北原鉱治事務局長を偲ぶ会 (12月10日)
北原さんの遺志を受け継ぐ
去る12月10日、成田市内のホテルで行われた「故北原鉱治事務局長を偲ぶ会」に列席してまいりました。80名の皆さんが集まり皆さんの思い出話に耳を傾け、北原さんの懐かしいビデオ音声を聴きながら生前の北原さんとの50年間の交わりを思い起こしました。私自身は三里塚現地での闘いを共に担い、特に彼の市会議員選挙では欠かさず淡路島から応援にかけつけたり、関西実行委員会結成の準備で北原さんが苦労を共にして結成を助けて下さったことが私の宝物です。
偲ぶ会で挨拶に立った私はまず永井代表世話人と山本世話人のメッセージを紹介し『私は高校生の時に戸村委員長が、真理はあなた方を自由にする、との聖句をタスキにして三里塚闘争をけん引された姿に感動して淡路空港反対の闘いに立ち上がった。その後は、三里塚・淡路一体となって命と人権と平和を守る闘いを続けて来た。週間金曜日(2017年10月13日号)で座談会の記事があり「三里塚は躓きの石」との発言をみて、聖書にある躓きの石は救い主を現す言葉であることを思い、三里塚の闘いが全国の様々なたたかいの「救い主」になることを確信している』と発言いたしました。(右上写真は、挨拶する北原健さん)
市東孝雄さんがお葬式で読まれた弔辞で「81年暮れの石橋副委員長らの話し合いや83年の3・8分裂攻撃など、くり返しおそいかかる同盟破壊攻撃をはねかえし、北原さんが矢面(やおもて)にたって、絶対反対の基本路線を守り抜いてくれました。ここでふんばりぬいたからこそ、反対同盟の今があると思います。」との言葉の重みを感じています。
いま憲法改悪状況と同時に市東さんの農地を強奪する国家権力の動きに対し、戸村さんや北原さんが闘いぬいた決意を遺志として私も受けついで、憲法を守り、市東さんの農地を守り抜く闘いを続けます。
関実事務局 安藤眞一
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