10・9三里塚全国集会
昨日、三里塚現地で50周年集会を成功させた7月を引き継いで、市東さんの農地を守ろう、第3滑走路建設反対、夜間飛行の規制緩和(24時間化)を許すな!と三里塚現地での全国集会が、用地内にある萩原さんの「清水の畑」で開かれました。
朝から時折横殴りの雨、集会が始まるころには会場が畑ですから、すごいぬかるみ状態。やむなく、集会の向きを90度変えて、演台と一部は畑の中ですが、半分ほどが畑の淵の土手と林の中に。集会途中で雨が上がり、ほっ。しかし、演台周辺のぬかるみはひどく、写真を撮るのに一苦労しました。
集会は、北原鉱治事務局長の病床からのメッセージのあと、萩原富夫さんが用意した基調報告を読み上げました。久しぶりに反対同盟の「たたかいの方針」を聞くことができました。
「市東さんの農地取り上げを打ち破ろう」という枠の最初に登壇した市東孝雄さんが、いかなる事態になろうと天神峰で農業を続けていくと決意を明らかにしました。
「沖縄・福島・三里塚一体で国策と闘う」の枠では、福島からの椎名千恵子さんに続いて、沖縄から彫刻家の金城実さんとキムチミョンさんが登壇し、金城さんが「オール沖縄」に触れながら三里塚が、福島、沖縄とともに大きな枠組みを作っていくために陣形を拡げ連帯していくことを呼びかけられました。
連帯挨拶で関西生コンの西山直洋さんが登壇し、動労千葉とともに労働者と労働組合の闘いの重要性を訴えるとともに、来春2月に、関西での「三里塚50年」の取り組みに協力を求められました。
動労千葉の田中委員長、反対同盟の顧問弁護団、市東さんの農地取り上げに反対する会、全国農民会議など多くの発言が続く。経産相テント前ひろばからもメッセージが届き、読み上げられました。
薬の副作用から体調を崩され、来れなかった山本善偉関実世話人に代わって、私が久しぶりに登壇して連帯挨拶をさせていただいた。
雨の中も含め、集会全体は休みもなく3時間を超えた。ちょっと長いなぁと思いながら、ようやくデモ出発。
東峰部落の中を通って、市東さん宅の前、そして市東さんの南台への畑へ。私たち関西の一部は、東横インのところでデモから離脱。帰途につきました。
東峰部落をでたところで、思わず「えっ!」とデモ右手の機動隊を見た。面白いパフォーマンスをする人がいる。デモ隊が通っていくのを見定めて、私たちがいる先頭集団に戻ってきた。
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