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2016年3月31日 (木)

3・27三里塚全国集会 連帯挨拶 関西生コン 西山直洋さん

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 全国総決起集会に結集する仲間のみなさん。こんにちは。
 
大阪から来ました関生支部、西山といいます。

 まず、はじめに挨拶させていただきますが、冒頭の萩原さんのことば、私は非常にこの三里塚闘争の未来が切り拓かれたと感じました。決して過去の運動を否定することなく、今後新たな運動をもっと広げて行くんだというたたかいこそ、勝利への道というのが切り拓かれるという風に感じています。

 16327_2そして動労千葉の委員長の挨拶にもあったように、われわれと同様、労働組合のたたかいこそが、この三里塚闘争の勝利の道だというふうに考えています。労働組合が本当にストライキをしないこの世の中で、唯一、ストライキをし、そして現場のたたかいをし、勝利する。この法則がなくなれば、あらゆる闘争は勝利の道を閉ざされます。現場での闘争、ストライキがなければ、今、安倍政権に対する闘争も労働者の力でうちのめすことはできません。

 昨年の戦争法案反対の闘争、非常に盛り上がりました。私たちも、大阪の地ではありますが、この戦争法案に反対するためのストライキを決起してきました。

 そして現在、私たちが連帯している、そして全国から結集している沖縄のたたかいです。安倍政権の本当のアキレス腱になるこの辺野古の闘争、私たちは全力で支援し、連帯していかなくてはなりません。
 
この辺野古闘争で、私たちは本当に悔しい思いをしていました。それはなにか。米軍基地、新基地建設のために、私たちが日ごろ使っている生コンクリー車が、どんどん仲間たちの闘争をはねのけて基地に入って行く。
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私はこの姿をどういう風に運動に結び付けてひっくり返していかなければならないのか考え、この2月に大阪から生コン車を持って行って共に連帯闘争をしてきました。そしてこの313日には、大阪の地において、250台の生コン車を決起させ、大阪市内をデモ行進しました。

 やはり、私が何をいいたいのかというのは、労働組合として、そして現地においてどのような闘い方ができるのか、これがこの三里塚闘争勝利に導く一つの問題だと考えています。そういうことから前段で話した萩原さんの新しい道、新しい運動のあり方、これがほんとうに期待の持てる三里塚闘争勝利への道ではないかと考えました。

 私たちも微力ではありますが、大阪の地において、この三里塚のたたかい、ともに決起してたたかっていきますので、みなさんも連帯してともにたたかいましょう。

 

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2016年3月30日 (水)

3・27三里塚全国集会 市東孝雄さんの挨拶

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 みなさん。お疲れ様です。
 
忙しい中「5万人署名」、また裁判傍聴と、ほんとうにありがとうございます。

 16327_4今、農地法裁判は最高裁の方に移っています。いつ、判決が出るかわからない状況であります。油断できません。
 
また、千葉地裁で行われている耕作権裁判、そのほうもですね、裁判長がまた代わりました。ちょっといい、まあ、いいってことはないんでしょうが、裁判長だなとおもうと、多分、国側の権力的な裁判長がでてきて、それをひっくり返す。そういうのは、散々やってきましたんでね。まあ、またそういう裁判長かなという気持ちは充分あります。
 裁判の傍聴ですね。傍聴を、結集をもっとやって裁判所を脅かし、訴訟をこちらの側に引き寄せる、そういうたたかいを作るためにも、みなさん、裁判所に足を運べる人は一人でも多く結集していただきたいと思います。

 また、あの沖縄に行った一審の多見谷。先ほど川野さんの方からお話しがありましたように、沖縄での訴訟がほんとうに許せない、まったく辺野古の人たち、辺野古の海をね、馬鹿にした訴訟指揮だと思います。絶対に認めることはできません。ともに私もたたかいたいと思います。

 そして、またほかの千葉地裁の裁判なんですが、このあいだ、第3誘導路裁判で、そこで国側と空港会社、これが何を言ったか。とんでもないことを言ってきました。それは何かというと、「うるさいことを解かっていてそこに帰ってきた」と。なおかつ「自分の自由意思で住んでんだから、原告の適格はない」と。そんなふざけたことを言ってんじゃないということですよね。やっぱり、ほんとに怒りが沸きあがってきますよ。

 16327_5そして今、全国で「守る会」が色々なところで作られつつあります。

 今日、結集された人たちのなかでも、輪をひろげて、形はいろいろ違うことがあるとは思いますが、私の農地に対する支え、いろいろな意味で協力してもらえたら、嬉しいと思います。

 ですから、普段でもなんでもかまいませんから、来れる人は三里塚に来ていただいて、草の一本でも結構です。よろしくお願いいたします。

 昨日、代々木公園に行ってきました。35千の大結集の集会でした。そこでも、安倍政権に対する怒りが、ほんとに満ち溢れていました。
 
成田でも、安倍の軍事法制、戦争法ですね、それを打ち砕くたたかいを、成田空港を軍事化させない、そういうたたかいに、みなさんとともにたたかいたいと思います。

 国策の中でたたかっている幅広い人たちとの連携をはたしながら、沖縄、福島、三里塚、想いを一つにして、なにしろこの根っこは同じだと思います。

 より一層の支援を、ともに頑張って、やっていただきたいと思います。
 
よろしくお願いします。

 





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2016年3月29日 (火)

3・27全国集会 主催者の挨拶 (萩原富夫さん)

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みなさん。全国から結集いただきまして、ありがとうございます。

先ほど、北原事務局長のメッセージを読み上げていただきましたが、今のところ体調は回復に向かっておりますので、ご安心ください。ただ、ご高齢ですので、外に出ていると寒い中、体調を崩されるといけないので、大事をとりまして、メッセージというかたちにしました。

代わりまして私の方から基調ということで、提起させていただきます。

これまでのフリートークの中でね、多くの方々が、それぞれの立場から今の安倍政権に対する怒りとたたかいの決意、報告がありました。もう、このことについて私が話すことはないと思うのです。そういうわけで、ちょっと楽をさせていただいて、三里塚の話しを少ししたいと思います。

今、三里塚闘争はご承知のとおり市東さんの農地死守のたたかいが最高裁にいっております。最高裁に対して、1月、5万人署名の呼びかけの中から12千筆あまりを、同盟先頭に、そして弁護団とともに提出し、最高裁への訴えを行ってきました。

さらに今日の集会を第2の「締め」としまして署名のお願いをしていましたところ、私たち自身が集めた署名とともに、関西から2千筆を越える署名を届けていただきました。関西生コン支部、そして港合同のみなさんを中心にあつめていただいたことを心から感謝もうしあげたいと思います。

2次に向って、1次で1万でしたから、この後どう積み上げをしようかというところで、私たちとしては大変心配しておったところでしたけれども、これでなんとか恰好がつきまして、新たに5,531筆というかたちになりましたので、日程を調整しまして、再度、最高裁にたいして要請行動、抗議行動をたたかっていきたいと思います。ありがとうございました。

16327_2市東さんの農地を守るたたかいは、すべての農民に通じる問題だと思っています。現在、安倍政権のもとで、TPPを推進し、沖縄のサトウキビをはじめ、さらに北海道では牛乳の問題など、あらゆる面で農民に対して、これではやっていけないというような攻撃が加えられようとしています。

市東さんのたたかいは「農地はいのち」と銘打って、農業を守るたたかいこそが人民にとって大切なたたかいなのだということを訴えてたたかっております。そういう意味では全国の農民が追い込まれている、この「農業を続けていけない」「生きていけない」、こういう状況の中において、農地を守って農業を続けるというたたかいはほんとに全国の農民を勇気づけるたたかいだと思います。私たちは、このたたかいをとことん貫いていきます。       

目下の政策である成田空港によって地域は潤うだとか、空港がもっともっと発展すれば成田の市民も潤うというような論理で進められようとしている第3滑走路の建設というとんでもない政策に対して、命を大事にしない今の安倍政治に対して、私たちはこの第3滑走路建設という、農地をつぶし、自然を破壊し、農業をも破壊していく、こういうような政策とのたたかいとして、私たちは、農地が大事なんだと、こういうような政策とのたたかいとして、私たちはたたかいます。

このことを本当に市民のみなさんに、訴えたいと思います。

本日、この赤坂公園という成田空港で働く人たちのための住宅地として開発されました成田ニュータウンのど真ん中で、そのことを訴えることができるという絶好の機会を得ました。まあ、そのことは市役所のみなさんに感謝しましょうか。市役所の方はこの後ろで騒音調査をされているようですが、私たちの訴えは騒音とは無縁であります。

今、安倍政権が軍事と戦争にカネをつぎ込んで、武器や原発も輸出するという、ほんとうに「金儲け第一」の政治を進めております。こんな政治はもううんざりです。私たちのたたかいはここにも通じています。「農地はいのち」。市東さんのたたかいは、農地を奪う安倍政治とのたたかいです。私たちが「世の中を変える」といった場合、新たな世界を展望する、このような命を大切にするという視点はやっぱり一番だいじなところではないでしょうか。このように私たちはつねに新たな社会を展望していきましょう。

さらに沖縄について、すでに発言がありましたけれど、あのように行政や県知事までまきこんだ、ほんとに「島ぐるみ」のたたかいが爆発しているということ、このことについて私たちは大いに学ぶところもあると思います。

私たちのたたかいは50年という長きにわたって、ほんとに命がけのたたかいを展開してきたと思います。私自身は、こう見えても若造ですので、実際にからだをはって機動隊とぶつかったようなことは経験としてありません。しかし、そのたたかいの上に現在の勝利が切り拓かれてきたこと、このことは事実だと思います。そのことは大いに誇っていいたたかいだと思います。そしてそのたたかいの中で、私たちはある意味で、余りにも精鋭化しすぎてしまった。そういえるんじゃないかと思っています。

16327_3今一度、何度もいうようですけれども、原点に立ち返って、この国家権力による横暴と対決する農民のたたかい、いまこそそういうことを全国に訴えて、三里塚闘争の発展をかちとっていかなければならないと思っています。市東さんのたたかいを勝利するには、目の前にいるみなさんのたたかいを、さらに一回り大きく、二回りも大きくしていくようなたたかいがひつようです。それはわたしたちにとって、ほんとうに切実な課題になっています。

先日、2月に、耕作権裁判の後、報告会で私は、熱田派のみなさんの方にも、これは私たちはずっと「脱落派」と称してきました人たちでありますが、この熱田派の人々も私たちのたたかいを訴えるべきだ、広げていこうじゃないか、という訴えをしました。

その中身というのは、やはりこのままじゃあいけない、私たちのたたかいはもっともっと全国にひろがるはずである、そして市東さんのたたかいを絶対勝利しなければならない。

もちろん、その熱田派のひとたちに訴えても、どれだけの力になるかわかりません。しかし、そこから始めなければ。三里塚をたたかってきた向こうのひとたちにとっても、「市東さんのたたかいは支援すべきたたかいである」という声を聴いています。

みなさん。いままでの壁をうちやぶりませんか。私たちが閉じこもっていては、何も変わりません。私たちのたたかいはここにしっかりとあります。みなさんのたたかいがあります。さらにその上で、たたかいを広げるために、今一度、頭を真っ白にして、あらたな三里塚闘争をつくりあげようではありませんか。

拍手がないようです。私の訴えは、ちょっと届かないようであります。

しかし、三里塚反対同盟は、このままでは、はっきりいって、先細りしていく三里塚闘争の危機の中で、私たちは外へ撃ってでる。もっともっと、もっともっと誰とだって繋がって行く。

市東さんのたたかいに心打たれ、支援したという人となら誰とだって繋がっていく。そういうたたかいに撃ってでたいと思います。

そのことをぜひ、ご理解をお願いしたいと思います。

ですから、皆さんも私たちと同じようにもう一度心を真っ白にして、今までのことはいったんおいといて、一緒にやる人が、どこかいるならば、一人一人つながって、つながって、どんどんどんどん広がって、絶対市東さんの農地を守り抜こうではありませんか。そのことを心から訴えたいと思います。

そしてこの「50年」という大変大きな節目のなかで、7・3、東京におきまして、「7・3 50周年」の集会を開きます。それに向って私たちはさらに運動を広げ、出来る限り、今までにきていないような人も含めてきていただけるように、いろんな工夫を凝らして集会を開きたいと思います。東京で行いますので、みな、来やすいところだと思いますので、気軽に誘って、「ちょっと三里塚のことをやってるから、観に行かねえか」ということですね。どんどん誘ってきてください。

その準備をこれからしていきます。よろしくお願いします。

まあ、そういう立場で、これから私は、先頭で、全国に撃って出て行きます。みなさんも、それぞれの持ち場でですね、三里塚闘争のキャンペーンをはっていただいて、ぜったいに市東さんの農地を守る、このたたかいに勝利する。そのために少しでも三里塚を多くの人に知ってもらう。そういう企画なりなんなり。なんでも結構です。私たちは写真展を準備しておりますが、なんでも結構ですので、どんどん進めていただきたいと思います。自分たちの組合、自分たちの団体で、みんなが決起して三里塚に来てもらえるように、再度、みなさんに頑張ってもらうよう、お願いします。

以上、私の方からの提起とさせていただきます。ありがとうございました。

(文責はすべて当ブログ管理人にあります。原稿なく語っておられますので、わかりやすくという観点からほんの少し手を加えております。)

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2016年3月28日 (月)

成田市内での三里塚全国集会に720名

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 昨日、3月27日、成田市内で三里塚全国集会が720名の結集で開かれました。
 萩原富夫さんが主催者あいさつをし、「農地を守って農業を続けるたたかいが、16327_3全国の農民を勇気づけている」「農地をつぶし、自然を破壊して強行される第3滑走路に反対して闘う」「金儲けと軍事の安倍政治にもううんざりしている」「沖縄の島ぐるみのたたかいに大いに学ぶところがある」「市東さんの農地を守るたたかい、三里塚のたたかいを今までの壁を打ち破り、熱田派の人たちにも広げ、一回りも二回りも大きくして、新しい三里塚闘争を」「7・3 50周年のたたかいを」と訴えました。
 16327_4また第2部で登場した市東孝雄さんは、農地法裁判が最高裁でいつ判決が出されるかわからない状況にあることを訴え、裁判所への結集を求めました。そして先日の第3誘導路裁判で、「うるさいとわかっていて帰ってきた」「自由意志だ」として市東さんへの「原告不適格」とする16327_5準備書面を出してきた被告NAAを弾劾された。

 集会は3部構成で、まず「連帯の挨拶」で、16327_6動労千葉の田中委員長、関西実行委員会の山本世話人、関西生コンの西山さんがあいさつをしました。
 続いて第1部「福島・沖縄・三里塚をひとつに」として反原発をたたかう福島から椎名さん。辺野古新基地建設阻止をたたかう沖縄から川野純治名護市議が沖縄辺野古現地の状況を報告したたかいへの連帯を訴えるとともに、16327_7沖縄での市東さんの農地を守るたたかいへの決意を語られました。
 16327_9ここでプログラムにはなかった関西のコラボ玉造の2人が登壇。3・11以来、三里塚の野菜を毎月福島に届けてきた中からの福島の現状を報告した。

 反対同盟の宮本さんからのカンパアピール、反対同盟の歌などの演奏が行われて、16327_10一休みしたあと第2部「農地裁判闘争勝利への決意」が、前述の市東さんの挨拶の後、顧問弁護団からの挨拶につづいて、市東さんの農地取り上げに反対する会、全国農民会議の挨拶と決意が続きました。

16327_12 会場の後ろの方では福島菊次郎さんの写真展と、三里塚を訴えるパネル展が展示され、集会中も熱心に見る人がおられた。

 16327_13集会宣言が反対同盟の伊藤さんから紹介された後、デモコースの説明が行われ、ガンバロー三唱をして、デモに出発した。(右のデモの先頭の写真は、反対同盟ブログから転載させていただきました。)

 私は、山本世話人とご一緒して、デモは失礼しました。

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2016年3月24日 (木)

3月27日 三里塚全国集会(成田市赤松公園)へ

 P160130みなさん。3月27日、成田市赤松公園で開かれる三里塚全国総決起集会に集まろう。会場は成田市内(成田駅から2キロ余り)ですので、関西を早朝に出れば新幹線で間に合います。反対同盟ブログに会場の地図、バスでの生き方が、詳しく紹介されています。
http://www.sanrizuka-doumei.jp/home02/2016/03/post-160323.html

 集会には、95歳になる山本善偉先生も、16124前日に千葉に泊まり、参加する予定です。また、関西から関西生コンの西山直洋さんも参加されます。

 みなさん。最高裁段階にある農地法裁判による市東孝雄さんの農地取り上げを許さないために、全力で駆けつけよう!

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2016年3月19日 (土)

今週の産直野菜 (3月19日)

16319 先ほど、三里塚から産直野菜が届きました。

 ニンジン、里芋、切り干し大根、ほうれん草、大根間引き菜、小松菜、ネギ

 以上、7品です。

 いよいよ三里塚の現地集会(成田市・赤松公園)があと8日になりました。昨日は、関西実行委員会の世話人会議が、永井代表世話人、山本世話人が出席して開かれました。

 3・27全国集会への結集の確認と、7・3「三里塚50年の集い」への取り組み、そして先日2・29耕作権裁判での萩原富夫さんからの提起について関西実行委員会としてどう考え、動いていくかが話し合われました。

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2016年3月15日 (火)

3・27、7・3三里塚へ

3・27、7・3三里塚に全力で取り組もう!

                    関実事務局  松原康彦

  (三里塚関西実行委員会『実行委ニュース』第155号より転載)

萩原さんの訴え

この2月29日、市東さんの農地をめぐる耕作権裁判の後の報告会で、反対同盟の萩原富夫さんは、非常に重要な提起を行いました(全文を 3月2日・当ブログに掲載)。

 そこで萩原さんは、この大変な政治状況の中で、①運動を広げなければならない。②市東さんの闘いが、三里塚の闘いが続いていることが知られていない。

③20年前、30年前の分裂といったところから脱却しよう、と。そのために50周年の今年、三里塚闘争のキャンペーンを張っていきたい、と訴えました。

 私たちは、この萩原さんの想いと訴えを、全面的に支持します。

 安倍政権は、沖縄をはじめとした「辺野古新基地建設反対」のたたかいに追いつめられ、裁判所による「和解勧告」に応じるポーズを取っています。しかし、これ自体が改憲攻撃のための選挙対策でしかないことを隠そうともしていません。

 安倍は、一昨年の秘密保護法以来、武器輸出、集団的自衛権行使、戦争法制定、そして老朽原発の再稼働と、したい放題の政治をうちつづけています。行き着く先は戦争への道でしょう。この危機を「また再びの道」として許してはなりません。

 この流れをせき止めることができるのは、沖縄の「島ぐるみ」のたたかいであり、農民の「農地はいのち」とたたかい続けられてきた三里塚の50年のたたかいではないでしょうか。

 TPP反対をいまこそ

安倍政権は、この4月に国会で、こうした反動政治の象徴としてTPPの国会批准へと流れを作ろうとしています。

 いうまでもなくTPPは、医療制度の解体、労働運動のさらなる解体、そしてISDS条項によるアジア諸国へのさらなる侵略と支配を目論む、とんでもないシロモノです。ごく一部の金融資本、財界のみを支え、私たち99%のくらしを破壊し、アジアの人々に収奪をかけようとするものです。

 それは農業破壊による食べものを私たちやアジアの人々から奪うということにもっともわかりやすく表れています。

 関税撤廃による「より安い食料」といわれますが、とんでもないデタラメです。1960年代以降、インドやアフリカ、南アメリカで「飢餓の絶滅」と称して進められてきた「緑の革命」や遺伝子組み換え農作物の普及によって、結局大資本による収奪が進んだだけで、世界の飢餓人口が減るどころか、今や10億人を超えようという惨状にあります。TPPこそは、そうした金融資本による流れをさらに拡大しようとするものでしかありません。

 この流れに抗するのは、まさに市東孝雄さんを先頭にした三里塚の「農地はいのち」のたたかいであり、全国の家族農業を進めている農民のみなさんの取り組みです。

 このTPPの国会批准を阻止するたたかいの中から、7月参議院選挙をはじめとした、安倍政権打倒のたたかいに立ちあがりましょう。

 三里塚をいま

こうした流れを作りだしていくうえで、私たちが三里塚反対同盟の農民のみなさんとともにこの50年という長い年月をかけて作り上げてきた三里塚のたたかいの重要性が、今、あらためて確認されなければならないと思います。

 農民が、二代、三代をかけて50年も国家権力を相手に、一歩も譲らずたたかいぬいてきたのです。ここに、沖縄のみなさんがそれ以上に長いたたかいを米軍、国家権力とやりぬき、今、辺野古新基地阻止の展望を切り開いていることとつながる最大の根拠があります。

 国家権力がそうなることを最も恐れていることはいうまでもありません。

 そうであればこそ、私たちは、沖縄と三里塚を結び、安倍政権に立ち向かうことが必要なのではないでしょうか。萩原さんが「20年前、30年前の分裂といったところから脱却しよう」と訴えていることは、こうした大衆的うねりこそ新しい途だということではないでしょうか。

 今回、沖縄で「和解勧告」を行った多見谷裁判長は、2年前千葉地裁での市東さんの農地をめぐる農地法裁判で、空港会社の違法、証拠偽造などを無視し、農地取り上げの反動判決を強行しました。断じて許せません。

 この裁判が、現在、最高裁までいっています。

 5万人署名を全力で

三里塚反対同盟は、この流れを押しとどめるたたかいとして、農地強奪を許さない「緊急5万人署名」を訴えています。

 新しい大衆的うねりを作りだす一つの水路、武器として、この「緊急5万人署名」に全力で取り組みましょう。

 現在、1万2千筆を越えていますが、まだまだ不十分です。安倍政権を打ち破るこの7月参議院選挙の過程に大胆に、「緊急5万人署名」をもちこみ、市東さんの農地を守ろう!

 第3滑走路反対

安倍政権は、東京オリンピックを口実とした首都圏空港容量の拡大、具体的には、成田空港の夜間規制の撤廃に向けた攻撃をつよめています。

 完全な内陸空港での午後10時から翌朝午前6時までの夜間飛行禁止は、大阪空港周辺での航空機騒音被害をだすまでもなく大切です。航空機騒音公害を専門とする松井北海道大学教授は、現在の規制でも人間の健康、くらしには重大な被害をもたらしていると警告しておられます。

 今、安倍政権がやろうとしているのは、現状20万回程度になっている成田空港の年間発着枠を30万回まで増やそうとし、そのために夜間飛行規制を取っ払おうというものです。こんな人権無視は断じて許されません。

 しかも、安倍政権は、これだけでは飽き足らず、3本目の滑走路を建設し、アジアのハブ空港競争からずりおちた成田空港の位置を取り戻そうとしています。こんな理不尽な、展望のない政策は許されません。

 戦争への道を進もうとしている安倍政権にとって、辺野古新基地建設による沖縄の基地強化とともに、成田空港の巨大化も目論んでいるのではないかと疑いたくなります。

 地域住民のくらしといのちをかえりみない、安倍政権による市東さんからの農地強奪をはじめ、成田空港拡張、増便、そして夜間規制の撤廃、第3滑走路の建設、これらのでたらめをみんなの力で阻止しましょう。

 3・27三里塚全国総決起集会(成田市・赤松公園)、7・3三里塚50周年の集い(仮称)(東京・錦糸町すみだ産業会館)に全力で集まろう!

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2016年3月12日 (土)

今週の産直野菜(3月12日)

16312 先ほど、三里塚から産直野菜が届きました。

 サツマイモ、ニンジン、ター菜、からし菜漬け、ほうれん草、小松菜、ネギ
 以上、7品です。ほうれん草が久しぶり。端境期に向かっているには、まずまずかな?

 明日までのこの4日間、めちゃくちゃに忙しい。今日も、これから3つのスケジュールで夜まで。

 昨日は、一か所、関西電力本店前(右写真)に居続けた。寒風吹きすさぶ中、8時間。ほんとに寒かった。16311しかし、その2日前の大津地裁の仮処分決定があり、この前日に高浜原発3号機が停止。久しぶりに関電前が盛り上がって、最終的には200人以上。
16311_2 若い人たちが、しばらく何をしているのかなと思っていたら、暗くなる頃、マイクを持ってシュプレヒコール。しかも、終わらない・・・。太鼓やギター、バイオリンまで入っていい雰囲気。平均年齢60歳以上(?)と思っていた雰囲気が一気に変わった。「やっぱり若いというのはいいねぇ」という声があちらこちらで。久しぶりににぎやかな関電前でした。
 しかし、突然の寒波で、寒かった・・・。

 明日は、中之島公会堂で開かれる『さよなら原発』で、市東さんの署名活動と、3・27三里塚のビラまき。みなさん、集まってください。

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2016年3月10日 (木)

関実『実行委員会ニュース』第155号発行

Img 今日、関西実行委員会の機関誌『実行委ニュース』第155号を発行し、発送しました。みなさんのお手元には、明日か明後日に着くと思います。

 内容がいろいろあり、作業上は8ページが好ましいと思っているのですが、今回は12ページとなりました。

 最大の原因は、反対同盟の萩原富夫さんが、2月29日開かれた耕作権裁判の報告会のまとめの挨拶で、「7・3 三里塚50年の集い(仮称)」について提起したことを重視し、その話した全文(『50周年をどうたたかうのか』)を掲載したためです。

 それを受けて巻頭『3・27、7・3三里塚に全力で取り組もう』が書かれました(日曜日の関実ブログに掲載予定)。

 それ以外の記事は、『関西実行委 団結旗開き』、『第39回 団結野菜市』、『農地取り上げの不法・不当性は明らか』、『2016年 反対同盟旗開き』、『2016年 戦闘宣言』、『関空会社に迷惑飛行改善の申し入れ』、『ちょっと、ひとこと』と内容豊富です。お楽しみに。

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2016年3月 5日 (土)

今週の産直野菜 (3月5日)

1635 先ほど早々と三里塚から産直野菜が届きました。

 ター菜、サツマイモ、ニンジン、からし菜漬け、小松菜、ビタミン菜、ネギ、大根 以上8品です。

 新聞、テレビは、昨日から「辺野古和解へ、工事中断」の話題でもちきりです。あの市東孝雄さんの農地法裁判で、2年前の7月に反動判決を出した、多見谷裁判長のもとで進められています。
 2週間前に辺野古の座り込みに参加していましたが、そこを訪れた元弁護士の大学の先生が語っておられましたが、和解勧告というのは、少なくとも証拠調べや証人尋問などの済んだうえで、行われるものであることは法律の専門家であれば誰でも知っていることだし、裁判長ならなおさらだと。そしてあの時点(1月)では、何も行われておらず、にもかかわらず多見谷裁判長が、和解を勧告するとすれば安倍首相、政府からの働きかけ、指示があったと考えるのが妥当だろうと指摘しておられました。
 事実、昨日、安倍は、「政府の基本方針は、辺野古への移設が唯一の選択肢だ」と強調し、翁長知事から「和解に入るときに言う言葉か」と指摘されています。

 報じられているように工事が中断される(一年はかかるとか・・・)こと自体は大歓迎です。しかし、この間、現地キャンプシュワブ前で山城博治さんが繰り返し指摘しておられるように、工事はすでに止まっていたのです。私も現場で座り込みに参加しながら、「工事は止まっている」が、率直な現場の雰囲気、感想でした。確かに一日数回は工事車両が入ります。それもわずかに数台づつでしかありません。そのために警視庁機動隊が、私たちをごぼう抜きしました。しかし、想定される辺野古基地建設には、こんなわずかの車両を入れるのに大騒ぎしなければならないで、工事が進んでいるとは到底言えないことは明らかです。
 たとえば、Img_0335年末12月はじめに安倍首相の直接の指示で巨大なコンクリートブロックを積んだ台船(右写真)が入りながら、ブロックを投入できないまま、膨大な税金を無駄遣いしながらその無残な姿をさらしていました。

 安倍の魂胆はマスコミも報じるように直面する沖縄県議会選挙と7月の参議院選挙(または衆参同日選挙)の対策であることは明らかです。しかし、こんな「時間稼ぎ」をしなければならないところまで、辺野古のたたかい、沖縄の皆さんの「普天間即時撤去、辺野古新基地建設反対」の声が、安倍を追い詰めていることも明らかです。

 安倍の「改憲」を言ってはばからない政治を絶対にやめさせましょう! 三里塚の3・27のたたかい、そして50周年のたたかいを通して、「アベ打倒」の先頭に立とうではありませんか。

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2016年3月 2日 (水)

7・3 50周年集会にむけて (萩原富夫さんの挨拶)

 2月29日耕作権裁判の報告会での萩原富夫さんのまとめの挨拶

 どうもみなさん、裁判傍聴、ありがとうございます。
 
みなさんの話しを聞いているなかで、今年、この大変な戦争の危機のなかで、この市東さんの農地を守るという三里塚のたたかいが、三里塚闘争が、50周年を迎えるというこのことの大切さについて、しっかりと受け止めていくというか、どうたたかうのかということを、Img_0581私たち反対同盟が考えながらたたかっているわけですけれども、結局、わたしたちがやんなきゃいけないことは、運動をもっともっと広げなければいけない。
 
国会前に行ったりして署名を集めたなかでも、やはりまだまだ市東さんのたたかいが知られていない、三里塚闘争が続いているということが知られていない、この課題に私たちはぶつかっていると思います。だから、これを何としても打ち破って行かなければいけない。こういう時にしたいと思っています。
 
まあ、この課題はずっと続いている。親父が亡くなる前から、これを乗り越えてもっと運動を拡大していくんだということを課題にしながらたたかいを始めたわけですけれども。やはり先ほどでた、シンポジウム、隅谷提言ですか、(隅谷)調査団という話しが出た時に、やはり三里塚闘争の分裂の問題、この課題をなんとしても乗り越えなければいけない。
 
やつら(国家権力)がしかけた、やっぱり闘争を潰すための仕掛けだったということでありますが、それが結局、彼ら空港公団、空港会社が謝罪したにもかかわらず、それを反故にして20年近くたって、裁判の力、権力を使っての農地取り上げを進めようとしているなかで、もういい加減、20年前、あるいは30年前の分裂とか、そういうところから我々は本当に脱却しなければいけない。
 
それは全国の運動にとって非常に大きく影響を与える課題だということをいろんなところから聞いております。どうしても、「こういうことをやりたいけれど、あなたはどっちの人ですか」とそういうようなことにぶつかってしまう。どうしてもその辺は避けて通れないのかも知れませんが、それをなんとか三里塚の側でなんとしても突破する道をさぐりたいと、探っているところなんですね。
 
もちろん支援の党派にとってはいろんな立場がございましょうが、しかし、もう今となってはですね、そんなことを言っておられない、乱暴な言い方になりますけれども、それぐらいの時代になってきていると思いますので、そのへんは腹にもっていて、何とかしてこの状況を突破していくということで、みなさん、力を合わせて行かなければいけない時代だと思いますので、そのためにも、私は、私自身、先頭に立ってそこを突破するために、なんとしても全力をあげてたたかっていきたいと思っております。
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で、50周年という話しにもどりますけれども、だからこそ50周年、とにかく三里塚闘争のキャンペーンをはるということしかないと思っていますので、まず企画としては写真展を各地で。写真について一言いうと、写真は福島菊次郎さんの三里塚闘争の写真ですね、あれを7月いっぱい借りることができましたので、まず東京から、そして千葉というふうに写真展を行いますが、そのほかでも、ぜひ私たちのところでやってくれというようなところがあったらぜひ手をあげてほしいのですが、そういう運動をぜひやっていきたいと、まあ、いまのところ借りられているのは7月いっぱいなんですけれどもね。その後もやりたいというところがあればどんどん申し込んで、広げてほしいですね。
 
50周年の「73」の集会自身をいかに、大きく、大きくというかな、やはりかなりの注目を浴びる必要があると考えていますので、呼ぶ人ですね、人選についても有名な人に来てもらわなければならないと考えています。そこで反対同盟という名前を使うかどうかという問題がでてきますので、実行委員会という、とにかく有志、やりたい、一緒にやりたい、やってくれる、そういう主体的に関わってくれる人といっしょに実行委員会という形式でやりたい。そのためにはそれまでの経緯とかそういうのを乗り越えて、同じ想いでやってくれる人ならば誰とでもいっしょにやりたいと思っておりますので、もしなにか、いろんな意見ですとか、こういうことをやりたいとか、なにかありましたらぜひ声をかけていただきたいですし、私たちもまだまだ企画を練る段階でありますが、一日も早く企画を練り上げて一緒にやれる形を作っていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
 
とにかく、今年、反対同盟、全力で頑張っていきますので、よろしくお願いします。

 【注】本文中の括弧( )内は、当ブログ管理人による注です。

 

 

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2016年3月 1日 (火)

耕作権裁判・第28回口頭弁論を傍聴して

 昨日29日、千葉地裁で市東孝雄さん(右写真)の農地に係る「耕作権裁判」の口頭弁論が開かれた。

 Img_0560耕作権裁判は、20072月、市東さんが耕作する一部の農地が「不法耕作」であるとの空港会社による文字通り「言いがかり」でしかない訴えによってはじめられた。市東さんは「今も悔しくて眠れない」と繰り返し想いを語っている。ところが裁判の中で、空港会社の農地の取得が農地法に違反しているなどの違法が明らかになるばかりでなく、そもそも訴えた農地の特定の根拠とされた「測量図」や「境界確認書」などが空港会社による偽造であることが明らかになった。それらが作られた経緯を示す関係書類などがあるはずだから提出しろとの市東さん側の訴えを、空港会社は否認したが、東京高裁がこの訴えを認め、空港会社に「文書提出命令」を行った。

 この経過のために、裁判は2年半中断し、昨年6月に再開された。そのため、裁判の論点を整理するための弁論がこの3回の口頭弁論によって行われてきた、この日はその最後のものだった。

 「裁判事務局」が作成した『229耕作権裁判傍聴のために』作られた資料をそのまま転載させていただきます。

― NAAは文書偽造を認めて「明け渡し請求」を取り下げろ!

 Img_0561本日、第28回耕作権裁判が民事第2部・岸日出夫裁判長により行われます。前回1214日の裁判に続いて今回も、成田空港会社(NAA)による農地取得および市東さんの耕作地に対する賃貸借契約は違法・無効であることを明らかにする準備書面(28)を陳述します。その中で本日はNAAによる文書偽造の問題、訴権の濫用・信義則違反の問題、文書提出命令を無視することによる制裁の問題等々について弁論を行います。

 NAAが市東さんの耕作権を特定する唯一の根拠としている同意書、境界確認書、Img_0563地積測量図が偽造であることは明らかであり、それは根本筆跡鑑定書によって明確に裏付けられています。これほど重大な問題を別件の農地裁判で多見谷裁判長は、完全に無視して触れていません。これは本件でNAAが最高裁で文書提出命令が決定したにもかかわらず未だに出さないのと同じことです。つまり、偽造が暴露されて決定的に不利になるからです。この偽造問題をさらに徹底的に明らかにします。

 元総裁黒野らの重大な信義則違反・訴権の濫用!

 Img_0566黒野元総裁は、「皆様が日々生活を営んでおられるまさにその場所の真上数十メートルに航空機を飛ばすことが、皆様にどのような被害をもたらすのかについて、深く検討もせず看過してしまったというのが正直な所であり、航空行政に携わる者として、全く恥ずべきことであると大変申し訳なく思っております。・・・失われた名誉、尊厳に対して、私どもは充分心を砕かねばならなかったのだと痛感しており、改めて深くお詫びし、反省する次第です」等々の文書を出している。また、越智元運輸大臣や山本元空港公団総裁らも、「あらゆる意味で強制的手段をとらない」などと全社会に対して誓約している。しかし彼らは、平気でこのような約束を踏みにじって空港建設を強行している。黒野は現在も、第3滑走路建設や空港の24時間化などを策動し、言動とは全くImg_0572裏腹のことを強行している。本件明け渡し請求は、明らかに信義則に違背した訴権の濫用であり、棄却さるべきです。

 更に、文書提出命令を頑固に拒否し続けるNAAに対して民訴訟2243項に基づく制裁が課さるべき問題等について明らかにします。NAAは直ちに明け渡し請求を取り下げ、裁判長はNAAの請求を却下せよ!Img_0576葉山弁護士をはじめ4人の弁護士から断固たる弁論が行われ、次回の期日を425日、次々回を711日(いずれも午前10時半から、千葉地裁601号法廷)とすることを確認して法廷は終わった。

 閉廷後、弁護士会館で報告会が行われた。冒頭あいさつに立った市東さんは、Img_0578「裁判の進行を見てもわかるように、裁判になるような問題じゃないということが今日もありました。しかしやはり「国策裁判」としての裁判は、よく北原さんが言うように「今、Img_0580こっちが勝ってるんだけど、判決になるとわかんない」だ」と静かな口ぶりの中に悔しさと怒りをにじませて語った上で、裁判への傍聴、そして32773への決起を訴えた。

 残った弁護士のみなさん5人からそれぞれ挨拶があった上で、動労千葉、関西実行委員会、市東さんの会、農民会議から連帯の挨拶が行われた。特に農民会議の小川さん(右写真)から、TPPについて、「自民党は政権についた公約がTPP絶対反対だった」「農業は守られたと農民を騙したが、Img_0583ふたを開けてみたらすべてを投げ出している」と安倍政権の嘘とペテンを弾劾した。

 最後に、萩原富夫さんが、327への決起を訴えるとともに、7350周年集会」を取り組む基本的な考え方が明らかにされた。

 まず、全力で、327日、成田市赤坂公園で開かれる全国集会に結集する態勢を作ろう!

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