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2015年12月28日 (月)

団結野菜市へのメッセージ

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第39回団結野菜市へのメッセージ
                       三里塚産直の会一同

 39回目の団結野菜市の取り組みにあらためて感謝いたします。2015年、三里塚は3・29成田市内・栗山公園での集会を成功させ、市東さん・農地裁判での控訴審闘争を全力で展開しました。それにたいして、6月12日の東京高裁・小林昭彦裁判長は「控訴棄却」「農地取り上げ」の反動判決を強行しました。怒りに堪えません。この逆流に対して、私たちは断固、最高裁での闘いを決意し、緊急5万人署名を開始し、全国に協力を呼びかけました。関西実行委員会のみなさん、動労千葉、関西生コンなどをはじめとする労働組合のみなさん、労農学市民のみなさんの協力で署名を1万417筆まで増やし、「年内に1万筆を達成」の目標を実現することができました。来年、最高裁・第3小法廷への署名提出行動を行う決意です。
 関西のみなさんには毎週産直野菜を食べていただいています。毎月の三里塚闘争裁判、3月、10月の全国集会への参加、ありがとうございました。安倍政権の安保法制に反対する関西での闘い、福井県の高浜原発やもんじゅの稼働に反対する闘い、三里塚学習会や講演集会、国土交通省への抗議の取り組みに敬意を表します。
 さて三里塚闘争50周年の2016年は農地法裁判での最高裁による反動判決策動との決戦の年です。緊急5万人署名への取り組みを圧倒的に強める決意です。安倍安保法制反対に立ち上がった文化人や知識人の方々への「賛同署名のお願い」も開始しました。労組や農業団体などへの働きかけも強める予定です。「農地は私の命」と訴える市東さんの畑を死守します。第3滑走路建設の攻撃との闘いも大決戦に入りました。去る11月27日の4者協議(国、NAA、県、地元9市町)では同滑走路の推進に加え、暫定B滑走路の1000メートル延長まで打ち出しました。芝山町南部の住民、成田市北部の住民たちを先頭に怒りのマグマがたぎりはじめています。住民との連帯、全国の労農学市民との団結で打ち砕きます。
 2016年は50周年を期すイベントを開催し、三里塚闘争の意義を問い直し、新たな三里塚闘争を創り出す決意で闘います。
 そして、安倍政権による戦争政治を粉砕する闘いがもう一つの課題です。三里塚闘争は反戦・反権力の砦です。第3滑走路は軍事転用をにらんだ軍用滑走路です。3・27全国集会を皮切りに成田市のど真ん中に打って出て、市民と連帯を深めます。三里塚は、関西実行委員会とともに、東西両軍事空港と対決する砦として、全力で闘います。沖縄・福島と結びつき、2016年の勝利をかちとりましょう。
                           2015年12月26日

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2015年12月27日 (日)

第39回団結野菜市が無事終了

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 昨日26日、天気も良く、この時期としては暖かいほどの陽気の中で、第39回団結野菜市が恒例になった明石教会で開かれ、151226_2金額ベースでほぼ昨年並みの実績で無事終えることができました。

 前夜、三里塚で野菜をトラックに積み込んで、未明に到着。前夜から泊まり込んだみなさんが荷受け作業。右写真(白菜と大根)のように品物ごとに積み上げられていきます。
 8時過ぎ、集会と打ち合わせ。代表世話人の永井さんが挨拶され、野菜を運んできてくれた現闘の槇さんが挨拶、反対同盟からのメッセージを紹介151226_3(明日のブログに掲載予定)。
 さあ、いよいよ作業です。みなさん、もう慣れたもの。左写真はネギを計っているところ。明石教会の庭(幼稚園の運動場)に各団体ごとのエリアが作られ、151226_4注文を受けた量ごとに運んでいきます(右写真)。
 永井さんも恒例になった落花生の袋詰め作業に(左写真)。いつもこの作業に加わる加辺さん(故加辺事務局長夫人)、151226_5山本世話人が体調を崩され、姿を見せられなかったのが残念。
 右写真が、東灘区住民の会の受注分。周りの段ボールが、これから届ける各家に振り分けるために置かれている。今年は、高齢化でやめた方と、病気で見送った方などがあり、151226_613軒です。

 10時半には届け先ごとの荷づくり作業も終わる。このころにはほとんどのみなさんが積み込みを終わって、配達にスタート。東灘の作業と配達がすべて終わったのは、午後4時。山本先生の調子が今一つということで、この夜に予定されていた東灘住民の会の「忘年会」は中止。

 終わって、さっそく鍋料理に舌鼓。疲れで、すぐ寝ました。

 

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2015年12月23日 (水)

第三誘導路裁判を傍聴して(12月22日)

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 昨日、12月22日、今月4つ目の三里塚の裁判、第3誘導路裁判の第22回口頭弁論が開かれた。この日のわずか4日前、突然、移動時期でもないのに裁判長が、阪本勝裁判長(元東京地裁裁判長)に交代した。この日の法廷は、裁判長交代に伴う更新意見陳述が反対同盟弁護団によって行われた。

 しかし、わずか4日で、「更新意見陳述を十分準備できるはずがないし、お互いに顔を合わせるという意味でやるが、次回口頭弁論で改めて更新意見陳述をやる」(一瀬弁護士)ことが、151222_2弁論の最後に主張され、裁判長もしぶしぶ認めた。

 葉山弁護士は、50年前の1966年、友納・若狭会談、佐藤・友納会談によって行き詰っていた冨里空港案を三里塚に持ってきて、閣議決定をなんら地元対策も行うことなく強行した経緯から語り始め、それは地元住民への奇襲であり、「国策」として違法であるとし、そのうえで3点にわたって成田空港が国際空港としての要件を欠いていることを断罪した。

 151222_3大口弁護士は、裁判長が憲法34条、14条の原則にたった裁判を進めることを求めたうえで、多見谷裁判長によって進められた農地法裁判の反動判決は、裁判所の自殺行為であったと断じた。20年前の成田治安法の経緯を憲法29条に違反していることを明らかにした上で、裁判所の中に「成田は別だ」という誤った論理が存在することを弾劾した。そして辺野古基地建設を巡る沖縄の裁判で、その多見谷裁判長が派遣されたシフトを批判した。

 151222_4一瀬弁護士は、5つの千葉地裁での三里塚に関わる裁判全体を問題にし、成田空港問題の現局面を明らかにした。それは一に市東孝雄さんの農地を奪い、市東さんに「出ていけ」というものであることを明らかにした。人間の尊厳、生きる権利を奪おうとしている、こんなことが日本国憲法のもとで許されるのかと。このことに裁判長が真正面から向き合い、市東さんの闘いが、1人の問題ではなく、この国の現状の中で農業破壊を許さないその闘いが、身体をはってこの国の人びとの基本的人権を守る闘いとなっているのだと明らかにした。

 裁判長は、30分の約束が45分になっているので、次回口頭弁論で更新手続きをやるとしても、1時間と言っても1時間半になると圧倒された気持ちを吐露していた。次回の弁論は、3月15日(火)午前10時半から、12時までいっぱいかけて、更新手続きの陳述と、騒音問題など裁判の方向付けをまとめる弁論が行われる。次々回は5月17日(火)午前10時半から。

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2015年12月19日 (土)

今週の産直野菜(12月19日)

151219 今週の産直野菜が、先ほど三里塚から届きました。今年の最後です。

 水菜、ニンジン、里芋、キャベツ、ミニ冬瓜、ルッコラ、春菊、カブ、ネギ、大根 以上10品です。

 来週の土曜日は、第39回の団結野菜市です。今年は、三里塚の野菜というか土を象徴するゴボウがありません。残念・・・。それに落花生が異常な高値。

 さて、みなさんの受注状況はどんな具合ですか。注文締め切りは、明日ですのでくれぐれもよろしくお願いいたします。また、荷受けなどで前夜からの泊まり込みにご協力いただける方は是非よろしく。

 

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2015年12月15日 (火)

耕作権裁判・口頭弁論を傍聴(12月14日)

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 「国策」の不正義を弾劾する

 1214日、千葉地裁民事第2部・岸日出夫裁判長により第27回「耕作権裁判」口頭弁論が開かれました。

この日の裁判には遠く沖縄辺野古から金治明さん(市東さんの農地を守る沖縄の会事務局長)もかけつけて、傍聴席はほぼ一杯。耕作権裁判は市東孝雄さんに農地を明け渡せと成田空港会社(NAA)が訴えているため市東(しとう)孝雄さんと弁護団は被告席に座っています。しかし、裁かれるべきはNAAや国家権力であり、この日も弁護団傍聴席一体となった怒りの弾劾弁論が行なわれました。

論点の一つにNAAの農地取得の違法性があります。葉山弁護士は前回裁判の書面を補充するために本日27号証を陳述すると宣言し、内容についてまず一瀬弁護士が陳述。「NAAは農地法第5条にも第3条にも違反して小作人市東東市(とういち、孝雄さんの父)さんの農地を取得している。農地法には小作人の承諾が必要だと規定されているのに、NAAは空港用地なので不要だ、と勝手な判断をして地主と秘密裏に契約し、登記した。これは無効だ」と法律違反を指摘。また葉山弁護士から「強制収容が出来ない為の任意買収だから当然小作人の同意が必要だ。県知事の許可も取っていない。違法行為だ」と厳しく追及。さらに吉田弁護士からは「農地法の施行規則に関しても違反してといる実態がある。」と指摘。遠藤弁護士は「そもそも空港敷地として告示していない農地の取得についても空港用地だと騙して取得している。」と違法性を明らかにすると、傍聴席から大きな拍手が沸き起こりました。

被告弁護団の陳述がひととおり終わって裁判長が原告に意見を求めると「準備書面を出す」と弱々しく答えるだけでした。次回期日は、229()425()いずれも午前10時半。

 農地署名を年内に1万に

裁判終了後、報告会(最初の写真)が隣の弁護士会館で開かれ、冒頭あいさつに立っ151214_2
た市東さんが「ますますNAAの問題点が明らかになってきた。これからも追いつめてゆこう。署名獲得をすすめ、年内に1万を達成しよう」とアピールされました(右写真は裁判資料)。

葉山弁護士から「沖縄の辺野古基地裁判が始まったが、裁判長があの多見谷寿郎裁判長だ。三里塚で不当判決をだした彼が辺野古でも画策しているのか」と沖縄タイムスのコピーを示して説明されました。これを受けて沖縄の金治明さんが「三里塚と沖縄一体となって闘う。我々辺野古では海の三里塚を合言葉に闘っている」と挨拶されました。

反対同盟の萩原富夫さんは「今日の裁判闘争で弁護団の意見陳述は素晴らしかった。NAAは空港の為だと強弁しているが、これからも国策と闘い続け、安倍内閣と対決してゆきたい。父が亡くなって2年、三回忌を迎える。大きな大黒柱を失ったが、今日まで闘って来れた。全国の皆さんとがんばりぬきたい」との決意を語りました。

関西実行委員会を代表して安藤から「署名を集めきる、団結野菜市を成功させる。関実の旗びらきに反対同盟からも参加いただきたい」などを訴えました。

          報告 事務局次長 安藤眞一

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2015年12月12日 (土)

今週の産直野菜(12月12日)

151212 先ほど三里塚から野菜が届きました。

 ブロッコリー、ゆず、ニンジン、サツマイモ、ルッコラ、小松菜、大根、水菜、白菜、ほうれん草、ネギ、カブ 以上12品。今週も立派な白菜が入ってきました。

 実は、これより1品葉物が多かった先週の分が、食べきれず、冷蔵庫にまだたくさんある。いろいろ動くために、飲み会で夕食が飛んだり、昼食が3回も飛んで外食。その結果なのですが。
 野菜のために動くのをやめるわけにもいかず・・・。

 しかし、今週、若い女性から、「お歳には見えない。若く健康そうな顔の艶ですよ」と褒められ、産直野菜を必死で食べていることを話すと「そのおかげですね」といわれた。そんなわけで、食べる意欲がわいてくる。
 みなさん。三里塚の野菜をとりませんか。無農薬・有機野菜です。

 今年も押し詰まり、来週の野菜で、「三里塚の産直」はお休み。しかし、26日、第39回の三里塚団結野菜市で、年末用にどっさりときます。今年の野菜市もよろしくね。

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2015年12月 6日 (日)

今週の産直野菜(12月6日)

15126 今週の産直野菜が先ほど三里塚から届きました。今週も大きな箱です。開けると、立派な白菜が。

 三つ葉、ゆず、ニンジン、サツマイモ、春菊、小松菜、チンゲン菜、ほうれん草、白菜、カブ、ネギ、大根 以上12品です。一日受け取りが遅れたので、特に春菊がかわいそうなほど萎れています。まあ、1時間も水に浸けてやれば元気になりますが。そんなに寒くもないのに、白菜がきれいに巻いています。育つのにちょうどいい気温だったのでしょうね。それに温い分、早く育ちすぎたというのもあるでしょうが。

 Img_9619受け取りが一日遅れたのは、昨日、もんじゅの廃炉を求める全国集会(「もんじゅを廃炉に全国集会」文化会館・右写真)と、高浜原発再稼働に反対する集会(「高浜原発3・4号機の再稼働を本気で止める!全国集会」文化会館近くの公園)がダブルで福井市で開かれたので、朝早く出かけ、夜に帰ってきたからです。

 Img_9628高浜再稼働反対の司会は神田香織さん。1000人委員会も代表しての挨拶も。両方の集会共に主催者あいさつは、小浜の中嶌哲演さん。お元気で、迫力一杯です。福島からは武藤類子さん。先日、高浜から大阪の関電本店まで13日かけ、200キロを踏破したリレーデモを代表して木原壮林さん、などが次々と挨拶と決意を述べ、終わって、福井駅までデモを行ないました。

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2015年12月 4日 (金)

「国策」をふりかざした 住民犠牲の強制を許すな!

関実ニュース154号より転載

 50年目を迎えた三里塚

 三里塚農民による「成田空港反対闘争」が、1966年以来50年目に入っています。北総台地に住み農業を営む農民が50年もたたかいつづけ、空港(国策)の完成を阻み続けていることそれ自体が驚異的であるとともに、素晴らしいことです。
 11月22日、大阪であった集会で、沖縄の彫刻家の金城実さんが、「人間の誇りを奪われることへの怒りが沖縄のたたかいにあることが、大きな広がり、『オール沖縄』と言われるものを生んだ」と語っておられた。
 「空港を理由に農地を奪う」ことが、「農地はいのち」と、土を耕してきた農民の人間としての誇りを奪うものでしかなかったがゆえに、市東さんは2代目に、萩原さんは3代目にたたかいが引き継がれ、50年にわたってたたかい継がれてきたのではないか。三里塚闘争は「反戦の砦」として全国の市民、労働者、学生の主体的な取り組みによって、全国闘争としてのたたかいの歴史を作り上げてきたことはたしかですが、この農民の想いとあり方の大切さを今こそ、私たちは見据えなければならないのではないだろうか。そのことが沖縄の人々の想いに、そして福島の原発事故被害者、避難者をはじめとした人々の想いに通じていくのではないだろうか。
 ところが国、安倍政権は、「担い手農業」「集約化」の掛け声のもとに農地法の改悪、農地の流動化=小農・家族農業の解体へと大きく舵を切り、その流れの中で、空港敷地内に住む市東孝雄さんの農地を国策(成田空港の完成、拡張)の名によって奪おうとしています。土地収用法では強奪できないところに追い込まれた国は、司法の力を使って農地法を無視し、違法・不当な千葉地裁の多見谷裁判長による反動判決を東京高裁も引き継ぎ、当然の審理をもすることなく判決を強行しました(6月12日)。

 5万人署名の実現で市東さんの農地を守ろう

 この流れの中で最高裁の判断を待つ限りは結論はあまりにも見え見えでしょう。いま必要なのは、こうした国の流れに対する私たちの側のたたかいの高揚の力しかありません。反対同盟が訴えている最高裁への5万人署名が決定的に重要となっています。
 さらに農地法裁判と一体になっている同じ農地をめぐる耕作権裁判が現在千葉地裁で争われています。裁判提訴自体は「市東さんの耕作が不法だ」とする許せないものですが、農地法裁判で争点としきれなかった空港会社・国側の偽証をはじめとした違法・不法が明らかにされつつあります。これもまた、裁判所である以上、最高裁と同様、たたかいの高揚なくして期待することはできません。耕作権裁判の傍聴闘争をはじめとした「市東さんの農地を守ろう」という大きな声が裁判所を包囲することが必要であることはいうまでもありません。

 空港の拡張・増便による騒音被害の拡大を許すな

 さらに国、安倍政権は東京オリンピックや「観光立国」を口実として、首都圏空港(羽田と成田)容量の拡大を叫んでいます。具体的には、成田空港に関して離発着する航空機の間隔の縮小と、午後11時以降の飛行禁止規制の緩和・撤廃を行うことで、離発着する航空機の便数の大幅な増加をたくらんでいます。今年7月東京高裁の判決で受忍限度を超えるとして住民の訴えを認めた厚木基地の騒音被害の10倍近い騒音被害が現状の成田空港周辺で起こっていることが、航空機騒音被害問題の専門家から指摘されています。この現状からさらに4割も5割も増便すれば、しかもそれが夜間に拡大されれば、その被害がさらに深刻なことになることは確実です。
11124 しかも国、安倍政権は、こうした増便にとどまらず、さらに増便を可能にするために、東京オリンピック以降2030年をめどに3本目の滑走路の新設を目論んでいます。これは騒音問題の更なる深刻化、住民切り捨てを招くことは火を見るよりも明らかです。その上、この計画は、さらなる周辺住民、農民からの土地、農地の強奪を前提としています。それは、現在、空港敷地内に住み、農業を続ける市東さんをはじめとした農民をたたきだし、50年続いてきたたたかいを根絶やしにすることなしには不可能です。

 「農地はいのち」この声を 沖縄・福島とともに守ろう

 市東さんをはじめ三里塚反対同盟のみなさんは、「農地はいのち」だとして周辺住民に農地裁判を訴え、5万人署名への協力を求めて語りかけています。そして、こうした理不尽きわまる「国策」「成田空港の拡張」を口実とした地域住民の切り捨てに強く反対し、騒音問題に悩む住民の人々とのあらたな共同のたたかいを作って行こうと取り組みをはじめています。
 私たちは、沖縄の辺野古新基地建設反対のオール沖縄の取り組みへの共感と共闘を持たねばなりません。そして収束することのない福島原発事故に怒り、苦しむ福島のみなさんのたたかいを「福島を忘れてはならない」としてともにたたかい、原発再稼働反対のたたかいの中に活かしていかなければなりません。そして、私たちは、50年かけて闘いぬかれているこの市東さんをはじめとした三里塚のたたかいを、この沖縄・福島と連帯・共闘するたたかいの中から大きく支え抜かねばなりません。
 来春3月、成田市で取り組まれる予定の全国集会、そして50周年を期して首都圏に打って出ようとする反対同盟農民のたたかいに、ともに立ちあがろうではありませんか。
                    (関実事務局  松原康彦)

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2015年12月 2日 (水)

『実行委ニュース第154号』発行(11月25日)

Img_0001 関西実行委員会の機関誌『実行委ニュース第154号』が先週発行され、すでに会員、支持者のみなさんのところに届いていると思います。同ニュースに同封して、ことしもやります第39回三里塚団結野菜市の注文書も。

 巻頭は『「国策」をふりかざした住民犠牲を許すな!』(事務局・松原)

 10・11三里塚全国集会の報告が『農地強奪を許すな!』(事務局・弥永)

 11月17日、大阪航空局に対して行われら申し入れ行動が『淡路・神戸・大阪の市民グループが 国交省に怒りの申し入れ』(淡路の空を守る会・安藤)

 それに報告として『耕作権裁判を傍聴して 空港会社の偽造を許すな』、『9・16ほんまやばいでTPP講演集会』、『市東さんの会シンポジウム』の3つの報告記事と、最後にカンパのお願いです。

 手に入れたい方は事務局までご連絡ください。送料のみでお送りいたします。

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