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2017年12月24日 (日)

北原鉱治事務局長を偲ぶ会 (12月10日)

 北原さんの遺志を受け継ぐ

 去る1210日、成田市内のホテルで行われた「故北原鉱治事務局長を偲ぶ会」に列席してまいりました。80名の皆さんが集まり皆さんの思い出話に耳を傾け、北原さんの懐かしいビデオ音声を聴きながら生前の北原さんとの50年間の交わりを思い起こしました。私自身は三里塚現地での闘いを共に担い、特に彼の市会議員選挙では欠かさず淡路島から応援にかけつけたり、関西実行委員会結成の準備で北原さんが苦労を共にして結成を助けて下さったことが私の宝物です。

 171210偲ぶ会で挨拶に立った私はまず永井代表世話人と山本世話人のメッセージを紹介し『私は高校生の時に戸村委員長が、真理はあなた方を自由にする、との聖句をタスキにして三里塚闘争をけん引された姿に感動して淡路空港反対の闘いに立ち上がった。その後は、三里塚・淡路一体となって命と人権と平和を守る闘いを続けて来た。週間金曜日(20171013日号)で座談会の記事があり「三里塚は躓きの石」との発言をみて、聖書にある躓きの石は救い主を現す言葉であることを思い、三里塚の闘いが全国の様々なたたかいの「救い主」になることを確信している』と発言いたしました。(右上写真は、挨拶する北原健さん)

 171210_2市東孝雄さんがお葬式で読まれた弔辞で「81年暮れの石橋副委員長らの話し合いや83年の3・8分裂攻撃など、くり返しおそいかかる同盟破壊攻撃をはねかえし、北原さんが矢面(やおもて)にたって、絶対反対の基本路線を守り抜いてくれました。ここでふんばりぬいたからこそ、反対同盟の今があると思います。」との言葉の重みを感じています。

 いま憲法改悪状況と同時に市東さんの農地を強奪する国家権力の動きに対し、戸村さんや北原さんが闘いぬいた決意を遺志として私も受けついで、憲法を守り、市東さんの農地を守り抜く闘いを続けます。

             関実事務局 安藤眞一

 

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2017年12月16日 (土)

今週の産直野菜 (12月16日)

 171216先ほど三里塚から野菜が届きました。
 ニンジン、サトイモ、山東白菜、ネギ、キャベツ、大根
 以上、6品です。この時期にしては少ないですね。特に葉物がないのがさびしい。

 一昨日、三里塚現地から知らせが届きました。芝山に隣接する多古町の南にある横芝光町の町長が7日の記者会見で成田空港の「飛行延長を認められない」と発表したのです。

 成田空港では現在、飛行使用時間がすでに数度緩和されて午前6時から11時になっています。同じ内陸空港の大阪空港で、騒音被害に苦しむ住民の訴えから、長い裁判で争った末に、現在では午前6時から午後9時に飛行使用時間が制限されています。現状でも成田空港の騒音被害は、横田基地の騒音被害の10倍にあたると専門家も指摘しています。

 171212それを国は、東京オリンピックを口実に大幅な規制緩和を成田空港に実現しようとしているのです。そのことに広範な地域で「出て行けというのか」と怒りの抗議が起こっています。今回の横芝光町長の記者会見はそうした住民の想いを背景にしたもので、当然のことです。

 しかも、そのうえ国が計画している第3滑走路が作られれば、横芝光町はその騒音直下となります。こうしたことを前提にした空港会社の「基本計画を年度内に」という脅しに近い主張が認められるはずもありません。

 三里塚反対同盟は、この事態を受けて、3月4日に芝山町で現地集会を行うことを決めたようです。受け止めて準備に入りましょう。(といっても、どこで? どうやっていくの? ととまどいがありますが・・・)
 同時に、3月8日には、市東孝雄さんの農地にかかる請求異議裁判の口頭弁論が開かれます。すでに報じてきているように、この裁判の傍聴闘争が決定的に重要になっています。
 また、4月1日には、成田市内での全国集会がすでに呼びかけられています。
 大変な一か月になりそうです。

 しかも、大飯原発3号機の再稼働が、神戸製鋼の不正で、格納容器などに問題があることが原因となって2ヶ月延期され3月と言われています。これ自体は、単なる様子見の延期にすぎず、問題を調査することなどができる期間ではないので、より怒りが増していますが、それへの2月、3月の現地で、そして関西電力本店での取り組みが必要となっています。

 考えても始まらない、やるしかない厳しい過程になりますが、みなさん、準備をしていこう!

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2017年12月 9日 (土)

今週の産直野菜(12月9日)

17129 三里塚から先ほど野菜が届きました。いつもより遅い。宅急便さん、年末のお歳暮騒ぎで忙しいのだろうなと思いながら受け取る。

 水菜、ニンジン、サトイモ、山東菜、カブ、ネギ、大根。以上7品。まだまだ初秋の天候不順の影響か、少ない。
 年末の野菜市の品物から、ホウレンソウ、小松菜につづいて、サツマイモもダメと連絡があったが、残念。

 あらためて農業の大変さ、特にハウスをやらない無農薬の大変さを思います。

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2017年12月 2日 (土)

今週の産直野菜 (12月2日)

 17122産地塚から野菜が届きました。

 ラディッシュ、サツマイモ、ニンジン、水菜、カブ、大根、ネギ 以上7品。

 秋の天候不順の影響がまだまだ残っているようですね。葉物が少なく、鍋が・・・。まあ、これでやるか・・・。

 ここのところ忙しさにかまけて先週の野菜の報告をFacebookにあげたら、こちらを忘れた。

 それに関西実行委員会の『実行委ニュース 第162号』を11月28日に発行して、すでに皆さんのところに届いたと思います。これも忘れていました。

 今号のニュースは、10・8全国集会、9・25耕作権裁判、11・6請求異議裁判、17112911・20耕作権裁判と報告一色。しかし請求異議裁判で明らかになった空港会社、国の攻撃をはね返すべく来春3・8請求異議裁判への結集を軸に、12・10北原鉱治事務局長を偲ぶ会、1・8三里塚反対同盟2018年団結旗開き、関西の年末団結野菜市、そして関西実行委・2018年団結旗開きを告知しています。そして、財政危機にありますので、カンパのお願い。3・8裁判、そして4・1三里塚全国集会(詳細未定)にむけて、闘いぬこう!

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