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2015年9月 1日 (火)

第三滑走路計画に反対しよう

 第三滑走路計画に反対しよう

                    『実行委ニュース』第153号掲載

 国交省の田村航空局長は、7月31日、自民党成田国際空港推進議員連盟の総会で「実現可能性がある首都圏空港の機能強化策として(成田に)3本目の滑走路が必要」と述べ、国が成田第三滑走路計画を推進することを明らかにした。そして第三滑走路実現に向けて動いてきた千葉県、地元9市町、NAAの3者に国が加わった4者協議を開始するよう求めた。
Photo これに出席していた小泉成田市長が「騒音下に住む人が納得できるように、100回でも200回でも足を運ぶ」と住民説得に努力することを強調せざるを得なかったように、成田空港周辺ではすでに航空機による騒音被害は、我慢の限度を超えている。また第三滑走路を暫定滑走路の南側に新たに作ることが考えられているが、それは横堀をはじめ新たな土地収用、農地強奪を生むことは明らかだ。(右上図が地元の推進派「成田第3滑走路実現を目指す有志の会」発行のパンフレット『こうなる成田第3滑走路』より転載。赤色の暫定滑走路に平行に南西にずれて緑色に塗られているのが第三滑走路予定位置)
 すでに三里塚反対同盟農民のたたかいが50年目を迎えようとしている今、成田空港の存在それ自体が、地域の農民、住民のいのちとくらしを破壊するものでしかない。その現実を開き直り、さらに第三滑走路計画を進めて騒音被害の深刻化と農地・土地の収用を強行することなどどうして許されようか。
 8月3日には、自民党成田空港推進議員連盟は、総会での決議をもって太田国交相、森田千葉県知事それぞれに第三滑走路の建設とそのための国をくわえた4者協議の早期開催を求めた。
 事態は一気に動き始めた。第三滑走路計画反対の地元住民のたたかいを軸に、早急にこんな理不尽極まる攻撃を許さない世論形成とたたかいの陣形を作ろう。10・11三里塚現地闘争をその大きな出発点としよう。

 東京オリンピックを口実とした
  成田空港増便策動を許すな!

 同じ7月31日、田村航空局長は、LCCのネットワーク充実や貨物需要の取り込みを理由に、深夜の離着陸制限緩和の拡大を地元に求めた。そして自民党推進議員連盟もそれに歩調を合わせ決議のなかで、騒音対策のため午後11時から翌朝6時まで航空機の離着陸を原則禁止している規制の緩和を求めた。
 これらは、明らかに東京オリンピックを意識した2020年までの増便に向けた攻撃にほかならない。すでに騒音被害が厚田基地の航空機騒音と比較してもその10倍(松井北海道大学教授)とさえ言われる内陸にある成田空港による住民への生活・健康破壊を無視した暴論として批判されなければならない。
 そもそも東京オリンピック開催は、「放射能はコントロールされている」なる安倍首相による「福島原発事故は収束した」として「3・11フクシマ」をなかったことにしようとする許し難い攻撃でしかない。
 このような東京オリンピックを口実とした増便計画、そして第三滑走路建設計画などをどうして許せようか。
 三里塚農民、成田空港周辺住民のみなさん、とりわけ第三滑走路予定地周辺の住民・農民のみなさんとともに、このあらたな理不尽極まる暮らしの破壊を阻止するためにがんばろう。
                        (事務局・松原)

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