『第2回樫の木まつり』に参加して
7月8日、 請求異議裁判で強制収用の対象となっている市東さんの南台の畑で、「打ち合わせ」。反対同盟の伊藤さんから状況の説明と、支援連四党派から農地強奪を許さないという想いが語られて、 この『樫の木まつり』は市東さんの離れにある100年を超える樫の木の下で行われることから付いた名だが、「農地の強奪を許さない」という意思表示を請求異議裁判の開始という中でやろうということで、昨年開かれ、「今年もやれた」、「来年もやろう」と、第2回が開かれたのだ。 最後に、市東さんが、裁判の如何に関わらず来年もここで第3回をやろうということばで(強制収用されれば、ここも失うことになるのだ。許せるか!)この日の『樫の木まつり』は閉じられました。大雨が続いている関西から出かけてきた千葉は、着いた前夜にもう雨は上がっていた。そして『樫の木まつり』が開かれたこの日は、夏の雲があるものの、きれいな青空。この夏、初めて感じた「暑い!」夏の暑さでした。
市東さんを先頭にデモに出発。風が暑さとともにさわやかな空気を運んでいる中を150人がデモ。なんと会場の市東さんの離れから開拓道路に行くところに機動隊が完全武装で盾を横にして構え並んでいる。
「強奪するぞ!」という意思表示かとも思うが、場違いな滑稽さがあふれていた。
萩原富夫さんの開会の挨拶で始まり、動労千葉、関西実行委(私)、市東さんの会などいつもの発言バッターがそれぞれ想いを語る。
関西からわざわざこのために(前日は大阪十三、翌日は名古屋で公演)来られた趙博さん(パギヤン)の熱演と語りが集会を大いに盛り上げ、多くの皆さんの想いを、1500筆にのぼる署名を携え参加してくれた関西生コンの西山さんが代表していました。
飲み食い、語り合うにぎやかな集まりが今年も暑さを跳ね返して勝ち取られたのです。
なお、昨日開かれた裁判の進行協議で、7月17日の法廷で結審と言われていたものを押し返し、9月27日(木)に最終弁論を行い結審することになったと連絡が入りました。みなさん、準備をお願いします。また、秋の三里塚全国集会は、10月14日(日)に開かれることに決まりました。
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