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2014年4月29日 (火)

昨日、団結街道裁判口頭弁論を傍聴

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 昨日、千葉地裁で団結街道裁判の口頭弁論が開かれました。昨年、農地法裁判で反動判決を強行した多見谷裁判長が、東京高裁に移ったのを受けて、裁判長が東京地裁から来た廣谷章雄裁判長に代わりました。そのため、裁判の争点などを明らかにするための更新意見陳述が、原告側(反対同盟側)弁護団より行われました。

 まず一瀬弁護士から、成田市道「団結街道」が違法に廃止されたことがもたらす市東さんへの営農破壊・生活破壊が、成田市とNAA(空港会社)の結託によって企まれたことを弾劾しました。
 葉山弁護士は、道路廃止がもたらす営農・生活への具体的影響を明らかにし生活権と生存権が侵害されているとした。
 遠藤弁護士は、道路法10条をめぐって成田市・NAAの主張が整合性をもたず、出すべき資料さえ提出できない不当性を明らかにした。
 西村弁護士は、売り渡し価格が著しく低価格であることなどを明らかにし、市東さんへの道路封鎖にともなう逮捕攻撃を弾劾した。
 大口弁護士は、NAAによる市道封鎖が、払い下げ手続き以前に行われた違法性を指弾した。

 裁判長は、意見陳述が「約束していた30分を15分も長引いた」などと冒頭からケチ付を行い、その上で、弁論の趣旨を問うような形を取りながら、争点を矮小化しようとする意志を隠そうともしませんでした。今後の弁論の闘いと傍聴の闘いの重要性を、緊張感をもって確認する必要を感じました。

 次回の口頭弁論は、7月8日(火)午前10時半から、601号法廷で。

 法廷後の報告会では、この廣谷裁判長への警戒心を必要とすることと、市東さんの農地裁判と一体のものとして、6・25控訴審闘争、3万人署名運動の更なる取り組みなどが確認されました。

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2014年4月25日 (金)

団結街道裁判(4月28日)の傍聴を

団結街道裁判 口頭弁論
【とき】 4月28日(月)午前10時半開廷
【ところ】 千葉地裁601号法廷

 裁判では、成田市が団結街道を廃道にしたことの違法性が争われています。このような地域の住民が日常的に使っている公道を、住民への何の断りもなく「廃道化」した行政処分の違法性。そもそもそうした行政処分をする前例もなく、根拠とされた成田空港の第3誘導路の建設自体が違法ではないのかと。そして、成田市が空港会社に売却した価格が異常に廉価で、そこにも、「成田空港ありき」の成田市の住民無視の姿勢があることが問われています。

 前回の12月10日の口頭弁論の後の報告会で、故萩原進さんが、「霞ヶ関に攻め上ろう」と3月の決戦に向けて檄をとばされていたことが偲ばれます。

 またこの裁判は、市東さんの農地強奪を目的としてかけられたものであり、一昨年の道路封鎖、廃道化攻撃自体が市東さんの営農と生活への破壊攻撃です。現在重大な局面を迎えている農地裁判控訴審と一体です。市東さんの農地署名とともに、傍聴闘争にも決起しよう。 

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2014年4月21日 (月)

米軍Xバンドレーダー基地、着工反対現地闘争に

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 昨日、京丹後市宇川現地で、「京都にも沖縄にも米軍基地はいらない Xバンドレーダー基地建設着工反対!4・20京丹後現地集会」とデモが行われました。土砂降りの雨が直前まで予報されていましたが、何とか曇りとデモに出る頃には薄日も指す天候に恵まれました。非常に遠い現地に、京都から、大阪から、神戸から次々とバスが到着します。ほかに、自家用車なども。参加者は、ふくれあがり400名。用意した資料がほとんどなくなりました。

 会場の宇川農業会館(現地で一番大きな設備)には入りきれず、会館の後ろにある駐車場に宣伝カーのマイクで会場の中の音声を伝えて百数十人の人びとが聞くという形で集会が始められました。
 「米軍Xバンドレーダー基地反対・近畿連絡会」が主催して、集会が進行します。反対行動を進めておられる丹後連絡会や緊急京都府民の会などからの連帯の挨拶の後、地元の「米軍基地建設を憂う宇川有志の会」 の代表・三野みつるさんと事務局長の永井友昭さんが周辺住民の過半数が基地建設に反対している現地報告と訴えが行われました。

 そして、現実に米軍基地と向かい合って闘いを進めている沖縄の山城博治沖縄平和運動センター議長、岩国の田村順玄岩国市議、神奈川の檜鼻達実基地撤去をめざす県央共闘会議副代表が、それぞれ米軍の基地があることへの怒りを述べ、米軍犯罪を弾劾されました。
 各府県の方々から、現地への連帯と闘いの決意が述べられたあと、最後に服部良一前衆議院議員からまとめの挨拶が行われました。
 実は、私は受付をしていて、最初の写真を撮りに、人をかき分けて一度中に入っただけですので、内容はまったくわかりません。時折、右翼の街宣車が5、6台、会場に近づこうとします。

 さあ、デモに出発です。防衛施設局がすでに、5月にも着工とマスコミ発表していることもあり、1時間半近く、4キロのデモでしたが、デモのコールと若い人々を中心にしたジャンベなどの音が絶えません。村の中の細い道を通りますから、村の人々が、4人、5人と出てこられ、あっちこっちで私たちににこやかに手を振られます。漁港の漁師の人たちも。丁寧に頭を下げて下さる御婦人も。小さなお孫さんの手をふらせるおじいちゃんも。雨でなくてほんとによかった。

 闘いはこれからです。宇川の人々を孤立させず、近畿一円の大きなうねりを巻き起こし、米軍基地を建設させない闘いを実現しましょう。

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2014年4月15日 (火)

全国連第23回大会での山本善偉世話人の挨拶

 一番の挨拶、まあ、歳がいっているから一番と。私は、93です。

 14412 三里塚と闘っている間に、解放同盟の方々と常に一緒でした。そんな中で、荒本の方々が解放同盟本部から排除される、そういう闘いの中から荒本と一緒になり、そして全国連の大会、23回、おめでとうございますが、第1回からずっと寄せてもらっています。

 話したいことは一杯あるんですけれども、要点を言えば、袴田さんが50年近く死刑の刑を受けながら、釈放された。その一方、それよりも前から石川一雄さんは、今は無期懲役で、一応社会に出ていますけれども、彼は無期懲役というそういう冤罪を絶対我慢できず、今も闘っておられる。

 私は、石川さんと知り合ったのは彼が釈放されてからなんですけれども、事件のあった時(1963年・注)から、こんな妙な話はない、これはほんとに冤罪だと思い続けておりました。

 14412_2 本日も未だに再審が開始されない。非常に私も、みなさんも一生懸命でしょうけれども、一日も早く、彼を完全無罪になって放たれるように願ってやみません。

 映画「SAYAMA」も2回観ましたが、あの人が犯人であろうはずがない。検察の方が早く証拠を出せばいけるはずですけれども、なかなか出さないところに今の社会の問題があると思うんです。

 今、本当に権力と真っ向に闘わなければ、生きていけない。黙っていたら石川さんが放たれるとは思えません。やっぱり、石川さんの無罪を、再審を勝ち取るには、闘う人数がどれだけあるか、それが問題だと思います。

 三里塚を(私は)40年近く闘ってきましたが、中心になって若くて頑張ってくれた萩原進事務局次長が、昨年末、若いのにひょっこり亡くなってしまいました。ほんとに惜しい人を失いましたが、彼の遺志を継いで、今、亡くなった市東東市さんの息子、市東孝雄さんが、頑張って農作業をやっております。

 14412_3 先日、3月26日、千葉地裁の判決が余りにもデタラメで、東京高裁で市東孝雄さんが、ずいぶん長い、20分余りの陳述を堂々とやりました。それを聞いていますと、ほんとに今の農業というものがどんな位置にあるのか。お偉方、政府などでは「GDPの1.5%にしかならない農民のために、98.5%を犠牲にするのか」「TPPを進めるんだ」という大臣などがおるようですが、とんでもない。農業というのは、人間にとって本当に大切なものだということを、市東孝雄さんは、非常にはっきり言いました。聞いている3人の裁判官は、信頼できるかどうかわかりませんが、少なくとも3人共が一生懸命に聞いていました。最後に、「この土は単なる土ではないんだ、この土が30センチの厚さの豊かな土壌になるには10年、20年、30年の努力がいるんだ」と順々と言われ、「日本が生き抜くためには、この土を、農地を、農業を残さなければダメなんだ」と。

 なるほど、そういう意味から言っても、今、TPPで燃えていますけれども、市東孝雄さんが正しいとつくづく思いました。最後に彼は、その土を箱に入れ裁判長にもって行って、「触ってくれ、ほかの土と違うんだ」と。私は非常に胸をうたれました。

これからの日本の将来を、今のままいきますと農家は、どんどんどんどん高齢化して、働く人がなくなる、農地を手放す、農地を買い占めて会社が経営して農地でなくなる、そういう風になってしまう。そういう状態にあります。それだけに、市東さんが闘うように、福島の人たちも一緒に、沖縄は沖縄でほんとに人として許されないような差別が行われている。こういうことに対し、みんなが一緒に闘わなければいけない時代だと思います。

わたしは歳をとっていますが、常に闘いの端におりたいと思います。みなさん、一緒に頑張りましょう。

 

【注】1963年、山本先生は関学高等部の教頭に着くと同時に、1年生に週1回の「同和教育」の時間を始められた。先代の教頭とともに部落解放同盟の地域や青年部と交流のあった先生は、狭山事件の地裁死刑判決に対し(1964年)、すぐに「おかしい、冤罪だ」として、多くの教師仲間の批判をものともせず、その授業の中で生徒に訴え続けられた。

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2014年4月13日 (日)

今週の産直野菜(4月12日)

14412 今週の産直野菜が昨夜遅く、三里塚から届きました。ほうれん草、春キャベツ、さつま芋、サニーレタス、のらぼう菜、春大根、ネギ 以上7品です。

 ようやく、春野菜が出てきました。キャベツなどを「買い食い」していましたので、嬉しい限りです。

 今回の「野菜だより」に、「ゴボウは5年は同じ畑に作れません。畑選びに苦労します」と紹介されていますが、「連作障害」が作物によって違うのですね。しかも、ゴボウの場合、その苦労をしてもなお、「植えてみないと判らない、なかなかうまく育ってくれないのだ」 と亡くなられた萩原進さんが言っておられました。 私も、「今年のゴボウはダメだった」というのを、萩原さんの畑で何ども見聞きしました。50品以上の野菜を、回していくのは大変です。しかし、その循環をすることで、畑の熟度、地力が守られ、美味しい野菜が育つということが可能になるのです。

 政府が言うような「大規模農業」「担い手農業」では、こんな農作物と生きた土は不可能です。14412_2 単作と農薬・化学肥料の投入、そしてトラクターなど重機による土壌の破壊は、土を殺し、「強い農業」どころか、結局農業を続けることさえできなくしてしまうのです。

 昨日は、部落解放同盟全国連合会の第23回全国大会に参加して、そのあと別の会合もあり、野菜を受取るのが遅くなりました。14412_3 集会には、沖縄から平和運動センター議長の山城博治さんが駆けつけ、特別講演をされました。沖縄の闘いの現状と、ウチナンチュウの怒りを激しく話され、この国の現状と差別に対する怒りをあらためて確認させていただきました。いやぁ、凄かったです。

 山城さんは、来週の4月20日京丹後市宇川で、「沖縄にも京都にも新たな米軍基地はいらない」と闘われるXバンドレーダー基地着工反対の集会にもこられます。みなさん、20日は京丹後市へ行きましょう。

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2014年4月 6日 (日)

今週の産直野菜(4月5日)

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 昨日午前中に、産直野菜が三里塚から届きました。写真だけ撮って、すぐに出かけなければならなかったので報告が今になりました。

 小松菜の菜花、切り干し大根、ニンジン、さつま芋、のらぼう菜、ほうれん草、ごぼう、ネギ 以上8品です。

 『野菜だより』によれば、小松菜が「後半分として作付けしたのにたちまちトウ立ちしてしまいました」とありますが、気候のせいなのでしょうか。左の写真で ごぼうとほうれん草の間にあるのは、なんでしょうか? 今朝、サラダにしてそのまま食べたら、クセもなくあっさりして美味しかったですが。

 今日は、大阪の扇町公園で「秘密保護法を廃止しよう」と呼びかける「ロックアクション」です。市東さんの農地署名を行います。手伝える方は集まって下さい。

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2014年4月 2日 (水)

3・23全国闘争  関西実行委員会よりの連帯挨拶

 全国のみなさん。そして反対同盟のみなさん。ごくろうさまです。
 今日、本来ならば関西実行委員会代表の永井満さんが登壇するところなのですが、体調を崩されて、明日精密検査をされるということなので、わたし、松原が急遽代理を務めさせていただきます。

 14323 なによりも3・26、3月26日、もう3日後です。みなさんがすでにくり返し言っておられますけれども、この始まった控訴審闘争を絶対に審理を切り開き、闘い抜く。そして農地を守り抜く。このことを全力で私たちも、3・26と今日、そして全国のみなさんの力で8000筆を超えたといわれる農地署名を全力で広げていきたい。まず冒頭、このことを申し上げておきたいと思います。

 その上で、市東さんの農地をめぐってかけられた攻撃について幾つもの問題点があるのですが、2つだけ、時間がありませんので、申し上げたいと思います。

 一つは、空港の拡張を口実として、市東さんの農地取り上げを強行しようとするこの不正義についてです。
 ご存知のように成田空港の事業認定はすでに四半世紀前、25年も前に失効し、土地収用法が効力を失っています。その農地を取り上げるのに、市東さんも触れられましたが、いかに農地法の換骨奪胎が行われようと、農地法が存在する限り、農地を守り、耕作者を守る、このことが農地法の基本です。その農地法を使って農地を取り上げる、こんなことがどうして許されるでしょうか。
 そもそも成田空港は、とりわけ「暫定滑走路」は破綻をしています。先日の三里塚の裁判で弁護団が明らかにされましたが、暫定滑走路は北側と南側に航空法に違反する立木があります。南側はみなさんもご存知の東峰神社の立木と島村さんの家の立木です。北側には小泉というところに立木があります。1366 10数本あるそうです。ご存知かもしれませんが、静岡空港は立木が5本あって航空法に違反するために開港を延期し、滑走路を短くし開港しました。立木問題というのはそういう問題なのです。暫定滑走路は、そういうことを無視したまま、ついに6年が経過しています。
 このことが示すように、そして市東さんの農地をめぐる裁判の偽証をはじめとした様々な違法。そもそも農業委員会に提出された書類、いやそれ以前から、1988年に空港公団が土地を取得し、15年間も隠し続けたということ自体が、明確に農地法に違反している。
 正に、裁判所は、それ以前に農業委員会が当たり前のこととして却下しなければならななかったものを、先ほど市東さんも言われたように、昨年の7月29日、千葉地裁が違法な判決を行いました。こんなものを許せるはずがありません。

 もう一つの問題は、この攻撃が市東さんの農地を奪うことから、当然、萩原さん、市東さんを中心に行われてる産直提携運動を破壊するということです。
 あの民主党の前原が外務大臣の時に言いました。「1.5%のGDPのために、98.5%を犠牲にするのか」と、とんでもない暴言を吐きました。しかし、安倍政権は、第1次安倍政権の時に、「アジア・ゲートウェイ構想」の中で同じことを言っています。これは、いわゆる大規模農業というものを推進する形で家族農業を破壊する、まさに新自由主義の攻撃としてかけられている攻撃です。
 14323_2 市東さんが、萩原さんが、都市の労働者や、市民と産直提携という形で家族農業を骨子として食料を提供していく、農業を続ける。このことは非常に大きな意味を持っています。三里塚にもこういう運動がまだほかにもあります。いや、三里塚だけではなくて全国にあります。残念ながらまだ有機農業はわが国の農業生産の3%か4%です。しかし、世界で今、このグローバリズム、新自由主義に反対して、ビア・カンペシーナを初めとした、数億の人びとが食料主権、われわれの言葉で言えば地産地消、そういう闘いを繰り広げておられます。
 今、帝国主義は、あるいは日本政府は、こうした農業のあり方を新自由主義的に破壊し、家族農業を進める世界で最も豊かであると言われているこの国の農業を破壊することを通して、格差と貧困を強制するそういう国づくりに変えていこうとしている。TPPは正にそうした攻撃であると思います。
 私たちは、こうした市東さん、萩原さんたち農民が進めている食に就いての大きな想い、それを支える提携運動を守ることを通して私たちは自分たちの未来を築いていけるのではないかと思っています。

 まさに市東さんの農地取り上げとは、こうした日本の農業のあり方をとことん破壊するために、TPPに先立ってかけられている攻撃であり、絶対に許してはならない。このような想いから、3月26日、みなさんとともに全力で立ち上がっていくことを申し上げて、私からの連帯の挨拶にさせていただきたいと思います。ありがとうございました。

 

 

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2014年4月 1日 (火)

3・23全国集会 関西生コンの挨拶

 本日集会に決起したみなさん。こんにちわ。関西生コンの西山です。

 14323 私の方からは簡単に2点、報告させていただきたいと思います。

 まず1点目については、今のこれだけ政治的な闘いが増えている中で、労働組合がどのように闘うか、先ほど動労千葉の委員長もおっしゃってた通り、やはり私たち労働組合が先頭に立って、この政治的な闘いに決起しなくてはいけないと、このように考えています。
 一部の特権階級のやっていること、この安倍政権のやり方は、本当にわかりやすい。みなさん、わかりやすいですわね。平気で嘘をつく。平気で約束を破る。これが今の資本家に流行のように蔓延されている。
 これと闘うには、やはり労働組合が現場で闘うしか勝ち目はありません。TPPもそうです。沖縄の問題もそうです。あらゆる労働戦線が決起して闘わなければ、今の政治的な闘いを勝利することはできません。
 14323_2 そういうことで我々は、今春闘、14春闘に入ってきました。今季は、文字通りストライキを、行動を盾に全面勝利する、そのような闘いを行なっていきます。

 そしてもう一つは、市東さんの闘いです。大阪の地において反TPP闘争、大きな組織を作り上げようということで、昨年来、若者が中心に呼びかけ人になり、反TPP実行委員会を作ろうということで、あらゆる若手の戦線から名前を上げてもらって作りました。
 そしてこの反TPP闘争、私たちは、私は若くないんですが、三里塚闘争を学んでこの反TPP闘争を行うべきやということで、昨年12月に、市東さんの自宅に行かせてもらって、現地の見学をしました。その時には萩原さんもご健在で、いろんな話しを私たちにしていただきました。ところが、その見学が終わって2、3日後に、いきなり萩原さんが亡くなられるという悲しい事態になりました。
 しかし、私たちは大阪の地でこの反TPP闘争を闘う、そのためにこの萩原さんの死を無駄にしない、14323_3 そういう決意でこの2月16日にシンポジウムを開催し、無事、成功裏におさめることができました。当日は予定していた農業ジャーナリストの大野さんも秩父の方から大雪で出て来れないということで、2枚看板の講演がなくなる、そのような事態に発展したわけですが、何とか成功に導き、多くの仲間が反TPPに決起するという形を作ることができました。
 次は大阪のみならず、全国各地でこの闘いの戦線を作ることです。

 私たちは、本日結集する仲間とともに、市東さんの農地取り上げ問題、ならびに反TPP、反原発、沖縄のたたかい、全てにおいて決起していきますので、これからも連帯して闘っていきましょう。

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