成田市内での三里塚全国集会に720名
昨日、3月27日、成田市内で三里塚全国集会が720名の結集で開かれました。
萩原富夫さんが主催者あいさつをし、「農地を守って農業を続けるたたかいが、全国の農民を勇気づけている」「農地をつぶし、自然を破壊して強行される第3滑走路に反対して闘う」「金儲けと軍事の安倍政治にもううんざりしている」「沖縄の島ぐるみのたたかいに大いに学ぶところがある」「市東さんの農地を守るたたかい、三里塚のたたかいを今までの壁を打ち破り、熱田派の人たちにも広げ、一回りも二回りも大きくして、新しい三里塚闘争を」「7・3 50周年のたたかいを」と訴えました。
また第2部で登場した市東孝雄さんは、農地法裁判が最高裁でいつ判決が出されるかわからない状況にあることを訴え、裁判所への結集を求めました。そして先日の第3誘導路裁判で、「うるさいとわかっていて帰ってきた」「自由意志だ」として市東さんへの「原告不適格」とする
準備書面を出してきた被告NAAを弾劾された。
集会は3部構成で、まず「連帯の挨拶」で、動労千葉の田中委員長、関西実行委員会の山本世話人、関西生コンの西山さんがあいさつをしました。
続いて第1部「福島・沖縄・三里塚をひとつに」として反原発をたたかう福島から椎名さん。辺野古新基地建設阻止をたたかう沖縄から川野純治名護市議が沖縄辺野古現地の状況を報告したたかいへの連帯を訴えるとともに、沖縄での市東さんの農地を守るたたかいへの決意を語られました。
ここでプログラムにはなかった関西のコラボ玉造の2人が登壇。3・11以来、三里塚の野菜を毎月福島に届けてきた中からの福島の現状を報告した。
反対同盟の宮本さんからのカンパアピール、反対同盟の歌などの演奏が行われて、一休みしたあと第2部「農地裁判闘争勝利への決意」が、前述の市東さんの挨拶の後、顧問弁護団からの挨拶につづいて、市東さんの農地取り上げに反対する会、全国農民会議の挨拶と決意が続きました。
会場の後ろの方では福島菊次郎さんの写真展と、三里塚を訴えるパネル展が展示され、集会中も熱心に見る人がおられた。
集会宣言が反対同盟の伊藤さんから紹介された後、デモコースの説明が行われ、ガンバロー三唱をして、デモに出発した。(右のデモの先頭の写真は、反対同盟ブログから転載させていただきました。)
私は、山本世話人とご一緒して、デモは失礼しました。
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