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2015年6月13日 (土)

農地裁判の判決に怒りを!

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 昨日6月12日、速報したように、東京高裁で農地裁判控訴審の判決が「控訴棄却」と言い渡されました。15612_33月4日、小林裁判長は、反対同盟と弁護団が要求していた一切の事実審理、証人採用などを切り捨て、「審理の終結」を宣言しました。これは明らかに一昨年7月の千葉地裁多見谷裁判長による反動判決を追認するための暴挙でした。そして、弁護団などとの協議もなく6月5日、郵送でわずか一週間後の昨日の判決期日を一方的に通告してくるという、これも前代未聞の暴挙です。さらに、来週月曜には2年半審理が中断していた「耕作権」裁判の口頭弁論が開かれますが、15612_4この裁判は農地裁判と一対のものであり、この裁判の決着が無ければ少なくとも南台の農地の強奪は不可能です。ですから、この日に農地裁判の判決を強行するということには、再開される「耕作権裁判」をも方向づけようという悪辣な意図がありありとうかがえます。このような経過から、この日の判決、あるいは裁判所に一片の「期待」もなかったのは言うまでもありませんでした。

 法廷では、開廷と同時にこの悪辣な訴訟指揮を弾劾し「裁判官忌避」があらためて叩きつけられましたが、小林裁判長はただちに自らそれを却下し、15612_5「控訴棄却」の判決を言い渡し、怒りに燃えた傍聴席からの弾劾の声に対し、なんと「全員退廷」命令を出して、法廷を閉じたのです。

 ただちに怒りの記者会見、そして報告会が開かれました。記者会見では、市東孝雄さんが「この裁判はまったく不当、不誠実。農民としての私に対する死刑宣告であり、絶対に認めることができない。耕作権裁判に勝って最高裁をひっくり返す気持ちで闘っていく」(「市東さんの会」ブログより)と力強く表明し、弁護団は怒りの抗議声明(「15.6.12農地裁判弁護団声明.pdf」をダウンロード)を発しました。
15612_6 この日の闘いでは、高齢をおして北原鉱治事務局長がお元気な姿を見せ、裁判前の集会(3枚目写真)、デモ(2枚目写真)と闘われた上、最後の報告会でも挨拶をされました。報告会の最後には、萩原富夫さんがこの日の判決に「辺野古基地建設への国の攻撃と同じではないか」と弾劾するとともに、15日の耕作権裁判と、第3滑走路の闘いへの訴えをされました。第3滑走路については、闘いから逃亡した石毛博道が、15612_7「実現する会」なるものを立ち上げ、第3滑走路推進の手先となっていることを弾劾された。
 報告会で三里塚関西実行委員会からは、尼崎・伊丹実行委の弥永修さんが挨拶をしました。

 みなさん。この国策をかかげ、違法な訴訟指揮で攻撃的に市東さんの農地強奪を企む安倍政権を断じてゆるしてはなりません。安保法制(戦争法案)、そして労働法制と反動の牙をむき出して突っ走ろうとする安倍政権に対する正面からの闘いとして、三里塚の市東さんの農地を守る闘いを、やり抜こうではありませんか。6月15日の、耕作権裁判に結集しよう。午前9時、千葉市の葭川公園に集まろう!

 15613この日の裁判闘争をぶつけられながら、市東さんと萩原さんは、出荷作業をしてから駆けつけられました。今朝9時に、その産直野菜が届きました。
 玉ねぎ、インゲン、ニンニク、キュウリ、キャベツ、なす、ニンジン、立ちレタス、ルッコラ、ズッキーニです。裁判のために時間が足らず、ニラを加えることができなかったともあります。
 この産直野菜をとることも、市東さんの農地を守り、萩原さん、市東さんの闘いを支える重要な取り組みです。あらためて、みなさんが取り組んでくださることを訴えます。詳しくは、関実事務局にお問い合わせください。

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