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2016年6月25日 (土)

今週の産直野菜 (6月25日)

16525 先ほど、三里塚から野菜が届きました。

 モロッコインゲン、じゃがいも、ナス、ズッキーニ、ピーマン、とうもろこし、きゅうり、にんじん

 以上、8品です。トウモロコシの初もの。うれしいですね。しかし、夏ですね。葉物がない。可愛いなすが1個だけ・・・。

 さあ、みなさん。「7・3東京集会」に行こう!

 三里塚50年の闘いを想いながら、今、何が三里塚なのか、この国家権力を真っ向から相手にした闘いを、今のたたかいにするのか、過去のものにしてしまうのか、私たち、一人一人の在り方にかかっていると思います。安倍打倒の狼煙に、この「7・3東京集会」をしよう!

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2016年6月18日 (土)

今週の産直野菜 (6月18日)

16618 「辺野古の海に基地を作らせない神戸行動」のビラまき、「しのだづま考応援団・兵庫」の『芸能と差別 中西和久が語る説経節の世界』講演会を終わって帰ってくると、ようやく三里塚の野菜が届いた。

 ピーマン、じゃがいも、カブ、ニンジン、ニラ、水菜、ズッキーニ、キュウリ、モロッコインゲン

 以上10品です。先週が少なかったので心配しましたが、これだけあれば・・・。

 7月3日、三里塚闘争50年を記念した『7・3東京集会 三里塚闘争50周年! これからも闘うぞ  農地を守り、沖縄・福島と結ぶ』集会に、全力で参加しよう!

 「東京オリンピックと観光によるGDPアップ」などというでたらめ極まる安倍の航空政策(経済政策、アベノミクス)に怒りの声を上げよう! 地域住民の騒音被害を始め、さまざまなくらしの破壊が必然となるこんな政策が許せるか!第3滑走路などとんでもない! 夜間飛行の規制緩和、24時間化など許せるか! そもそもすでに関東圏のホテルのキャパが破産し始めているではないか! 何の展望もない「首都圏空港容量の拡大」政策に、怒りを叩きつけ、市東さんの農地取り上げを許さない闘いを! 7・3東京集会に集まろう!

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2016年6月13日 (月)

7・3 東京へ行こう!

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 7月10日に予定されている参議院選挙でどういう結果が出せるか。その先の見通しが語りづらくなっている部分もあります。しかし、安倍政権によって反動化が強まる中で、私たちは、生まずたゆまず闘いぬいていくことが求められています。
 50年前の7月4日、佐藤政権(当時)によって、東京新国際空港の建設予定地が、突然、冨里から三里塚に変更され閣議決定された。実に「50周年」を、三里塚闘争は迎えます。私たち住民の会では、72年くらいから「同じ空港問題」として地域に配布する『ニュース』に毎号のように三里塚闘争を伝え、74年から現地との交流もはじまりました。
 闘いに立ちあがった反対同盟の農民のみなさんが、誰が、50年も闘い続けるなどと予想をしたでしょうか。
 しかし、1961年の農業基本法の制定以降、この国は農業規模の拡大、家族農業の解体の道に入るとともに、四日市公害や水俣病被害など70年前後に吹き荒れ、多くの住民、農民、漁民が高度経済成長の犠牲となって切り捨てられてきました。
 その最たるものとして、シルクコンビナート計画で農民をだまし、成田空港建設へひた走った歴代の政権の住民の生活やいのちをかえりみない犠牲を強制しようとしたことに農民が怒ったのが三里塚闘争だったのです。その怒りに多くの人が共感し、あの不便極まりない北総の大地に2万、3万の人民が結集した、70年、71年の闘いが起こったのです。
 安倍政権に抗して、今、私たちは、沖縄、福島、そして原発再稼働反対、原発輸出反対、武器輸出反対の闘いに、戦争法反対、戦争をする国にするなと起ち上っています。この時、50年も、国と真っ向から非妥協の闘いをたたかいぬき、少数になったとはいえ今も屈することなく闘い続け、農を守り、土を守っている農民のみなさんがおられるという事の重大さをかみしめてほしいと思うのです。
 去る3月27日、成田市で開かれた三里塚の全国集会において、反対同盟の萩原富夫さんが提起された「闘いの陣形を拡げ、思い切って従来の壁を打ち破ろう」という提起には、時間がなかったために「7・3東京集会」はまだまだ不十分なものとなっていますが、しかし、これが第一歩であることは明らかです。
 「50年」は過去を振り返るためのものではありません。今こそ安倍政権打倒に向けた火柱として、参議院選挙過程で、「三里塚闘争50年」をかみしめ、闘いぬこうではありませんか。7月3日、東京集会へ行こう!

      新空港反対東灘区住民の会『おしらせ』100号より転載

 

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2016年6月 4日 (土)

今週の産直野菜 (6月4日)

1664 先ほど、三里塚から野菜が届きました。いつもより重く、「??}。箱を開けてみると、「2ケース、1箱」と書いてある。

 野菜を出してみると、大根2本、キュウリ8本、ズッキーニ2本・・・。確かに2倍ある。いつも1口分でも食べるのがやっとの私ですから、喜んでもおられない。「オロオロ」。多くてありがとうという場合ではない。

 ひょっとしたらと調べたら関西で、2口注文の2軒のうち1軒がやはり1口しかいっていない。今日は昼から連荘のスケジュール。明日は京丹後の米軍基地反対闘争。とてもじゃないが付き合ってられない。

 結局、現地と相談して、私の余分は知り合いに分けることに。

 16529今週の日曜日、晴天の三里塚の清水の畑でじゃが芋掘りの産地交流会に久しぶりに参加してきた。産直の会の消費者の家族と、福島の仮設からの参加者で70人くらいかな。初夏を思わす晴れた暑さでしたが、風が心地よい。おまけに、南風だったようで、いつもここで航空機のうるささで怒りを覚えるのだが、この日はほとんど聞こえない。のんびりと畑の中の自然と、子どもさんたちのはしゃいでいる様子を楽しませてもらった。

 16529_2感心したのは、福島の仮設から来たおばさんたちの芋を掘るときの腰の入り方。やはり農業をやってこられたのがよくわかる見事さに、ほれぼれとした。

 久しぶりに「畑はいいなぁ」とはまり込み、反対同盟や現地支援のみなさんが手塩をかけて作ってくれた昼食をほんとに美味しくいただきました。

 準備されたみなさん。ありがとうございました。

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2016年6月 2日 (木)

三里塚50年を確認し、農地と命をまもりぬこう

 「実行委ニュース」第156号巻頭より転載 

三里塚闘争の50年を確認し、農地と命をまもりぬこう  

 去る3月27日、成田ニュータウンで開催された3・27三里塚全国集会で「三里塚は今年50周年を迎えた。新たな飛躍をかけた7・3の50周年イベントを成功させよう」との集会宣言が発せられました。私たち関西実行委員会も三里塚50年の勝利を確認し、農地といのちをまもりぬく闘いを、反対同盟と共に取り組みましょう。
 この集会で市東孝雄さんは「第3誘導路裁判で、国側と空港会社がとんでもないことを言ってきました。・・うるさいことを解かっていてそこに帰ってきた・・自分の自由意思で住んでるから、原告の適格はない・・と。そんなふざけたことを言ってんじゃないということですよね。やっぱり、ほんとに怒りが沸きあがってきます」と国家権力の正体を暴露して、これに協力する裁判所に対し、怒りの決起を訴えました。農地を奪い、人権と、命を奪う彼らを許してはなりません。裁判の傍聴闘争と5万人署名、関西での様々な取り組みを続けましょう。

 5万人署名のとりくみを
 反対同盟は昨年の8月から最高裁判所に対する新たな署名運動をよびかけ、5月18日第2次署名7066筆を最高裁に提出し、総数は18192筆に達しています。同時に賛同者からメッセージをいただく取り組みもされて賛同者は413人、96団体(4月20日現在)に上っています。私も「国の不正義を許さず、市東さんと共にいのちとくらしを守る農地を死守するぞ! 共に闘いましょう。」との賛同メッセージを載せていただいています。
 私たちは関西で開催されている諸集会に参加して、署名のお願いをし、またグループの会合でも参加者に署名のお願いを行い、駅頭で通行人の方に署名をお願いする精力的な活動を続けています。「署名をお願いします」と呼びかけると「三里塚・・何ですか」との答えには、趣意書を説明したり市東さんの思いを伝えます。また「三里塚はまだ続いているのですか」との反応には、国の不法不正義を説明し「憲法を守るために是非」と強く署名をお願いしています。「以前にしました」との答えがあるかも知れませんが、「今度は最高裁への署名です。今までの倍の皆さんにお願いしています」と積極的な署名集めを続けています。ある組合では、家族ぐるみで署名活動をしてくださっています。これからも、5万人達成のために関西の力を発揮しましょう。

 騒音地獄化を許すな
 市東孝雄さん宅のすぐ横は暫定滑走路があり、早朝から深夜まで殺人的な騒音がまき散らされています。2014年11月29日に開催されたシンポジウムで松井利仁先生(北海道大学大学院教授)は厚木騒音訴訟の実例を解説し「ジェット機の騒音が健康被害を起こす」ことを分かりやすく教えてくれました。成田空港周辺の激甚な騒音、165とりわけ市東孝雄さんへの健康被害が心配です。反対同盟が独自で騒音調査をしたデータが90デシベルを超えたことを聞き、怒りがこみあげます。いま「成田空港環境こみゅにてい」の騒音速報値では、暫定滑走路北部で91・2デシベル(2016年5月10日午後7時30分)を記録しており、殺人空港をストップさせるためにも農地裁判に勝利する、耕作権裁判や他の裁判に勝利する、その闘いを実現してゆきましょう。

 7月3日を節目に
 3月集会で反対同盟の萩原富夫さんは「原点に立ち返って、この国家権力による横暴と対決する農民のたたかい、いまこそそういうことを全国に訴えて、三里塚闘争の発展をかちとっていかなければならないと思っています。」「みなさん。いままでの壁をうちやぶりませんか。私たちが閉じこもっていては、何も変わりません。私たちのたたかいはここにしっかりとあります。みなさんのたたかいがあります。さらにその上で、たたかいを広げるために、今一度、頭を真っ白にして、あらたな三里塚闘争をつくりあげようではありませんか」との呼びかけをされました。私たち関西実行委員会もこの呼びかけに応えて、関西での三里塚の闘いを「原点に帰って、壁を打ち破って」積み上げる努力が求められていると思います。7月3日三里塚50周年集会(東京)を節目に関西でも新たな闘いを起こしましょう。
                        (事務局・安藤眞一)

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