今週の産直野菜 (4月27日)
| 固定リンク
三里塚から野菜が届きました。さすがに端境期に突入か。届いた箱が軽い。
大根、サツマイモ、のら坊菜、エシャロット、ネギ、以上5品です。
昨夜連絡が入りましたが、市東孝雄さんの農地にかかる農地法裁判の最高裁決定に対する請求異議裁判。
不当な反動判決が昨年末、12月20日に出されましたが、それに対する控訴審が、7月末に弁護団から控訴趣意書が提出され、9月24日(火)午後2時半より、控訴審の審理が開かれることになりました。みなさん。注目し、現場に駆けつける準備を始めてください。農地法裁判の控訴審の時に、故萩原進さんが「霞が関に攻め上ろう」と提起し、3・23芝公園での初めての東京での三里塚集会・デモが行われ、その3日後に控訴審が開かれたことを思いだします。萩原進さんはその闘いに想いを寄せながら、年末の12月21日に心筋梗塞で亡くなられました。
特に、首都圏の中での三里塚、市東さんの問題、農民・農業の問題を訴え、人々の注目を集めることが大切です。現地のみなさんはもとより、関東、首都圏のみなさんの取り組みに期待します。
野菜を整理したら、大阪府警本部前で開かれる全日建連帯労組関西生コン支部への悪どい大阪府警、滋賀県警、警察による関西生コンへの弾圧・組織破壊攻撃を許さない抗議行動に出かけます。
先週木曜日には武委員長など2人の再逮捕、そして今週、昨日までの家宅捜索が続いています。尋常ではありません。知恵を振り絞り、多くの人々に呼びかけていく努力が必要になっています。上の写真は、大阪地検への抗議行動で、張り出されている支援者Mさん作成の横断幕です。創意工夫を凝らした闘いを始めていこう!
| 固定リンク
市東孝雄さんの農地に関わる請求異議裁判の昨年12月20日の千葉地裁判決に対する控訴審が、9月24日(火)午後2時30分から、東京高裁でと決まったようです。
みなさん。9・24東京高裁に集まりましょう!
| 固定リンク
三里塚から、今週の産直野菜が届きました。
小松菜、サツマイモ、のら坊菜、エシャロット、ネギ、大根 以上6品です。
さすがに「端境期」に入っているようで品数が少なくなってきました。届いた箱をもった第一印象が「軽い!」でした。
しかし、葉物の育ちがこの冬よかったので、短い「端境期」になってくれるかな。今回も、少ないとはいえ葉物がちゃんと入っています。
まあ、昨日の関西電力本店前での座り込みで震え上がったように、春というのに天気がよめないですから、わからないかな?
気温が低いから、9日、10日のアメーバデモで、福井の高浜町やおおい町はもとより、帰り路の舞鶴、笹山の桜も満開できれいで、2日間、目の保養ができました。さて、4月後半、三里塚現地の天候はどうでしょうか。『野菜だより』は、「農作業はフル回転です」と伝えていますが。
「請求異議審」の控訴審の日程が伝わってこないので、気持ちの持っていきようが不安定ですが、それでも、関西生コンへの弾圧が一昨日の武委員長はじめ2人のデッチアゲ「再逮捕」が強行され、今日も、怒りの大阪府警前での抗議行動にこれからでかけます。それに4日前の9日には、経団連の「提言」なるものが発表されたことが報じられたが、老朽原発であれなんであれどんどん再稼働しろ、新規の原発をつくれとのたまう。生きとし生けるもののことなどまったく念頭にない「儲け主義」まるだしのこの連中に腹の底からの怒りを覚える!
| 固定リンク
三里塚の農民、市東孝雄さんの農地を強制収用するとした最高裁決定に対する請求異議裁判に対し、昨年12月20日、千葉地裁高瀬裁判長は、不当な棄却決定を行った。それは、裁判長自身が、自ら開いた異議審の根拠を無視し、2年にわたっていったい何を審理してきたのかと言わざるを得ない無内容極まりないものだった。親子三代、100年にわたって耕されてきた市東さんの畑を、成田空港のために「国策」の名の下に強奪することを、安倍政権に忖度し何の脈絡もなく出されたものに過ぎない。そのことに対する怒りの集会として、千葉市内赤坂公園で、460人が結集して三里塚全国集会とデモが行われた。
安倍政権、 そして戦後の自民党農政は、1961年の農業基本法以来、食管法や農地法を解体し、ついには自らの減反政策をも切り捨て、農協を無力化することを通して、「農業の規模拡大」の名の下に、農民、農業保護の一切を切り捨ててきた。それは「食糧は安いものを輸入すればいい」として農業、農地にまつわるすべてを、利権として大資本、多国籍企業のもとに投げ出すものとして進められた。今日のアジア・太平洋におけるTPPや欧州とのEPAとは、そうしたものの結論でしかない。
聞くところに寄れば、昨年来、100ヘクタール規模の集落営農が、各地で、見過ごせないほどの規模で倒産をしているという。これなど、一方で「農業の規模拡大」を進めているような顔をしながら、基本は農業そのものを「生産性がない」として切り捨ててきたアベ政治の故だからに他ならない。
こうした自民党農政の意を受けて、6年前になるが、千葉地裁多見谷裁判長(注)は、空港会社による証拠偽造などの新たな事実が出てきた過程でそれら一切を切り捨て、農地法裁判の判決を強行したことを忘れてはならない。市東さんの「農地は私のいのちです」という篤い想いを切り捨てたこの判決は、この国の反動的な司法制度のからくりの中で、東京高裁の確定判決というかたちで、今も生き続けている。この農地裁判に先駆けて始められた同じ農地をめぐる耕作権裁判が訴訟開始以来12年を経過した今もなお、千葉地裁で争われ続けており、証拠調べにも入れていないという現実こそ、この多見谷判決の持つ反動性と欺瞞性を何よりも物語っている。
高瀬裁判長による今回の請求異議審切り捨ての判決は、この多見谷裁判長の道を追認したに過ぎない。何のために請求異議審を自ら開始させたのか、改めて糾弾しなければならない。
53年を経過しようとする三里塚闘争が、今、こうした自民党農政、安倍政権の農政の下に苦しみ、展望を失っている日本の農民、農業の新たな道を指し示すものとして立っていることを確認されなければならない。
2013年10月20日、土砂降りの雨の中で開かれた三里塚現地全国集会で、その2ヶ月後の暮れに亡くなられた三里塚農民・萩原進さんが、集会の三か月前に強行された農地法裁判の多見谷判決を糾弾し、「東京高裁は反動の牙城だ。その霞が関へ攻め上る。そこで展開される反原発、沖縄闘争、反TPPの巨大な闘い、およびそれらをめぐる裁判闘争と連帯して、共通の敵である国策を打ち砕く。市東さんの農地を何としても守り抜く」と提起された。まさにこの日の三里塚全国集会の闘いは、請求異議裁判の控訴審を前にして、もう一度、「霞が関に攻め上る」決意を固めるものとなった。展望を失い、苦しむ小規模、家族農業と農民が生き残れる道を、その闘いの中から見出していこうと呼びかけるものとなったと言って過言ではなかろう。
(注) 多見谷はこの千葉地裁判決によって栄転し、現在、福岡高裁那覇支部所長として沖縄・辺野古新基地建設に関わる裁判において安倍政権に忖度している。
| 固定リンク
先ほど、三里塚から野菜が届きました。今週も葉物がしっかり。それにこれが最終のようですが、4度目のからし菜漬けに感激!
のら坊菜、からし菜漬け、サツマイモ、やつ子、ホウレン草、大根、ネギ、葉玉ネギの8品です。やつ子というのは初めてかな? まあ、八つ頭と同じように、里芋の一種なんでしょうね。
3月31日の成田市赤坂公園で開かれ、460人が結集した三里塚全国集会の報告がまだ書けていません。ICレコーダーが破損して記録が取れていなかったことが帰ってきてから判明。現場でいろいろな人との交流や、発言の緊張もありました。しかも帰ってきた翌日から、会議の連続と桜の花見、そして行動の連続。そのため報告が書けていません。三里塚芝山連合空港反対同盟のブログにすでに詳しい報告が上がっていますので、そちらをご覧ください。
9人が今も拘留され、今も厳しい闘いが続く中から全日建連帯労組関西地区生コン支部から代表が来られ、挨拶とデモを最後までともにしていただけたことは、非常に勇気づけられましたし、嬉しい限りでした。
昨夜、大阪検察庁の前で独り座り込んで抗議の意志を明らかにされていた関西地区生コン支部のAさんにいろいろお話を聞かせていただきましたが、「この弾圧が、関生を潰すという国策との闘いになっている」と言われたのが印象深かったのですが、その「闘い」の厳しさを思うとともに、単なる支援運動ではダメだろうとも思いました。多くの人が、自らの闘いとすることができるかどうかだと思うのです。沖縄、福島、三里塚が国策との闘いであるように。
今日も、大津警察署、大阪府警にわかれて、関西地区生コン支部に対する弾圧に抗議する闘いが取り組まれます。私も、野菜をこれから整理し、食事をして、大阪府警に向かいます。みなさん。集まりましょう。
| 固定リンク
最近のコメント