今週の産直野菜(5月16日)
スナップエンドウ、キャベツ、ルッコラ、サニーレタス、大根、サツマイモ、ほうれん草、水菜、玉レタス、かぶ 以上10品です。
3食、いずれも大盛りのサラダか、野菜炒め。なんとしても食べるんだと大奮闘しています。
今日の朝日新聞が詳報していますが、アメリカ議会上院で、この二日間、いったん審議すること自体が否決されたTPA法案(貿易促進権限法案=オバマ大統領にTPP妥結に向けた一切を委任するという法案)が、わずか1日で逆転し、可決され、早ければ今週中にもTPA法案が可決されるだろうというものです。オバマは自らの大統領二期目の「レガシー(遺産)」にしたいと野党・共和党と組んで、与党民主党の一部を説得したというものです。「TPP推進」をその基調とする朝日新聞は、いったん否決された14日朝刊に消耗感あふれる大きな記事を書いていたのですが、14日の夕刊から、今朝まで連日、アメリカ議会の動きを詳しく掲載し、今朝は、「よかった」という感じをにじませた記事となっています。なんという「報道」か・・・。
もともと戦争国家アメリカの議会に依拠する気はありません。『エコノミスト』(2015.3.24)の記事によれば、民主党の政治資金の60%、共和党の政治資金の35%が、ユダヤ・マネーだそうです。ですからイスラエルへのアメリカ政府の支援の姿勢が変わらないのです。このユダヤ・マネーこそ、アメリカの多国籍企業の軸となっていることは言うまでもありません。こうした力が、民主党の反対をひっくり返した議会の動きにつながったことは明らかでしょう。ここにTPPの正体がはしなくも現れているではありませんか。TPPとは、アメリカでも99%が反対し、日本でも「国の在り方を壊す」と言われていますが、その最大の狙いが、多国籍企業によるアジアへの収奪にあることを、この事態が物語っています。TPPは絶対に許してはなりません。戦争法案(安保法制)と一体になったTPP推進の動きを、安倍の戦争政策を、阻止しましょう。
市東さんへの農地強奪、裁判所を使っての強制収用の蠢きこそ、このTPPによる農業破壊、農地の流動化・バブル化をねらったTPPの先取りです。市東さんの農地を守る闘いの広がりの中から、TPP反対のうねりを作り出していこう。3万人署名を実現し、農地裁判の反動判決を許さない闘いを実現しよう。
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