今週の産直野菜(8月30日)
先ほど、三里塚から今週の産直野菜が届きました。
空芯菜、玉ねぎ、じゃがいも、ミニトマト、ピーマン、オクラ、万願寺唐辛子、かぼちゃ、モロヘイヤ、ゴーヤ、きゅうり 以上11品です。
少し雨のために気温が低く、空芯菜もモロヘイヤも旅の疲れまあまりなく届きました。
昨夜、「狭山再審を求める市民の会・こうべ」の例会で、辛淑玉さんのお話しを聞いた。
辛淑玉さんは、まず冒頭、この日、谷垣法相によって2人の死刑が強行されたことに触れ、「殺される側は、とにかく誰でもいい(支援者などがいない)、ただただ自分の「業績」として、殺人が行われただけだ」と弾劾され、アウシュビッツの映像で、殺す側の問題を語られた。そして石川さんの「死刑」の問題を。そして韓国などを例にあげながら新自由主義によって今、世界で人びとが生きていけなくなりつつあることを示し、シングルマザーの問題などいろんな差別の問題、とりわけヘイトスピーチに象徴されるレイシズムの問題を、この国による「上からのレイシズム」、そして「子どもたちを守るには、憲法を変えよう」といった中流女性たちの運動などを紹介しながら「下からのレイシズム」を語られ、「在特会」に象徴される運動がすでに「少数者の運動」ではないのだと指摘された。それに対して、私たちがどうつながり、抗っていくのかが問われていると。
「人権ということをどう思うか」という問いに答える形で、「人権というのは人間の思いあがり、傲慢の中から生まれた」「人権などはない」とされた上で、「私もゴキブリりを見れば踏み潰すし、部屋に入ってくる虫を殺すけれど」と言いながら、「あらゆる生きものとの共生」「ひとりひとりの多様性を守っていけるか」が、こうした流れに抗していく大きなポイントではないだろうかとされた。大いに共鳴した。
2メートル足らずのかぶりつきに座っていて、速射砲のごとく辛淑玉さんの言葉が、話しが飛び出してくるのについていくのがやっと。しかし、めっちゃ面白く、そして示唆に富んだ話しだった。
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