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2014年10月10日 (金)

農地裁判控訴審闘争(8日)、闘い抜く

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 10月8日、綺麗な秋晴れの空の下、市東さんの農地裁判控訴審闘争が195人の結集によって闘い抜かれました。

 早朝からの裁判所前での宣伝活動には参加できませんでしたが、昼前に日比谷公園の霞門で開かれた「打ち合わせ」とデモから、山本善偉関実世話人を先頭に参加。「打ち合わせ」は時間がなく、北原鉱治事務局長と山本先生、それに萩原富夫さんの挨拶だけで、検察庁、法務省、裁判所へのデモに出発。

 14108_2 休憩後、裁判所前に再結集して、まず今回も4000筆(全体で17000筆)を越えた署名を小林裁判長に提出。それから傍聴券抽選。関西から6人が入れました。 外れましたが譲っていただいて私も。
 裁判長が小林昭彦裁判長に代わったことで、更新意見陳述が行われました。
 まず、市東孝雄さんが、大きく画面に写された写真をもとに問題となっている畑やご自宅などの周辺の説明と、畑の作物の様子などを20分という縛りがありましたが、14108_3 解りやすく説明されました。最後に畑の土を裁判長に直に観てもらいました。裁判長も、「にこやかに」対応、市東さんの労をねぎらう・・・。(左写真は、法廷後の報告会での市東孝雄さん)
 続いて、8人の弁護団全員が次々と立って、意見陳述。独りでも30分はかかる陳述を、全員で30分という事前協議の申しあわせにしたがって、NAA、千葉県、千葉県知事側の不誠実な対応を弾劾しながら、それぞれが簡潔、明瞭に陳述を行ないました。傍聴席からも、そのつど大きな拍手が。
 弁護団からの求釈明要求に対して、NAAは木で鼻をくくったような自己の主張を繰り返すだけのまったく答えになっていない無内容な「釈明」。千葉県と千葉県知事側は、相変わらずの「無視」。これに弁護団はもとより、傍聴席からも厳しい弾劾のヤジ。法廷を、市東さん、弁護団、そして傍聴席が一体となって、不思議な雰囲気が、東京高裁に出現したのです(後の報告会で弁護団から、「稀有なこと」と)。
 いったん中断して裁判官合議の上で、裁判長が、NAA、千葉県、千葉県知事側に求釈明に応えるよう指示をだすという局面が生れ、次回公判を、3月4日午後3時から開くことを決めて、閉廷しました。

 14108_4 非常にいい雰囲気で法廷は経過しました。しかし、「国策」裁判を進めるために貝阿彌裁判長に突如代わってでてきた小林裁判長が何を考えて、終始にこやかに対応したのか。私たちは、農地裁判が、「農地法」を使った「強制収用」を狙ったものであることの緊張感と警戒感から考えるならば、次回口頭弁論で、NAA、千葉県、千葉県知事が裁判所の指示をも無視して、釈明を拒否し、「それならば、仕方がない」と裁判所の判断が前面に出されて、次回で結審という局面が十分に懸念されます。次回口頭弁論で、農地裁判は高裁段階としては司法の現状としては珍しく1年を経過しても終わらないことが確実になりました。これも、市東孝雄さんを先頭とした弁護団の頑張りと、17000を越えた「農地署名」に込められた、私たち支援運動の踏ん張りがこの状況を勝ち取っていることは明らかです。(右上写真は、法廷後の報告会)。
 新たに勝ち取った3月4日までの5ヶ月を有効に使いきり、市東孝雄さんの闘いを軸に、三里塚闘争の新たな発展、市東さんの農地を守り抜き、第3滑走路建設計画を粉砕することに全力を挙げて取り組んでいくことだと思います。
 そのために、先ず何よりも、目前の10月12日、三里塚現地での全国集会を成功させようではありませんか。台風19号が接近するという中ですが、昨年10月、凄まじい雨の中を闘い抜き、その2箇月後に無念にも斃れた萩原進さんの遺志をも晴らす闘いとして、全力で闘い抜きましょう。

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