今週の産直野菜
さつまいも、ゴボウ、小松菜、ほうれん草、ニンジン、からし菜漬け、ルッコラ、カブ、聖護院大根、ネギ となんと10品も。順調なのだ・・・。と思いきや、『野菜だより』には「季節の変わり目で、天候不安定」とか。天候頼りのところがある無農薬・有機農法ですから大変ですね。
ハウス栽培ということも時折考えます。基本的にはハウス栽培は単一作物で、露地栽培より多くのエネルギーを使い、しかも塩害がでてくるため、土壌の劣化が早く、大変な量の山土をいれかえるようです。
ただ鷲谷いずみさんが紹介しておられますが、福島県喜多方市で、小川光さんが「自然農法」に近い形でハウス栽培をしておられるとか。「ハウスの中には、トマトやメロン、インゲンなどが栽培されている。異なる作物や品種に混ざって同じハウスの中で栽培されているのだが、それらの作物と同様、もしくはそれ以上の存在感をもって、多様な野草が生育している」「ハウスの中には他にも多様な昆虫がいて、そこここで、飛び跳ねたり、歩いたり、巣網を張ったりしている」(『にっぽん自然再生紀行』(2010年)より。右写真は同書より)。小川さんは、3・11による放射能汚染(拡散)と闘いながら、会津盆地の北部で、浅見彰宏さんなどと有機農法を取り組みながら地域づくりに取り組んでおられる方です。一度訪ねてみたいなとは思うのですが・・・。
もちろん、産直野菜として作るには、量的な問題など対応できないことや露地栽培にこだわる様々な問題があるだろうとは思っています。ただ、「農法」にはいろいろあり、いろんな農民の方が、いろいろと苦闘しながら取り組んでおられることを知ることは、励まされます。
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