米軍Xバンドレーダー基地、着工反対現地闘争に
昨日、京丹後市宇川現地で、「京都にも沖縄にも米軍基地はいらない Xバンドレーダー基地建設着工反対!4・20京丹後現地集会」とデモが行われました。土砂降りの雨が直前まで予報されていましたが、何とか曇りとデモに出る頃には薄日も指す天候に恵まれました。非常に遠い現地に、京都から、大阪から、神戸から次々とバスが到着します。ほかに、自家用車なども。参加者は、ふくれあがり400名。用意した資料がほとんどなくなりました。
会場の宇川農業会館(現地で一番大きな設備)には入りきれず、会館の後ろにある駐車場に宣伝カーのマイクで会場の中の音声を伝えて百数十人の人びとが聞くという形で集会が始められました。
「米軍Xバンドレーダー基地反対・近畿連絡会」が主催して、集会が進行します。反対行動を進めておられる丹後連絡会や緊急京都府民の会などからの連帯の挨拶の後、地元の「米軍基地建設を憂う宇川有志の会」
の代表・三野みつるさんと事務局長の永井友昭さんが周辺住民の過半数が基地建設に反対している現地報告と訴えが行われました。
そして、現実に米軍基地と向かい合って闘いを進めている沖縄の山城博治沖縄平和運動センター議長、岩国の田村順玄岩国市議、神奈川の檜鼻達実基地撤去をめざす県央共闘会議副代表が、それぞれ米軍の基地があることへの怒りを述べ、米軍犯罪を弾劾されました。
各府県の方々から、現地への連帯と闘いの決意が述べられたあと、最後に服部良一前衆議院議員からまとめの挨拶が行われました。
実は、私は受付をしていて、最初の写真を撮りに、人をかき分けて一度中に入っただけですので、内容はまったくわかりません。時折、右翼の街宣車が5、6台、会場に近づこうとします。
さあ、デモに出発です。防衛施設局がすでに、5月にも着工とマスコミ発表していることもあり、1時間半近く、4キロのデモでしたが、デモのコールと若い人々を中心にしたジャンベなどの音が絶えません。村の中の細い道を通りますから、村の人々が、4人、5人と出てこられ、あっちこっちで私たちににこやかに手を振られます。漁港の漁師の人たちも。丁寧に頭を下げて下さる御婦人も。小さなお孫さんの手をふらせるおじいちゃんも。雨でなくてほんとによかった。
闘いはこれからです。宇川の人々を孤立させず、近畿一円の大きなうねりを巻き起こし、米軍基地を建設させない闘いを実現しましょう。
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