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2014年6月20日 (金)

6・25東京高裁、農地裁判闘争へ

1366 「市東さんの会」のビラから引用します。

―― 3月26日、東京高裁で農地取り上げと闘う控訴審の第1回が開かれ、被告の農家・市東孝雄さんは、「これは農地法を違法に使った強制収用だ」とその不当を訴えた。取り上げ対象は耕作面積のじつに4分の3.出荷場や農機具置き場など作業に欠かせない建物を含んでいる。
 かって政府・空港公団(現成田空港会社)は、空港建設の過去を「謝罪」し、「二度と強制的手段はとらない」と公約したのではなかったか!今度は失効した土地収用法の代わりに、農家を守るための農地法で畑を奪うという、常軌を逸したやり方だ。家屋の強制収用と農民の実力抵抗が社会に衝撃を与えた成田空港問題はいまも解決しておらず、闘いは続いている。

●身体を張って農地を守る!●●

 「私だけの問題ではありません!」と、市東さんは畑の土を法廷に持ち込み訴えた。農地法の改悪と企業の農業参入で、全国の農家は農地を手放すことを強いられている。
 問われているのは、人が生きるために大切な農の価値。ゆがんだ「国策」「公共事業」との闘いであり、TPPと原発再稼働、沖縄・辺野古の新基地問題にもつながること。
 取られてたまるか! 農地と命。いよいよ本格的な闘いに入る。農地裁判第2回口頭弁論へ! みなさん、傍聴に来てください。――

Photo 正午デモ 日比谷公園・霞門から(予定)
午後2時10分~30分 整理券交付(東京地裁正面入口近くで)
午後3時 開廷
終了後、報告会

 なお、当日、午前10時30分より東京高裁前で、農地裁判を訴える街頭宣伝活動が行われていますので、参加できる方は行ってください。

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