三里塚反対同盟旗開き 関生・西山さんの挨拶
新年明けましておめでとうございます。
皆さん方の話しを聞かせていただいて、今年も闘う年になるのではないかと確信をもちました。
今日は、私たちの闘いのことを紹介していきたいと思います。
関西生コンでは、この2017年、激動の闘いになるんじゃないかと思っています。
年末から関西で3ヶ所で緊急泊まり込み闘争に入りました。これは中小企業が苦しんでいる状態ではありますが、大企業から収奪されているということが解かっていない中小企業経営者の弾圧事件です。もう一つは、大企業による私たちの運動を止めるための弾圧策動いうのがあって、職場闘争を現在闘っています。
3ヶ所で年末年始を過ごすというのは、今の社会がそのようにさせているんじゃないかなと思います。1月1日の元旦闘争には、500人の組合員が結集して、闘いました。これでいきなりスタートを切ったということです。
それで、私たちはこの一年、17年をどういうたたかいをしなければいけないのか、いうことを考えさせられていると思います。
やはり、運動体を大きくしていく、そのためにはどういう形をみなさんに訴えて行くか。そのために一番思わなければいけないのは、現在、権力側の分裂策動が巧妙に、陰湿に流されていると思います。年末に流されていた「沖縄の反対運動をしている人たちは、ほんとうに暴力的にやっている」というマスコミ報道が結構一斉になされたと思います。ほんとに知らない人たちは、それを観て、「あ、そうなんや」と思ってしまいますが、今のアベ政権の嘘とデタラメ、そしてマスコミを使った戦略、私たちはこれにたいしてどのように闘っていかなければいけないか、というふうに思っています。
それで、この三里塚の50年の闘い、これをほんとに一般の人たち、特に若い人たちに伝えなければいけない、いうのが私たちの想いです。特に関西においては、三里塚闘争など若い人たちはまったく知りません。運動をつくる人たちが、「昔、こんなことがあったんや」いうのが現状です。現地に多くの若者を結集させていかなければいけないとともにその取り組みをひろげさせていかなければならないと思っています。
やはり、一番は住民闘争を、どのように労働組合がひっぱっていくのか、そこが一番大きなテーマやと思います。やはり、世の中を変えていくには、労働組合が先頭に立って登場していかなければいけない。
私たちも、労働運動をもっともっと前進させていく、その役割を担っていくと考えています。
この2017年は、ほんとうに権力側の攻撃と全面的に闘っていく、そういう決意をみなさんの前で表明し、そしてこの三里塚闘争を、決してあきらめずにともに闘っていくということを表明して、挨拶とさせていただきます。よろしくお願いします。
(文責は、当ブログ管理人にあります)
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