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2019年6月27日 (木)

今週の産直野菜 (6月26日)

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 大飯原発3号機の再稼働に反対する現地闘争から帰ってきたら、野菜が三里塚から届いていました。
すぐに「記念写真」を撮って、セロリとニラはタライに入れた水に漬けて、「蘇生」。なにしろ1日余りかけた長旅ですから。

 ししとう、黒豆、モロッコインゲン、じゃがいも、ニンニク、セロリ、ニラ、ピーマン、なす、玉ねぎ、キュウリ、ズッキーニ、ニンジン 以上13品。小さ目の箱でしたが、ずっしりと重かった。凄いですね。早速、ししとうを焼いて酒の肴に。

 「原発うごかすな!実行委員会@関西・福井」の緊急の呼びかけで、昨日の大飯原発3号機の再々稼働に反対する行動が行われました。3号機は定期点検後の再々稼働でした。緊急の呼びかけにもかかわらず、65人のみなさんが結集。猛暑をものともせず、大島から原発入口までの約3キロのデモをやり抜いて、原発前に4時間、関西電力への抗議の申し入れ、シュプレヒコール、参加者ほぼ全員の挨拶やアピール。夕方には曇りだし、ほっと一息。
 いつもなら、関西電力は午後5時を期して再稼働をするのですが(一度だけ早かったが)、5時過ぎに「9時ごろになるらしい」という情報。地元のみなさんはともかく、四国や姫路をはじめ遠路を駆けつけているみなさんがおられるので(私たちにしても)、多数決で決めようと残るかどうかが提案され、結局、5時20分ころ、最後の怒りのシュプレヒコールをたたきつけて解散しました。残られた地元のIさんから「7時ころ原子力規制庁の車が入ったのを確認してかえりました」と連絡がありました。

 今朝の朝日新聞にもこの再々稼働の記事はありませんでした。予告ももちろん、ありません。

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2019年6月19日 (水)

関生弾圧裁判と今週の産直野菜(6月19日)

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今日、関西生コン支部の弾圧裁判に合わせて「労働運動つぶしの大弾圧を許さない緊急座り込み集会」が大阪地方裁判所の前で開かれました。前回は傍聴券が当たり一日法廷の中でしたが、今日ははずれ、8時間半、裁判所の前で三里塚関西実行委員会の旗を持って座り込みました。天気がよく、半分余りは猛暑。道路の照り返しも強く、さすがに疲れました。

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その集会に、三里塚からメッセージが寄せられ、私(松原)が紹介しました。

 6.19労働組合つぶしの大弾圧を許さない緊急座り込み集会にご参加の皆さん、大変ご苦労様です。
  私は成田空港建設に反対し、空港敷地内で農業をしています。三里塚は今、53年間の闘いの勝利によって土地収用法による強制収用が出来ない状態にあります。しかし政府国交省と空港会社は、反対する農民を追い出し三里塚闘争を潰すために市東孝雄さんの農地を裁判所の力を使って強制収用しようとしています。市東さんは私と共に有機農業を営み、消費者に直接野菜を届ける産直で生活しています。成田空港が生き残るために、なぜ農民が犠牲にならなければならないのでしょうか?人間にとって欠かせない食料を生産する農地と農業は、何も生まない空港になんかには代えられません。「農地は命」これが私たちのスローガンです。
  関西生コン支部への弾圧は、労働運動そのものを潰してしまおうとする、とんでもない大弾圧です。ストライキは労働者のやむにやまれぬ闘いであり、それ以外に要求を貫徹する方法はないでしょう。ストライキを違法とすることは労働組合の否定です。
  資本家と政府は、労働者や農民の命をとことん搾り取って一部の金持ちだけが生き延びるため、三里塚や関生に対する攻撃をかけているんだと思います。非常に厳しい闘いですが、この弾圧を跳ね返す闘いの中から新たな闘いの展望がひらけると思います。遠く三里塚の地からではありますが、闘いのエールを送ります。共に闘いましょう。
       
三里塚芝山連合空港反対同盟    萩原富夫

 終わって帰ると、産直野菜が届いていました。

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 モロッコインゲン、キュウリ、キャベツ、ピーマン、玉ねぎ、ニラ、ニンジン、ニンニク、ズッキーニ、大根 以上10品です。大根の葉に少し痛みがありましたが、後は大丈夫。ニラとキャベツ、大根の葉は蘇生の水に漬けてやりました。
 萩原さんのメッセージにあるように、関西生コンのみなさん、そして沖縄、福島のみなさんとともに頑張りましょう。

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2019年6月 6日 (木)

今週の産直野菜 (6月6日)

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先ほど三里塚から野菜が届きました。「なんで、こんなに遅く?」と思われるでしょうが、昨日は「播磨灘を守る会」の代表であった青木敬介さん(86歳)がこの1日に逝去され、「5代目住職」をされていた網干の先にある西念寺で葬儀が行われ、行ってきたのと、住民の会の事務局会議があり、昨日は野菜の受け取り不能に。仕方なく今日午前中にお願いしていたら、積み込みを忘れられ、昼の便に。ということで先ほど届きました。
 春菊、そら豆、きゅうり、ズッキーニ、ニンジン、新玉ねぎ、ルッコラ、玉レタス、カブ、それにスナップエンドウ(写真撮り忘れ)、以上、10品です。

 この暑さですから、さすがにルッコラは壊滅的、玉レタスも表面は傷んでいます。慌てて、タライの水に漬けてやって蘇生を今していますが(後の写真)、さてどうでしょうか。
 1日でこの調子です。来週は、12日(水)、13日(木)と若狭の原発を考える会でアメーバデモ(ビラ配り)で泊り込み。到底無理ですので、来週の野菜はパスさせていただきました。
 三里塚の耕作権裁判、新ヤグラ裁判と立て続けに法廷が延期に。そのため6月30日の「第3回樫の木まつり」まで、現地へはご無沙汰です。さすがに珍しい。

 9月24日の請求異議裁判控訴審の第1回口頭弁論、そして10月13日の全国集会に向けて、みなさん、準備しましょう。1966_1

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