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2015年6月20日 (土)

今週の産直野菜(6月20日)

15620 先ほど三里塚から産直野菜が届きました。

 ルッコラ、インゲン、ニラ、玉ねぎ、じゃがいも、ししとう、ピーマン、ニンジン、ニンニク、立ちレタス、なす、ズッキーニ、きゅうり 以上 13品も。すごい!

 「野菜だより」も「梅雨本番!野菜も草も育ちが早い!」と伝えていますが、草取りが大変でしょうね。
 しかし、ニラが2~3週間で出荷できるのか。凄い生命力ですね。

 やっとじゃが芋が入ってきた。先日の日曜日14日は、天気も良かったようだし、「産地交流、ジャガイモ掘り大会」もうまくいったようですね。玉ねぎ、にんじんもあるし、思わず「肉じゃがができる」と・・・。

 先日、『遺伝子組換えは農業に何をもたらすか』(ミネルヴァ書房 2015年)を読んでみた。冒頭の京都府立大学の教授とやらが書いている文章――「家庭菜園で無(減)農薬栽培がうまくいくのは、多品種を少量栽培しているためで、世界の人口を支えるために単一品種を大量栽培する大規模生産地で同じことを行うのは不可能だ」と。これがこの「学者」の遺伝子組換えを勧める根拠だ。なんというデマゴギーか。そもそも今、世界で生産されている穀物をはじめとした農産物の生産量は70億とも言われる世界の人口を賄うに匹敵する生産量だと言われている。にもかかわらず、9億を超える飢餓人口、毎日数千人から1万人の子どもたちが栄養失調や飢餓で死んでいる。この現実を生んでいるのが多国籍企業・アグリビジネスによる農地強奪・破壊と収奪ではないか。しかも少量・多品種の無農薬栽培が「家庭菜園」とは何という「言い草」か。世界で、「地産地消」「ローカリズム」の考えを軸に「無農薬有機栽培」の試行錯誤がいどまれている。この農、農民と消費者による苦闘の現実を一切無視した「学者」によるこうしたモンサントなど多国籍企業・アグリビジネスへの媚びへつらう姿に、あらためて怒りを覚える。まさに「農薬ムラ」そのものだ。

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