40回目の「団結野菜市」が成功しました
三里塚の野菜を年末に各地域の団体や個人などに購入していただく「団結野菜市」が今年で40年を迎えました。昨年までは三里塚現地からトラックに満載して運んできてもらい、明石教会で荷受けしました。その日の朝早く永井代表や山本世話人、亡くなられた加邉事務局長の挨拶と三里塚反対同盟の挨拶をいただいて小さな集会をやってから、届いた野菜を各地域に振り分ける作業を、20人余りでやりました。各地域が、その分けられたものを車に積んで、こんどはそれぞれのところで配ります。東灘区住民の会などは、明石教会で各配布先ごとに箱詰めし、それを車に積んでスタートです。昼前にはそれを終え(年々慣れてきて出発が早くなりました)、各配布先(会員など)に配ります。早朝から始まって、配り終わるのが午後5時ごろ、もう暗くなっていました。
39年このスタイルでやってきましたが、メンバーの高齢化が進み、その負担の大きさと事故の危険を考え、今年は、現地三里塚でこのすべての作業をやってもらうことになりました(そうしてでも続けようという三里塚産直の会の強い想いに支えられ)。各メンバーのところに宅急便で送ることになったのです。
予想されたことでもありましたが、現地の皆さんの負担が非常に大きくなり、また、関西実行委員会事務局の整理に負担が集中しました。結果として、それぞれでミスが発生し、注文をいただいた数軒にご迷惑をかけることになりました。
そういうこともありましたが、みなさんのご協力と三里塚に寄せる熱い想いから、心配されたような落ち込みもなく、今日すべてが無事終了しました。
起こった問題などを今後検討し、来年も継続するために進みたいと、昨日、関実事務局会議で確認されました。
ご協力いただいたみなさん。とりわけ、ほんとに大変な思いをしながら支えて下さった三里塚現地のみなさんにこころからお礼を申しあげます。この力を、市東さんの農地を守り、第3滑走路建設を許さない新しい年の三里塚の闘いへつなげていきたいと思います。まずは、1月9日の三里塚反対同盟の団結旗開き、関西実行委員会の1月15日の団結旗開き、そして2月12日、「国策とたたかう農民、農地を守ろう! アベ政治を許さない! -三里塚闘争50年にさいして-」集会を成功させ、3月26日、成田市での三里塚全国集会に集まろう。
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