今週の産直野菜 (10月29日)
先ほど三里塚から産直野菜が届きました。
ピーマン、冬瓜、ニラ、里芋、小松菜、ナス、間引き大根、ネギ、大根、ゴボウ 以上10品です。
ようやくいろいろ秋の野菜が届き始めました。ゴボウにびっくり。気温が高いからでしょうか。ニンジンも出てくるようです。
しかし、この豊かな無農薬野菜を作っている市東さんの畑を、最高裁は、NAAの証拠偽造や農地法違反などを一切無視して、高裁決定の棄却を求めた上告を棄却する決定を、10月25日、強行しました。
予想されたとはいえ、正に、国策を追随して判断をする「司法の自殺」がここでも強行されました。
しかし、当該の市東さんは「絶対許せないし、認めるわけにはいきません」「どんな判決が出ようとここで頑張っていく。からだを張ってたたかう」と直後の記者会見で改めてその決意を明らかにしています。
私たちも、「この豊かな野菜と農地を守る」想いを、市東さんの決意に添いながら、現地の攻防に全力で結集していきましょう。
今日の野菜の報告が遅れたのは、先ず、沖縄高江での大阪府警の許しがたい差別発言に抗議した行動を行い、午前中の荷受けができなかったからです。そして、11月1日の強行採決が狙われている国会でのTPP批准攻撃に反対して、「STOP!TPP 緊急闘争」が約400名の結集のもとに闘い取られたからです。
アメリカの両大統領候補がTPP反対を掲げざるを得ないのは、NAFT(北米貿易協定)や米韓FTAで、結局アメリカの99%の人びとの生活が良くなるどころか、格差が広がり暮らしにくくなっていることに圧倒的なアメリカの人びとが怒っていることを、両大統領候補共に無視できないからです。そしてアメリカの人びとは「ISDS条項を日本に強制されたら大変なことになる」と危機感を抱いているのです。
安倍政権は、単に「アメリカ追随」としてこの11月1日にもTPP批准を強行しようとしているのではないのです。大企業、巨大多国籍企業の利害に依拠してTPP批准の暴挙を行おうとしているのです。こんなことがどうして許せるでしょうか。最後まであきらめず、「TPP反対」の声を上げていきましょう。
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