第3誘導路裁判 口頭弁論が、6月9日に
第3誘導路裁判の口頭弁論が、6月9日(月)午前10時半から、千葉地裁601号法廷で開かれます。傍聴される方は、開廷30分前に千葉地裁1階ロビーにお集まりください。
前回3月10日の口頭弁論では、暫定滑走路の南北にある立木によって、暫定滑走路の運用が航空法に違反したまま、すでに6年以上にわたっておこなわれていることが明らかにされました。この違法状態を空港会社はどう弁解するのかが問われています。
また、今回の法廷では、新たに市東さん弁護団から騒音問題についての意見書などが提出されることになっています。成田空港の騒音問題は、すでに夜の運用時間の延長と、増便によって看過できない問題となっています。しかも、国は、最近明らかにしたように、暫定滑走路と並行に更にもう1本、3000メートル級滑走路を2030年までに造り、大幅な増便を実現したいと考えています。併せて、少なくとも、2020年東京オリンピックには、現状のままで34万回の離発着(現状の1.5倍)を考えていることも明らかにしています。
それは周辺住民にとって今以上の深刻な騒音問題を引き起こすことを前提にした住民無視の拡張です。こんなことを許さないためにも、この第3誘導路裁判での騒音問題についての論議は極めて重要です。
そして右上写真(毎日新聞より)にあるように、完全に空港の中に閉じ込められている市東孝雄さんのくらしと営農を守るために、国の違法・不当な第3誘導路の廃止・撤去を求めていくこの裁判は、控訴審闘争に入った農地裁判と共に重大な位置にあります。
みなさん。6月9日、傍聴に駆けつけよう。
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