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2018年12月29日 (土)

三里塚の正月野菜セットが届いた

 早々と三里塚から181229「正月野菜セット」が届きました。小松菜、サツマイモ、サトイモ、ニンジン、落花生、ホウレン草、ネギ、白菜、ゴボウ、大根 以上10品が注文した分。関東の正月セットにはさらに八つ頭が入っているのですが、初めて「関西でも入れて」とお願いしたら、「不作で」と断られた。なんとその八つ頭が「おまけ」で入っています。

 三里塚の小松菜にしたら可愛い。それに「今年はでっかい」と聞いていた白菜が可愛い・・・。鍋にすると美味しそうなネギが(市場は非常に高い)。

 まだ前回のでっかい白菜が残っている。まだまだ夕食の「鍋」が毎日続きそう。酒も進みそう。

 この一年、市東孝雄さんの農地などをめぐる東京高裁決定(最高裁棄却決定)に対する請求異議裁判がまる2年の闘いの上で、先日、千葉地裁で「棄却決定」の不当極まる反動判決が出た。

 

その中で、安倍政権によるTPP11、ヨーロッパとのEPA,そして舞台裏でのアメリカとのFTAと、日本の農業をグローバリズムの利権に差し出す政治が進んでいる。日本の農業の基本ともいえる「小規模農業(家族農業)」が「風前の灯」になっている。多くの農民が、その流れを「時の流れ」として諦める中で、「成田空港の拡張」という「国策」に真っ向から対峙するものとして市東さんの、三里塚の闘いがある。「いかなる結果になろうと、この地にとどまり、『土は、農地は私の命です』と想いを深めている」と市東さんは語る。

 新しい年、とりあえず強制執行を差しとめた流れを引き継ぎ、市東さんの農地を守り、この国の、安倍政権の農業切り捨て政策に抗い、辺野古、反原発の闘いと共に進んでいきたい。

 

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2018年12月21日 (金)

卑劣、不当な判決を弾劾する!(請求異議裁判)

 卑劣、不当な判決を弾劾する!

 昨日、千葉地裁で市東孝雄さんの農地にかかる請求異議裁判(元の裁判は農地法裁判)の判決が行われた。
 内容を云々する気にもならない卑劣、不当な判決だ。(判決要旨「18.12.20判決文要旨.pdf」をダウンロード 判決全文は三里塚反対同盟ブログにありますhttp://www.sanrizuka-doumei.jp/home02/index.html
 181220高瀬裁判長は、確定判決の東京高裁結審直後に行われた、1971年9月の小泉よねさんへの家屋と農地強奪を「過酷執行」とする小泉英政さんへの成田空港会社の謝罪と和解を認識したから、2年前にこの請求異議裁判の開始を認めたのではなかったのか! それゆえに、加瀬勉さんや小泉英政さんの証言を認めたのではなかったのか! 
 こうした請求異議裁判の経過を一切無視し、でたらめ極まりない文言に終始した「判決要旨」でしかない。怒りを込め、この判決強行を弾劾する!(右写真は、裁判後の報告会で挨拶する市東さん) 
 そもそも、成田空港会社の代理人が一人も法廷に姿を見せなかったことの中に、この判決が、安倍政権の意向、そしてそれを代弁する成田空港会社の意向を忖度したものでしかないことを物語っている。高瀬自身、裁判の進行協議の中で「私は小役人ですから」と自らを語ったと弁護団が報告していたが、そんな「捨て台詞」が司法の立場に立つ裁判長として成り立つと思うのか!断じて許されない!
 私たちは、怒りをもって直ちに控訴した市東さんを支持し、ともにその農地を守るために最後まで闘うことを決意する。

 同時に、強制執行を高裁の控訴審まで、行うことのないよう市東さん、弁護団が要請したことについて、今日、千葉地裁と弁護団の間で協議が行われることになったが、千葉地裁がそれを直ちに認めるよう私たちは求める。

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2018年12月15日 (土)

今年最後の産直野菜 (12月15日)

 先ほど、181215今年最後の三里塚からの野菜が届きました。
 水菜、ルッコラ、サトイモ、白菜、ネギ、ニンジン、じゃがいも、小松菜、春菊、ブロッコリー、カブ、大根 以上12品です。

 萩原さんから大根が大きくなりすぎて葉っぱを切り落として入れたと先週聞いたのですが、なんと今回は大根が箱に(それも大きめの箱ですよ)入らないからか、頭が切られて入っている。すごい大根・・・。

 宅急便さんがお歳暮で忙しいようで遅くなったので、野菜に水の補給をするだけで、簡単な食事をして、大阪府警前に急ぎます。野菜の処理は夕方に帰ってから。野菜は、今年はこれが最後。今週も多かったですが、さすがに外食がほとんどなく、少し知人に手伝ってもらっただけでこなせました。今度は2週間後の「正月野菜」。それまでになんとかこなせるでしょうね。

 今週、武委員長をはじめ新たに関西生コンの労働者3人に対する不当な起訴がありました。みなさん。年越しの不当拘留を強いられています。許せません!
 また、12月20日に市東さんの農地をめぐる「請求異議裁判」の判決があります。まったく楽観はできません。昨日の辺野古への土砂の搬入といい、安倍政権を許せない! 
 年内、もう一度(20日、21日)若狭でのアメーバデモ(ビラ配り)がありますが、私は千葉の裁判で参加できません。老朽原発、高浜原発1、2号機の来秋再稼働を絶対に阻止したいと想いを深めています。
 ほんとにいろいろ大変ですが、今年最後の2週間をふんばって、新しい年、安倍打倒の闘いをやり抜こう!

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2018年12月 8日 (土)

今週の産直野菜 (12月8日)

 18128_3今週の野菜が三里塚から先ほど届きました。

 ブロッコリー、ルッコラ、小松菜、ごぼう、サトイモ、ニンジン、じゃがいも、白菜、ホウレン草、カブ、ネギ、大根。以上、12品です。今週も、豊富。しかも、立派な白菜が初お目見え。さあ、鍋か・・・。

 今日はスケジュールがいっぱい。昼過ぎ1時半に大阪府警前での、繰り返されている関西生コンへの弾圧に抗議する行動。みなさん。まだ、間に合いますからお集まりください。

 午後3時半から、大阪駅前南で辺野古に基地を絶対作らせない大阪行動に久しぶりに参加。

 午後6時半から大阪市立中央区民センター(地下鉄再開筋本町駅3号出口東へ100メートルほど)ホールで、『労働組合つぶしの大弾圧を許さない 12・8集会』が開催されます。ぜひ、みなさんもお出でください。

 今日は、成田市三里塚から反対同盟農民の萩原富夫さんが、この過程をご一緒していただけることに。大慌てで、野菜の整理をして、大阪に向かいます。

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2018年12月 1日 (土)

今週の野菜 (12月1日)

 今週の野菜が、18121三里塚から届きました。といっても、「お歳暮」シーズン。宅急便のお兄さん、必死で運んでいたのでしょうが、こちらは、関西生コンへの弾圧に対する抗議行動に出かけなければならないギリギリでした。しかし、凄い!
 ホウレン草、じゃがいも、ブロッコリー、ゴボウ、ニンジン、サツマイモ、小松菜、ラディッシュ、水菜、キャベツ、カブ、ネギ、大根。以上、13品。
 報告が遅くなったのは、大阪府警への抗議から帰ってきて、遅くなった食事。そして洗濯物をいれたりして少し休んで、尼崎で会議に。19217『闇から希望をつなげて 2・17狭山集会』の準備の実行委員会の会議と交流会。
 やっと帰ってきて、風呂に入り、この報告。
 しかし、このすごい量の野菜をどうやって食べるのか。明日からの週は、5日、6日の若狭でのアメーバデモをはじめ、ほとんど家にいない・・・。
 まあ、引き取り手はあまたありますので、それに依存するしかないか。

 それにしても、関西生コンへの大阪府警、滋賀県警をはじめとした異常極まる、いや、不法極まる弾圧の凄さに、怒りの持っていき場所がないくらいだ。断じて許されない。関西生コンのみなさんの大変さを、私たちも「他人ごと」にしてはならない。それを今日の抗議をしながら、想いを深めた。

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