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2015年2月28日 (土)

今週の産直野菜(2月28日)

15228 今週の産直野菜が早々と朝とどきました。

 ヤーコン、ニンジン、聖護院大根、白菜、小松菜、ネギ 以上6品です。少しさみしいですね。しかし、寒いおかげでしょうね、白菜がきれいで美味しそう。

 いよいよ4日後、3月4日、東京高裁です。みなさん、市東さんの農地裁判の傍聴と裁判所包囲の闘いに結集しましょう。結審策動を許さず、実質審理をかちとりましょう。

 今日は、15228_2野菜が早く届いたので、それから粟原富夫市議の市議選に向けた事務所開きに駆けつけました。いままでの事務所と違いますが、いい雰囲気でした。粟原さんの必勝に向け、特に中央区のみなさん、よろしく。

 そのあと辺野古の海に基地を作らせない神戸行動のビラまきと署名活動に参加してきました。15228_3三宮のマルイ前はビラまきの難しい場所ですが、辺野古で起こっている弾圧に怒って、ビラ取りもよく、自分から署名をしてくれる方々が次々と。

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2015年2月25日 (水)

第3誘導路裁判弁論が開かれる(2月24日)

15224

 昨日、第3誘導路裁判の口頭弁論(第18回)が開かれました。被告国・空港会社側から、騒音問題について原告側から出されていた騒音問題についての準備書面13、14に対する反論の準備書面17と、原告反対同盟側から、再度騒音問題について論点を整理した準備書面15がそれぞれ提出された。
 原告側から大口弁護士が3点にわたって準備書面15の概要を説明。大口弁護士は「成田は厚木の10倍の騒音被害だ」と事態の深刻さを指摘した。また一瀬弁護士から被告側の準備書面17が原告側主張とかみ合っていないことを指摘し、それへの反論をかねて新たな文書を提出する旨主張した。
 次回5月18日、次々回7月7日(いずれも10:30より開廷)の日程を確認して、この日の法廷は終わった。

 法廷後、報告会が行われ、弁護団から「成田空港は『殺人的』なのだという認識をもたねばならない」と強く指摘された。(写真は、報告会)

 この日、裁判事務局から準備されていた『2・24第三誘導路裁判傍聴のために』が、法廷で何が争われているかわかりやすいですので、長いですがそのまま引用します。
― 前回の昨年12月1日の裁判では、厚木基地爆音訴訟および厚木基地航空機運航差し止め勝訴判決との比較から、成田空港における騒音と健康被害状況について明らかにしました。それは、一昨年末、反対同盟が行った市東さん宅周辺での暫定滑走路離着陸時や第3誘導路走行時の騒音調査の結果を、松井利仁教授(北海道大学)が分析したことに基づくものです。
 そこで松井教授は、騒音被害の判断にあたっては1999年に発表されたWHOの「環境騒音のガイドライン」および2009年に発表されたWHOの「欧州夜間騒音ガイドライン」を用いるべきであることを主張しています。このWHOの基準というのは、厚木基地爆音訴訟および厚木基地航空機運航差し止め訴訟判決における違法性の判断基準として全面的に採用されているものです。このWHOの基準から判断すれば成田空港の騒音は、住民の健康に対する悪影響が心配される航空機騒音の基準をはるかに逸脱していること。とくに夜間騒音(午後10時から午前7時まで)が人体に与える影響では、厚木騒音被害のなんと10倍以上にもなることが明らかになっています。この騒音の実態は、「他人の利益を著しく侵害してはならない」という航空法にも明らかに違反している状態です。
 さらに厚木訴訟の判決では、自衛隊機の夜間飛行が差し止められました。成田空港においても、最低でも夜間飛行はただちに差し止められねばならない。本日は、この飛行差し止めの問題に関してさらに詳しい補充書(準備書面15)を提出します。同時に、国・NAA側から、松井教授の分析結果に対する反論が行われます。市東さん追い出しのための大騒音攻撃の居直りを許さず闘いぬこう。―

 なお、この成田空港の騒音問題について昨年末11月29日、「市東さんの農地取り上げに反対する会」が主催して開かれた『検証! 成田空港と住民の暮らし シンポジウム』のわかりやすい報告集(頒価200円)が出ています。ぜひ手に取って読まれることをお勧めします。(ご希望の方は、FAX050-3588-0142へ)

 

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2015年2月22日 (日)

今週の産直野菜(2月21日)

15221 今週の産直野菜が先ほど届きました。昨日は、高浜での『住民説明会』、大阪での『沖縄意見広告運動 出発集会』をはしごしたため、今日になりました。

 ヤーコン、聖護院大根、ニンジン、カブ、小松菜、ネギ 以上6品です。ニンジンが写真を撮った後見たら、箱の中に1本残っていました。小松菜がまっちゃ少ない。寒さでなかなかなのでしょうね。

15221_2  明後日、千葉地裁で第3誘導路裁判があります。行ける人は駆けつけてください。三里塚は今、一つ一つの裁判での攻防が重要な闘いになっています。関西からは全部出かけるのが難しいですが・・・。

 右写真は、昨日の福井・高浜での「原発再稼働を考える 住民の 住民による 住民のための説明会」です。100人を越える皆さんが集まられ、木原壯林さんの「安全な原発はない」、15221_3槌田敦さんの「福島事故と原発再稼働」、福島から駆けつけた木幡ますみさんの「原発避難民」。内容の濃いお話しでした。後の「質疑と討論」は失礼し、大阪で開かれている「沖縄意見広告 第6次出発集会」に駆けつけ、琉球新報の記者で沖縄県マスコミ労働組合協議会議長の滝本匠さん(左写真)の講演には何とか間に合いました。沖縄のみなさんの闘いと怒りを共にする想いを固めることができました。

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2015年2月16日 (月)

『三里塚農地裁判は、いま』学習会が開かれる

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 昨日、エルおおさかで60人が参加して「2・15『三里塚農地裁判は、いま』学習会 Part2」が市東孝雄さん、一瀬敬一郎弁護士を招いて開かれました。

 15215_2冒頭、山本善偉関西実行委世話人から主催者の挨拶。94歳とは思えない元気さで、3・4裁判所を取り囲む結集と3・29成田闘争への決起を呼びかけられた。

 農地裁判の当該である市東さんは、昨年10月8日の第3回口頭弁論で用いたスライドで、15215_3現地の様子を説明されたあと、「農地をとられるということは農業をやめろということであり、絶対に認められない」「カネの問題ではない。畑を耕すことが自分の生きがいだ」と想いを語られ、3月4日東京高裁への結集を訴えられました。

 三里塚反対同盟顧問弁護団の一瀬さんは、農地裁判の現在に至る経緯を説明された後、市東さんの農地を「転用目的」で買収する根拠としている農地法20条が、そもそも想定されていない形で使われていることを指摘された上で、15215_4「転用のための権利移動に関する農地法5条による規制は小作権消滅を前提としており、小作権付農地(底地)売買は農地法3条の規制を受ける」などと明らかにされました。そして昨年末12・3の経産省前テント裁判の突然の結審という裁判所によるだまし討ちを引き合いに出しながら、人証採用など実質審理をかちとっていく立証計画などを明らかにされながら「結審攻撃」を許さず、裁判勝利に向けて、法廷内だけでなく、「今よりも4、5倍多くの人が裁判所を包囲するような戦い方をみなさんが作ることが必要だ」と、15215_5私たちに奮起を促されました。1時間近い熱い講演でした。

 そのあと、市東さん、一瀬弁護士が前に並ばれ、会場のみなさんからの質問を受けて答えるという質疑が行われ、2時間余の学習会を終えました。

 みなさん、3月4日、午前11時半、日比谷公園霞門に結集して、裁判所・検察庁包囲のデモを実現しよう。午後2時に裁判所前に集まり、傍聴券を獲得して法廷を満杯にし、裁判所を監視する闘いを実現しよう。

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2015年2月14日 (土)

明日は、『三里塚農地裁判は、いま』学習会です

 明日、2月15日午後2時から、エル・おおさか南館1023室で、三里塚から市東孝雄さん、Photo_2反対同盟顧問弁護団から一瀬敬一郎弁護士を招いて、『三里塚農地裁判は、いま』学習会(Part-2)が開かれます。(会場・エルおおさかは大阪地下鉄谷町線・京阪「天満橋」徒歩5分~10分) 

 今年に入って、安倍政権とアメリカ・オバマ政権による「TPP合意」にむけた策動が一気に強まっています。その観点からも、安倍政権による裁判所を使っての農地強奪がどういうものなのかを考える大切な機会ともなります。ぜひ、お集まりください。

151 関西実行委員会では、昨日、『実行委ニュース』第151号を発行し、3月4日、農地裁判控訴審闘争、3月29日、成田市栗山公園での全国集会を呼びかけています。ぜひ手に取ってお読みください。
 明日の『学習会』でも資料として配布します。(『学習会』は、資料代カンパ 1000円ですので、よろしく。)

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2015年2月 8日 (日)

今週の産直野菜(2月7日)

1527 昨夜、三里塚から産直野菜が届きました。

 サツマイモ、ニンジン、白菜、かぶ、ほうれん草、聖護院大根、ネギ 以上7品です。厳しい寒さの中、少ないですね。ほうれん草も・・・・。先日も小さな菜園をやっている友人と話していたら、「小松菜が、芽が出てきたけれど、そのままじーっとしている」と。温い明石の辺でそうですからね。

 昨日は朝一番、6時過ぎに家を出て始発のバスで米原に。そのために前夜のロックアクション(大阪)はデモに出ないで失礼しました。米原で「部落解放研究 第22回滋賀県集会」に。中西和久さんの一人芝居『しのだづま考』に対して、全国演劇鑑賞団体連絡会幹部が差別発言をして、中西さんご本人からそれを問われたことに対して開き直り、同会が中西さんの演劇をさせないように動いている事件について、「集会」のメインの講演とシンポジウムとして、中西さんご本人と原作者のふじたあさやさん、1527_2ヘイトスピーチと闘う辛淑玉さん、ルポライターの鎌田慧さんが来られて訴えることになり、『しのだづま考』応援団の一人として、物販販売のお手伝いをしながら、聞いてきました。
 ことがらの核心、何が問題か、非常によくわかる中西さんご自身の紹介とお話し、そして司会の清原ふみ子さんを交えた5人の短かったですが内容豊かなシンポジウム。1500人の参加された皆さんがじっと聞いておられ、聞きながら涙を流しているご婦人も。

 ということで、野菜の受け取りが夜になり、この記事が今になりました。新しい3月4日の市東さんの裁判に向けたビラも一緒に送られてきました。みなさん。3月4日、東京高裁に集まろう。

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2015年2月 2日 (月)

今週の産直野菜(1月31日)

15131_2 一昨日、三里塚から産直野菜が届きました。カブ、里芋、ニンジン、ブロッコリー、ネギ、聖護院大根 以上6品です。いよいよ冬場の端境期かな(?)という雰囲気ですね。

 この日は3つもスケジュールがあり、とにもかくにも写真だけを撮って、土も落とさずそのまま冷蔵庫に。慌てて飛び出しました。
 先ず、4月に統一地方選を迎える神戸市議の粟原富夫さんの後援会総会&交流会に、被災地企業組合の長谷川さんなどと参加しました。100人余り。高齢化はありますが、唄あり講談ありのなかなか元気な集まりでした。
 それから「いたみホール」に出かけ、関学高等部のグリークラブのファミリーコンサートにくるみなさんに山本善偉先生の『ライオン吼える』の案内チラシを、寒い、時折雪が舞うなかで150枚ほどを撒きました。凍えました。
 それから今度は部落解放同盟全国連芦原支部の『おひさしぶり交流会』に参加させてもらい、兵庫の全国連の仲間のみなさんとただ一人のお客さんとして交流させてもらいました。こんどは、熱燗のお酒が美味しく、温かった。

 1521翌朝早朝、タクシーに迎えに来てもらい大阪で車に乗せてもらって福井・高浜での再稼働阻止行動に。みなさんは前日から泊まり込んで、全戸にチャイムをおして再稼働反対、2・21住民説明会を住民の手でやろう、県民署名にご協力くださいと話しこんでいく行動です。東京から駆けつけた「全国再稼働阻止ネット」の20人近い皆さんも加え、60人余り、18台の車です。
 1521_2私たちは先ず昨日回れなかったところへのビラ入れ訪問。そのあと、18台の車を連ねての町内デモ。高浜原発の正面にも行って、大音響の「再稼働するな」のシュプレヒコール。原発対岸の岸壁にも行って説明を受ける。凄い風と寒さで凍りついた。2年前のモックス燃料搬入阻止闘争をここでやったことを思い出しながら。
 2月21日(日)には、高浜町の城山荘(高浜町事代6-1-1、☎0770-72-0357)で、午後1時15分から、『住民の、住民による、住民のための説明会』(~午後4時45分)が開かれます。再稼働に反対する住民の意志を無視し、説明会も開かずに再稼働に進もうとする福井県・地元行政への抗議を込めた行動です。槌田敦さん、木原壮林さんの専門家、福島から木幡ますみさんを迎えて開かれます。高浜の再稼働は、私たち関西全域の住民のくらしと命に係わる問題です。遠いですが、私たちも全力で参加しましょう。
 また再稼働が狙われていると言われる選挙後の5月に、大きな集会が準備され始めています。再稼働阻止に向け、鹿児島・川内原発再稼働反対の闘いとともに踏ん張りましょう。

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