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2014年9月 3日 (水)

土を守り、命を守る農業を続ける市東さんを応援しよう

成田空港のど真ん中で堂々と農業を続ける市東孝雄さんの闘いを覚え、支援と共感を寄せてくださる皆さん。ご承知のとおり東京高裁は市東さんの控訴審訴訟の裁判長を貝阿彌裁判官から小林昭彦裁判官(仙台地裁所長)に突如変更しました(7月25日)

 市東さんの農地取り上げに反対する会のホームページには「小林裁判官は検事に3回出向している人物」との指摘があり、今後「検事イコール国策優先の訴訟指揮」が心配になります。市東さんの土地を無理やり取り上げる判決を出すために、今回の裁判長交替が画策されているとしたら問題です。市東さんを追い出す判決は許せません。

 1337 写真をご覧頂くと、市東さんの自宅と農地は成田空港の誘導路などで取り囲まれており、市東さんの生存権、環境権、人格権を押しつぶそうとする過酷な状況を感じ取れると思います。しかし市東さんはこの逆境をはねのけて毅然と農業を続けられています。親子3代、100年間平穏に農業を続けている市東さんにこそ正義があります。農地法を悪用して追い出そうとする国、空港会社、千葉県の違法行為を許さず命を守り農業をつづける市東さんと共に闘いましょう。

 9・29「三里塚農地法裁判は、いま」学習会

 市東孝雄さんの裁判をはじめ、三里塚では多くの裁判が争われています。これら裁判は国家権力の農業つぶし、軍事空港づくりをやめさせる重要な闘いで、どれ一つとしても負けられません。特に市東孝雄さんの農地取り上げを強行する控訴審裁判や耕作権裁判は重要です。10月8日の控訴審裁判を目前にして、この際しっかりと学習する機会を持ちたいと思い「9・29『三里塚農地裁判は、いま』学習会」を開催します。反対同盟顧問弁護団の遠藤憲一弁護士と埼玉大学・東日本国際大学名誉教授の鎌倉孝夫さんをお招きして、農地裁判の現状とその意義について解説していただきます。質疑応答の時間もとります。おおぜいの皆さんが会場にお集まりいただくようご案内いたします。

 10・8農地裁判闘争と

    10・12現地全国集会へ

 今年の5月「国土交通省が成田空港に第三滑走路を検討」との報道があったのをご存知でしょうか。もともと成田空港の計画は「主滑走路、副滑走路、横風用滑走路」の3本の滑走路を持つ空港計画でしたが、用地取得問題などから横風滑走路を諦めて、滑走路を川の字のように設置するとんでもない計画を発表しました。現在の暫定滑走路の横に設置するようですが、この用地内には反対同盟の農家をはじめ多くの住民の土地建物、畑などがあります。(「第3滑走路」問題については、次の記事をご参照ください。)

 国は、市東さんへの農業破壊、生活破壊を反省することなく、さらに新たな「生存権、環境権、人格権」を奪う第三滑走路建設の不法を積み重ねようとしています。断じて許せません。来る10月8日の控訴審裁判に多くの皆さんが傍聴闘争に駆けつけ、新裁判長に正義の怒りをたたきつけましょう。

 そして10月12日には三里塚現地に集まり、全国の皆さんと共に農民追い出しの国策に反旗をひるがえしましょう

 安倍内閣は集団的自衛権行使の閣議決定を強行し、平和憲法を無視して日本を暴力と戦争政治で支配しようとする悪らつな動きを続けています。

 この安倍内閣に対し、多くの皆さんが各地の闘いを担われています。その皆さん方からも市東さんの農地を守る署名が多く寄せられています。私の所属するキリスト教会グループでは、牧師さんや信徒の皆さんが「農地を私利私欲で農民から奪うなんて、旧約聖書の出来事(ノボトのぶどう畑を王が強奪)かと思ったが現代でもある」と怒りの気持ちで沢山の署名を寄せてくれました。

 市東さんの農地を守る署名を、今まで以上の方々に訴えて、関西から多くの署名を市東さんに届けましょう。この署名こそ市東さんを支え勇気づける運動です。必ず成功させましょう。

     (安藤眞一 『実行委ニュース149号』より転載)

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