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2016年10月20日 (木)

耕作権裁判(10月17日)での萩原富夫さんの挨拶

いろいろこの間ですね、色んなことがおきていますんで、もう頭の中がごじゃごじゃしていて、何をポイントにしてしゃべったらいいのかわからない状態です。今日の裁判についてはみなさんのおっしゃる通りたいへん高圧的な裁判長で、僕も見ていてムカムカするくらいでしたが、次回はみんなで帽子かぶって(一斉に爆笑)、それくらい意地をもってね「ふざけんな」という形で、僕も帽子かぶっていくか。とにかくこの裁判所の態勢というか、本気で農地取り上げに来るということの中で、ああいう裁判官をこっちは、ぶっ潰すというか、ぶっ飛ばしていく、そういう我々の気迫をもってね、これからも闘っていきたいと思います。また1月も(次回口頭弁論、130日)集会、デモをやってね、ガンガン攻めていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

161017今回の10・9につきましても、この一年、反対同盟、事務局中心にいろいろ議論しながら、たたかいを作っていくというスタイルを貫いて、じっくりとやってきました。そういう中で、10・9集会、元気のいい集会ができた。みんなが主体的に自分のことばでたたかいを進めていくということでやりきったなということで、非常に満足のいく内容であったと思います。同時にこの第3滑走路攻撃ということがありますので、それとのたたかいがもうすでに連日、支援の仲間の力を借りながらも、同盟の太郎良さんが「自分が先頭に立ってやる」という決意で、もう本部長として、闘争本部長としてぶっ立って説明会に乗り込んでおります。日々、激しいたたかいを現地の仲間とともに闘っております。昨日も、一斉行動日でありまして、ビラを配って、説明会にも抗議闘争に行くというようなたたかいが展開されております。

で、本日の朝からのデモということで、非常にみんな疲れていると思うんですよね。しかし、こういう一つ一つのたたかいをやっていくなかで、市東さんの裁判等々を勝利していくということだし、実際にこの第3滑走路計画下に入った人々がほんとに怒りの声を上げ始めている、ということが実際にあります。ビラを作って、自分で有志としてビラを配って、反対運動というか、相談する場を作っていくんだとか、そういう動きが始まりました。移転した人だって、「もう動きたくない」「もう絶対にうごかねえぞ」という人もいるんですよ。

こういう形で、私たち反対同盟が3年以上にわたって「第3滑走路反対だ」というかたちでずっと継続してやってきた中で、すでにもう地盤を作っているという状況だと思います。さらに○○○町のほうにも展開を広げながら、住民の立場に立った声をひろって、今後どんどん広めていって、みんなが勇気もって声をあげていけるように、そういう状況を私たち自身がつくっていくことだと思っています。

そういう重層的なたたかいがこれからも続きます。

今後のたたかいですけれども、市東さんのたたかいについても、署名運動をしっかりと取り組んで、更に広げる。そして最高裁に対するたたかいもまたやる。そして耕作権裁判もデモをやって闘っていく。裁判所の中でも、もうあいつらの言うことは聞かないというくらいの、「ふざけんな」というたたかいを、思うようにはやらせないというたたかいを、今日のようにたたかっていきたいと思います。

そして私たちは、さらにさらに大きな運動にしていくために、いままでつき合いしていない人たちに対しても、心から我々のたたかいと一緒にやろうと、やっぱり市東さんの農地が取られようとしているときにね、過去の問題とか、「あいつらとはやれない」とか、こういうことを言うんじゃないよと。同盟自身がそういうことは余り気にしないというか、ぜひ来てくれと、どんどん声をかけてね、まあ、10・9についてもいろんな方が来てくれましたけれども、私たちがそういう立場であれば道は開けると思います。今後も、みなさんとともにたたかっていきたいと思いますのでご協力をお願いいたします。

じゃあ、今後もよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

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