余りは猛暑。道路の照り返しも強く、さすがに疲れました。

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その集会に、三里塚からメッセージが寄せられ、私(松原)が紹介しました。

 6.19労働組合つぶしの大弾圧を許さない緊急座り込み集会にご参加の皆さん、大変ご苦労様です。
  私は成田空港建設に反対し、空港敷地内で農業をしています。三里塚は今、53年間の闘いの勝利によって土地収用法による強制収用が出来ない状態にあります。しかし政府国交省と空港会社は、反対する農民を追い出し三里塚闘争を潰すために市東孝雄さんの農地を裁判所の力を使って強制収用しようとしています。市東さんは私と共に有機農業を営み、消費者に直接野菜を届ける産直で生活しています。成田空港が生き残るために、なぜ農民が犠牲にならなければならないのでしょうか?人間にとって欠かせない食料を生産する農地と農業は、何も生まない空港になんかには代えられません。「農地は命」これが私たちのスローガンです。
  関西生コン支部への弾圧は、労働運動そのものを潰してしまおうとする、とんでもない大弾圧です。ストライキは労働者のやむにやまれぬ闘いであり、それ以外に要求を貫徹する方法はないでしょう。ストライキを違法とすることは労働組合の否定です。
  資本家と政府は、労働者や農民の命をとことん搾り取って一部の金持ちだけが生き延びるため、三里塚や関生に対する攻撃をかけているんだと思います。非常に厳しい闘いですが、この弾圧を跳ね返す闘いの中から新たな闘いの展望がひらけると思います。遠く三里塚の地からではありますが、闘いのエールを送ります。共に闘いましょう。
       
三里塚芝山連合空港反対同盟    萩原富夫

 終わって帰ると、産直野菜が届いていました。

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 モロッコインゲン、キュウリ、キャベツ、ピーマン、玉ねぎ、ニラ、ニンジン、ニンニク、ズッキーニ、大根 以上10品です。大根の葉に少し痛みがありましたが、後は大丈夫。ニラとキャベツ、大根の葉は蘇生の水に漬けてやりました。
 萩原さんのメッセージにあるように、関西生コンのみなさん、そして沖縄、福島のみなさんとともに頑張りましょう。

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