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2013年9月29日 (日)

早急にTPP反対の隊列を

 早急にTPP反対の隊列を 

 衆参両院で多数を占め、奢り高ぶる安倍政権は、消費税増税(来春4月に8%)、法人税減税、そして壊憲(クーデター)をも強行しようとしています。その基盤を造るものとしてTPP(環太平洋経済連携協定)に参加しようとしています。
 マスコミが果たす反動的な役割があるとは言え、驚くべきことに、最近「世論調査」でTPP参加を支持する声が過半数を超え、しかも増え続けています。
 これは、福島事故をなかったこととし、「汚染水漏れはコントロールされている」とのデマゴギーによってオリンピックを招致した流れを支える「世論」と裏表のことです。
 こうした「世論」は、また沖縄への米軍の新基地建設を強制しようとし、京丹後市にXバンドレーダー(新米軍基地)を押し付けようとする動きを支えるものとなっています。
 こんなことがどうして起きているのでしょうか。
 他方、TPPに反対する私たちの隊列は余りにも貧弱です。沖縄・福島とともに闘う私たちの在り方が問われる事態となっていると言っても過言ではありません。

  TPPは1%の人のため

 モンサント社という大企業をご存知でしょうか。ベトナム戦争で枯葉剤によって多くの人が殺され、今も重大な障害に苦しめられていると言われています。農薬会社であったモンサント社は、その枯葉剤を作り軍産複合の政治力によって世界有数の大企業にのし上がりました。今では、農薬と一体の遺伝子組み換えによって世界の「種」を支配し、医薬品の世界をも支配する巨大な多国籍企業です。
 アメリカが今、TPPで進めようとする政治は、あの『ショック・ドクトリン』が描いた新自由主義のもとでの巨大多国籍企業による世界支配の政治でしかありません。それはアメリカの人々にとっても「1%の人のためのもので、99%の人々には許せないものだ」と言われるゆえんです。
 そのTPPでアメリカは日本の参加を最大の目標にしています。巨大多国籍企業にとって巨大市場である日本が参加してこそTPPに意味があるのです。これだけをとっても、TPPは絶対に許されません。
 『貧困大国アメリカ』(堤未果)などに詳しく書かれていますが、先進国アメリカで医療保険制度の欠陥から、深刻な格差社会の中で膨大な人々が高い医療費が払えず病気などが放置され手術・治療もできないままという重大な事態になっています。
だから、アメリカのみなさんが「多くのアメリカ人はTPPに反対している」と言われるのです。
 日本にTPPが適用されれば現在の皆保険制度が解体されアメリカと同じ状態になることがすでに明らかにされています。にもかかわらず、「世論調査」で過半の人がなぜTPP参加を支持するのでしょうか。
 TPPにはISDS(投資家と国家の紛争解決)という条項があります。日本とアジアの国々とのFTA・EPA(経済連携協定)にもISDS条項があるから問題ないと日本政府は言いますが、そうではありません。アジアの小さい企業からは確かに訴えられたことはありません。しかし、TPPの場合、巨大企業が日本政府を訴え、それをまったくアメリカ寄りの世界銀行の下にある国際投資紛争解決センターが審理することになります。
 すでにNAFTAや米韓FTAで、カナダ、メキシコ、韓国が企業により訴えられ、環境問題などの規制が取っ払われた上に巨額の賠償金をそれぞれの国が企業に支払うなどということが起こっています。
 先に述べた健康保険制度はもとより、労基法などの規制、土地取引の規制(農地法など)、公益事業の運営契約などあらゆる私たちの生活を守るための規制が取っ払われます。企業利益が国家主権・国民主権に優先するというとんでもない事態が生まれるのです。
 「日米安保条約が日本国憲法の上にある」と言われて久しいのですが、それ以上のおぞましい事態が私たちを取り巻くすべての分野に起こるということです。まさに私たちが生きて行けなくなる事態が生まれるのです。
 では、安倍政権はなぜそんなおぞましいTPPに参加しようというのでしょうか。それは、安倍政権が、アメリカの多国籍大企業に連なる日本の多国籍企業の利益をのみ考え、正に、1%の人々が生き残ればいい、99%はどうなっても構わないと考え始めているからです。
 福島原発事故への安倍政権の対応。原発再稼働・国外輸出への蠢き。沖縄のみなさんの圧倒的な新基地建設反対・米軍基地撤去の声を押しつぶす辺野古新基地建設とオスプレイ配備への動き。こうしたものが、それを示しているではありませんか。
 TPP問題が農業問題であるかのようなキャンペーンが張られていますが、確かに日本の農業にとって非常に深刻な問題になることは明らかです。農地法を改悪し、「集約農業」への転換を迫り、家族農業を破壊しようとする現在の安倍政権の意図は、正にTPP参加と一体のものです。市東さんへの成田空港拡張を口実とした農地強奪の動きもまた、新自由主義的な農地の流動化、農地強奪へのTPPの意図を先取りしたものだと言えます。
 しかし、大分で家族農業を地域と共に実践しておられる山下惣一さん(農民小説家)が、「TPPが強行されて困るのは食べ物がなくなり、労働条件が切りつめられ生きていけなくなる都市のみなさんだ。私たち農民は自分が食べるものは作っていける」と豪語し、TPPに強く反対しておられます。
 この山下さんの指摘を、みなさんはどう考えられますか。
 非常に深刻な問題として今からでもTPPについて考え、反対の声を上げようではありませんか。TPPに反対して、生活を守りましょう。
                    (関実事務局 松原康彦)

              「実行委ニュース」第145号より転載
 

 

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2013年9月28日 (土)

今週の産直野菜(9月28日)

13928 今週の産直野菜が先ほど三里塚から届きました。

 玉ねぎ、きゅうり、なす、じゃが芋、ピーマン、水菜、万願寺唐辛子、それに初お目見えのルッコラ。以上 7品。

 開梱すると、暑さでルッコラが情けないくらいに萎れていました。そのまま写真に撮るのは可哀想と1時間足らず、水菜と一緒に水に浸けてやりました。少ししゃきっとしてきたので、記念写真。これで冷蔵庫に入れれば一週間、しゃきっと元気になります。三里塚の野菜はタフです。

 東峰に住む小泉英政さんの『百姓物語』(晶文社 1989年)を最近読みました。そこへ岩波新書で『土と生きる -循環農場から-』がつい先日出版されたので、続けて読みました。詳しい感想は別の機会にするとして、「この循環農場の新しい試みは、いわば有機農業と自然農業との中間を行くものと位置づけている」(岩波新書 105頁)とご本人は書かれています。自然農法とは故福岡正信さんや三重の村上真平さん(元福島県飯舘村農民)がやっておられるのを知っていました。小泉さんは近くの里山の森を借りて落ち葉から堆肥を作ることを軸にして土を作ってこられた、それを循環農法(詳しくは岩波新書をお読みください)と言っておられます。
 2011年3・11によってこの落ち葉で堆肥が作れないという厳しい現実が襲い、また土が汚された。ナスやピーマンの発芽、育苗にどうしても必要な落ち葉のために、「なるべく落葉広葉樹の里山で、しかも地表に落ちた葉だけを、そろりそろりと集めなければならない。地面の腐葉土をできる限りさわらないように、熊手を握る手の力を抜いての作業は何とも中途半端で疲れるものだった」(岩波新書 200頁)と書かれています。

 あらためて福島の農民のみなさんをはじめ、各地の、とりわけ三里塚の農業が置かれている厳しい現状に触れました。

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2013年9月27日 (金)

命と農業をつぶす「国策」を許してはならない

 命と農業をつぶす「国策」を許してはならない

  控訴審で勝利の判決をかちとりましょう

                関西実行委員会事務局次長 安藤眞一

 いま、成田空港の滑走路工事をめぐって、「命と農業をつぶす」国家権力のとんでもない暴挙が続いているのをご存じでしょうか。
 100年間、三代続いて平穏に耕作してきた農地を「成田空港の拡張に必要だから無理やり取り上げる」という国と成田空港会社による不法行為です。加えて今、市東孝雄さんの農地と住居を4メートルもある鉄板の塀で取り囲み、90デシベルを超える殺人的な航空機の爆音、排気ガスを昼夜分かたず浴びせかけています。
 皆さんが、自分の耕作している土地を無理やり取られたり、生活を破壊する騒音・排気ガスを浴びせられたらどう感じるでしょうか。絶対に納得できませんね。昔は「地上げ屋」が土地取り上げるために賃借人に暴力やいやがらせをしました。いま三里塚の市東さんは国や空港会社によって「地上げ」暴力にさらされています。この問題は、ひとり市東孝雄さんの問題ではなく、国策のためには命と農地を取り上げるという重大な問題をはらんでいます。
 三里塚の闘いは今も健在です
 この権力者の不正義を糾すために、私たちが皆さんに署名をお願いしたり、ビラまきをしていると「三里塚は終わったのと違うの」「お金をもらって出て行った方が得策や」などの意見を聞くことがあります。
 1337たしかにいまから20年前(1993年)に開催された「成田空港問題シンポジウム(隅谷調査団)によって、「和解」が成立したかのように宣伝されました。これ以降は「話し合い解決」をすると国は約束し、空港会社の社長・黒野匡彦は、2005年5月9日ごろ、「東峰区の皆様へ」と題する書面により「これまでの空港建設事業についてお詫びする」としていました。(右写真は空港の中にある市東孝雄さんの御宅と畑[写真中央部]毎日新聞より)
 このような報道を聞くかぎり、三里塚の問題は終わったように思われるのですが、国家権力は成田空港の無理やりの完成をめざして暗躍しています。「お詫びと約束」を反故にして、「空港予定地内」で農業を続ける市東さんや農家の皆さんを無理やり追い出そうとしています。こんな卑劣な「だまし討ち」は許せません。
 と言うわけで、「三里塚は終わった」と宣伝しながら、皆さんの目が届かないところで悪行を重ねる国や空港会社の正体を、どうぞしっかりご覧ください。このような不正義をはねのけ、堂々と農業を続ける市東さんたち三里塚農民の皆さんにエールを送ってください。

 不当判決を打ち砕こう

 去る7月29日、千葉地方裁判所は三里塚の市東さんの「農地を取り上げてもよい」とする判決を下しました。この判決は農地法に係る驚くべき判決です。農地法は本来農業を守るための法律です。この農地法を悪用し、小作地主の農地を強引に取り上げることを裁判所が認めたことは、国による農業つぶしそのものです。
 「市東さんの農地取り上げに反対する会」はこの判決に対し、その翌日同会のブログで「判決文は、農地法による公用収用を始めとする違憲・違法の論点に踏み込まず、明け渡し対象の誤認と偽造証拠にもまったく言及しないなど、きわめて粗雑なものであり、『公正らしさ』のカケラもない。行訴・農地法併合裁判の舞台は東京高裁に移るが、地裁ではその行方にも係わる偽造文書の解明で、インカメラの闘いが緊迫している。(【注】で別途説明)」とのコメントを出して、判決の不当性に直ちに抗議しています。
 この不当な判決に対し、市東さんは「判決は耕す者の権利を奪う暴挙であると、怒りをもって受け止める。絶対に認められず、控訴して闘う。農地取り上げには身体を張って闘う覚悟」との決意を述べて意気軒昂と闘っています。
 そもそも、空港会社は耕作権者の市東さんに無断で農地を買い上げました。違法行為です。そして、「じゃまだから出ていけ」と裁判所に明け渡しの裁判を起こしたのです。市東さん側の主張が正しいにもかかわらず、裁判長はそれを無視し、権力者に偏った訴訟指揮を行い、不当な判決を出したのです。この国の民主主義や正義はどうなるのか、と疑問や怒りを持ちますね。
 権力者の狙いは、市東さんの農地を取り上げ、農業を破壊し、市東さんや三里塚反対同盟の皆さんが、戦争に反対し、成田空港の廃港を主張する活動を根絶やしにしたい、という意図をあからさまにし、裁判所と一体となった暴挙を続けているのです。こんなでたらめは許せません。

 補償金よりも1本の大根

 市東さんは2町足らずの農地を耕して、命の源である作物を私たちに提供してくれます。農作物は自然と体にやさしい無農薬栽培で育てています。市東さんはビロードのように肥えた土を両手にすくって「1億8000万円の補償金をもらうよりも、一本100円の大根をこの土地で育てて届けたい」と語ってくれました。 「お金をもらって出てゆく」のではなく、補償金を拒否してでも農業を守り続ける、命を農作物に込めた真心ともいえる気持ちです。
 市東さんは、福島原発で苦しむ農家の皆さん方と手をつなぎ、交流を続けています。そして巨大な基地と闘う沖縄の皆さんと共に「戦争反対、沖縄基地撤去、成田軍事空港反対」の命を守る闘いを続けています。そして日本の農業を壊滅させるTPP(環太平洋経済連携協定)の強行に反対して、三里塚反対同盟の皆さんは立ち上がっています。
 この市東さん、三里塚反対同盟の闘いに全国の心ある農家の皆さんが連帯のエールを送っています。
 関西で生活する私たちにとっては三里塚は遠い土地ですが、市東孝雄さんの闘いは、農業を守り抜くという私たちの生活に密着するテーマで闘っています。「世のため、人のため、命のために頑張る」市東さんを、あなたも関西から応援しましょう。TPPによる私たちの暮らしの破壊、そして農地の取り上げという私たちの食の破壊を許さず、市東さんとともに、三里塚反対同盟のみなさんとともに立ち上がりましょう。

 【注】市東さんが耕している「南台」の畑を空港会社は4つに分割し、そのうちの2ヶ所を行政訴訟・農地法裁判(多見谷裁判長)で返還を求める一方で、残る2ヶ所は「違法耕作」だとして別途に耕作権裁判(白石裁判長)を起こして審理が進んでいました。これ自体が極めてふざけた言いがかりでしかありません。
 そもそも4ヶ所の内、1ヶ所はまったく市東さんが耕したことのない畑であることが最初から指摘されていました。にもかかわらず、裁判が進められたこと自体が極めて不当です。
 13513また空港会社が最も重要な証拠とする「地域確認書」などが、空港会社によって偽造されたものであることがこれらの裁判の中で明らかになっていました。
 さらに耕作権裁判では、空港会社が隠している資料があるはずだと市東さん側が強く指摘し、白石裁判長がインカメラ(=裁判所が要求して提出させ、そのうち裁判所が開示する必要があると認めたものを証拠として開示するという裁判用語)で提出させたものの中から「4つの農地に分割」という主張が間違いであることを示す「新証拠」(上左写真)が開示されました。しかし、行政訴訟・農地法裁判で多見谷裁判長は、この「新証拠」による審理再開を認めず、判決を強行したのです。
 市東さん側は、開示された証拠が不十分として抗告し、東京高裁は「まだ開示されるべき証拠があるのではないか」と審理を千葉地裁に差し戻しました。このため、耕作権裁判は審理が中断されています。これを「闘いが緊迫している」と市東さんの会は表現したのです。
 ところが、その後、このことに追い詰められた千葉地裁は、担当していた白石裁判長を8月2日に突然東京地裁に異動し、耕作権裁判を新しい岸裁判長に変わらせたのです。岸裁判官は、この4月に司法研修所教官から東京高裁判事に異動したばかりで、わずか4ヶ月で千葉地裁に異動しました。ここに、行政訴訟・農地法裁判の判決にあわせて、耕作権裁判を進めようとする千葉地裁の意図が余りにも明らかではありませんか。
 

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2013年9月26日 (木)

実行委ニュース 第145号発行

13925 昨日、関西実行委員会のニュース『実行委ニュース』第145号を発行しました。発送が遅れて今日になりましたので、皆さんのところには明日かな?

 7・29反動判決への怒りと10・20三里塚全国総決起集会の案内が軸です。10・20集会への反対同盟発行のビラを同封しています。

 記事の内容は、
① 『命と農業をつぶす「国策」を許してはならない -控訴審で勝利の判決をかちとりましょう-』 安藤眞一関実事務局次長
② 『闘う以外に農民として生きる道はない -7・29反動判決報告会で-』 市東孝雄さん
③ 『三里塚の裁判(日程)』
④ 『早急にTPP反対の隊列を』 関実事務局松原康彦
⑤ 『10・20三里塚全国総決起集会への招請状』

 そのほかに、「10・6 第3回 さよなら原発 1000人集会』のチラシを同封しています。

 みなさん。10・20三里塚へ、そして10・6いたみホールへ参加しましょう。

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2013年9月25日 (水)

団結街道裁判(9月24日)を傍聴

05 違法・不当な団結街道(成田市道)の廃道化攻撃(右写真は、封鎖された団結街道、2010年10月撮影)を許さないと行われている団結街道裁判が、昨日、千葉地裁で開かれました。

 冒頭、車椅子の「障害者」を2台に決めつけた裁判所の措置に抗議して、中央通路で傍聴しようとした車椅子の「障がい者」に対して退廷命令を出そうとした多見谷裁判長に対する抗議で退廷命令を撤回させる闘いが行われました。
 大幅に遅れて開廷された裁判では、証拠書類を出そうとしない成田市・空港会社に対し、文書提出命令を求め、また、求釈明にまともに応えようとしない成田市・空港会社に対する新たな文書が提出されました。

 法廷後開かれた報告会で、弁護団からの報告。国、県、周辺9市町、空港会社による四者協議(2009.7月)で路線廃止が協議されたとされるのですが、その議事録を出せという弁護団の繰り返しの要求に対し、見当違いなものが出されてきた上で、結局、空港会社が会議に出してきた討議資料しかないと開き直ってきた。議事録がないということは、四者協議という形を取りながら、県や地元市長が企業城下町として空港会社、国の言いなりに廃道化をはじめとして動いていることを示すものでしかないということが断罪された。
 そして耕作している畑に面した道路の廃道化という前例はなく、市東さんの畑に行く道路を一方的に廃道化したことは憲法13条、31条に違反するということが改めてこの日文書で提出されたのです。
 また、被告・成田市は法的論拠として道路廃止の「類型」なるものを出しながら、結局この件に当たる「類型」はかってどこにもないが明らかにされる中で、「これ以上主張しません」と居直る被告側に対し「反論しようがないじゃないか」と改めて追求する文書も提出されました。

 報告会では、動労千葉、関西実行委員会、市東さんの会から挨拶などが行われた後、萩原進事務局次長からまとめの挨拶t提起が行われました。
 13924萩原さんは、「説明会」などの形をとって30万回への動きなどの一方的な通告が行われるだけの中で、地元の住民がどうしていったらいいのかをみんなで模索していることを明らかにされた。その上で、「オリンピック」が叫ばれることによって、2002年の暫定滑走路供用開始に向けて「ワールドカップ」が叫ばれた以上に、「おもてなし」のために24時間化、第3滑走路、4000メートル化などが次々と出され、反対運動があってはダメだと敷地内住民を追い出そうとする攻撃がかけられてくる。それを、どう迎え撃ち跳ね返していくかが今こそ問題であり、それは福島、沖縄と共通する問題ではないかと提起された。
 そしてその前提として、当面の10・20全国集会の成功と、一つ一つの裁判を闘い抜く重要性を訴えられました。

 次回の団結街道裁判は、12月10日(火)午前10時半からです。

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2013年9月21日 (土)

今週の産直野菜(9月21日)

13921 道路事情からか、先ほど三里塚から産直野菜が遅れて着きました。写真ではわかりにくいかもしれませんが、摘み取られてから道中が1日以上かかっていますから、可哀想に空芯菜が暑さでよれよれです。

 正に「端境期」という感じで、玉ねぎ、じゃが芋、なす、ししとう、ピーマン、ミニトマト、きゅうり、ニラ、空芯菜 以上9品です。

 ほぼ10ヶ月不当に勾留されていたUさんが、一昨日夕方釈放され、昨日夕方、関電前(大阪・本店)にほんとに久しぶりに来られました。そこで歓迎会が開かれたようです。

 13920x私は挨拶もそこそこに、京都で開かれた『京都に米軍基地はいらない! 9・20緊急集会』に向かいました。

 Xバンドレーダーについての詳し説明は別の機会にゆずりますが、グアムの米軍基地へのミサイル攻撃を防ぐためのレーダーで新型ミサイル設置と一体のものです。レーダー自体はトラックに搭載されるような大きさですが、右写真の左中央部分に示されているように田畑を奪い、160人の米軍の軍人、軍属が所属する基地を建設します。同時にその左に自衛隊の経ヶ崎分屯基地を拡大されることが目論まれています。ここは日本棚田100景に挙げられている狭い中に田んぼや畑がある風光明媚な農地です。地元住民に説明らしい説明も無く、一昨日、京丹後市長と京都府知事が受け入れを表明するという状況にあります。13920x_2しかも、予定地近くの海域は漁業の盛んなところで、その海が基地周辺6キロ(空域も6キロ)立ち入り禁止になります。

 この日、用意された席を満席にした上に、通路や後ろに多くの人が座り、立って参加するという熱気の中で集会が開かれ、主催した「緊急京都府民の会・南部連絡会」をはじめ、地元経ヶ岬の「米軍基地建設を憂う宇川有志の会」など、立ち上がっている多くの団体が初めて一堂に会して、熱気のある、「この米軍新基地を許して、沖縄に連帯することができるか」と怒りが表明されました。

 なかなか知られていない事柄です。私も、集会に出て初めて理解できたことが多くあります。これから第3次の署名活動も始まります。(「xbando.pdf」をダウンロード)みなさん。注目し、取り組んでください。

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2013年9月19日 (木)

団結街道裁判の傍聴を

 来週、9月24日、団結街道裁判の口頭弁論が、千葉地裁601号法廷で午後1時半から開かれます。7月29日のあの行政訴訟・農地法裁判の反動判決を強行した多見谷が裁判長です。怒りの結集をしよう。

 131020また成田空港依存を強める成田市(被告)は、求められている資料などを出そうとせず、団結街道封鎖を開き直っています。弁護団と共に傍聴の圧力で裁判所、成田市、空港会社を追い詰めていきましょう。

 なお傍聴される方は、開廷前30分前までに地裁ロビーにお集まりください。

 昨日、三里塚反対同盟から「10・20全国総決起集会」のカラーチラシ(右写真・クリックしていただくと大きくなります)が届きました。各地、各職場でこのチラシを使い、10・20三里塚へのうねりを生み出しましょう。「13.10.20PDFチラシ.pdf」をダウンロード

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2013年9月16日 (月)

10・20三里塚全国総決起集会 招請状

 三里塚芝山連合空港反対同盟から、10・20全国総決起集会の招請状が出されました。以下に掲載いたしいます。

   招 請 状

 全国の労働者、農民、闘う仲間のみなさん。まず何よりも、反対同盟は千葉地方裁判所・多見谷寿郎裁判長が強行した7・29農地取り上げ判決を満身の怒りをこめて弾劾します。これは、耕す権利を保障した農地法を真っ向から踏み破り、市東孝雄さんをはじめとする日本農民の命を奪う断じてゆるすことのできない暴挙です。TPP(環太平洋経済連携協定)の先取り攻撃です。

 想像を絶する放射能汚染水の垂れ流し、世界から非難をあびてなお強行される原発再稼動と輸出政策、消費大増税とTPP、沖縄基地へのオスプレイ配備、安倍政権の新自由主義政策に人びとの怒りが沸騰しています。時代は変革にむけたうねりを大きく加速させ始めました。この巨大なうねりとひとつになって、反対同盟は10月20日に、全国総決起集会を開催します。多くの皆さんの結集を強く呼びかけます。
 
 多見谷判決を私たちは一言半句たりとも認めることができません。失効した土地収用法に代えて、どうして農地法で農地を収用できるのでしょうか。小作権者の同意なき農地売買などまったく論外です。数々の農地法違反を不問に付すこれらの暴挙を「国策」の名で強行したのが多見谷反動判決です。市東さんはただちに控訴し闘いを宣言しました。反対同盟は市東さんを先頭に控訴審闘争でなにがなんでも打ち砕く決意です。
 一方で、緊急3万人署名をはじめ、多くの労農学市民の支援運動が仮執行宣言を阻止しました。私たちはこの力をもって東京に攻め上ります。控訴審を闘う東京高裁=霞が関は今、反原発訴訟はじめ国家・国策と対決する民衆の闘いのルツボです。農地裁判控訴審・三里塚闘争はその火中に躍り込み連帯し団結して勝利の道を切り開くものです。
 多見谷反動判決をもって闘いは新段階にはいりました。10・20全国集会は、国策を打ち破るこの壮大な闘いの第一歩です
 航空自由化のもとで成田空港はますます危機を深めています。羽田を含む空港間競争での絶望的な立ち遅れを24時間空港化、発着回数の30万回化、もう1本の滑走路増設で、何とか挽回しようと必死です。3月末に深夜飛行を1時間延長したばかりなのに、千葉県経営者協会は、成田空港の運用時間の拡大を改めて要求しました。空港周辺住民の怒りは充ち満ちています。
 成田だけではありません。国防軍の創設、集団的自衛権の解釈改憲、沖縄普天間基地へのオスプレイ再配備の強行など安倍政権の改憲と戦争にむかった攻撃そのものが綱渡り政治です。
 すべての民衆の闘い、運動を大きく一つに糾合し、政権そのものと対決する大人民運動を作る気運が熟しています。参院選での山本太郎氏の勝利は、このことを示しています。47年間国策と闘いつづけてきた三里塚が、その旗を振る時が来ました。
 三里塚はTPP阻止の闘いの先頭に改めて立つことを宣言します。反戦・反核の砦=三里塚は、安倍政権と真っ向から対決する闘いへ進みます。
 いまこそ安倍政権を打倒する巨万の力を生み出そう! 国鉄1047名解雇撤回を闘う動労千葉を先頭とした6000万の労働者との連帯を貫きます。福島・被災地の闘いに連帯します。反原発・反TPPの全国農民会議に闘う農民を糾合しよう。沖縄をはじめとする反戦・反基地闘争、関西をはじめとする住民運動、多様な市民運動と連帯しすそ野をさらに広げよう。あらゆる差別・抑圧に反対し、排外主義を打ち破り、全世界の労働者・農民と連帯して闘おう。青年・学生の力強い決起を訴えます。
 2013年9月10日
          記
多見谷判決徹底弾劾! 市東さんの農地を守ろう!
TPP絶対反対!
福島・沖縄の怒りとともに闘おう!
軍事空港粉砕・改憲阻止!
10・20全国総決起集会
【日時】10月20日(日)正午
【場所】成田市東峰 反対同盟員所有地
≪主催≫三里塚芝山連合空港反対同盟

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2013年9月14日 (土)

今週の産直野菜(9月15日)

13915 昼前に三里塚から産直野菜が届きました。

 さつま芋、じゃがいも、玉ねぎ、ピーマン、瓜、青唐辛子、空芯菜、ゴーヤ、きゅうり、なす、葉しょうが 以上11品。

 ぶり返してきた残暑に、さすがに空芯菜は萎れています。この写真を撮ったあと、すぐに水に浸けてやりました。

 一昨日、経産省監視テントの撤去攻撃の裁判で、萩原進さんにお会いしましたが、この間の雨で、市東さんの稲刈りが遅れてしまい、非常に忙しくなっておられるとか。

 今日の神戸新聞に関西実行委員会世話人の山本善偉さんが『学徒出陣 背負った人生』と題した大きな記事で掲載されました13915_2(右写真、クリックすると大きくなって読めます)。横にはその学徒出陣に「壮行の辞」を贈られた女学生の方の記事もあり、なかなかいい記事です。

 少し長いですが記事の最後。『戦後、関学高の英語の教師となった。30代で経験した米国留学で忘れられない出来事がある。アジア人学生の集いで自己紹介すると、場の空気が凍り付き、立ち上がったフィリッピンの女学生は「民兵をかくまった父は、追いかけてきた日本兵に殺された」と訴えた。山本さんは「アイムソーリー」と答えるのが精いっぱいだった。歴史の一面しか知らなかった自分を恥じた。
 留学後は教師として人権教育に力を注いだ。90歳を超えた今も杖をつき、平和や人権の運動、集会に参加する。「70年前のざんげ」と山本さんは言う。
 あのとき、なぜ何の疑問も持たずに答辞を読んだのか。入隊3ヵ月後、母の黒髪が真っ白になっていたことを思い出す。命を捨てることをおかしいと思わなかった自分。母が息子に「生きて帰ってきて」と言えない息苦しい時代。「世間の空気にあらがえないような社会に二度としてはならない。命の大切さ、自分の意見を持つ大切さ。70年前、口に出せなかったことを言い続けていく」』

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2013年9月 7日 (土)

今週の産直野菜(9月7日)

1397 先ほど三里塚現地から今週の産直野菜が届きました。

 玉ねぎ、じゃがいも、ミニトマト、万願寺とうがらし、ピーマン、さつま芋、葉しょうが、なす、瓜、きゅうり、ゴーヤ 以上11品です。
 葉物がまったくありません。この時期は、小松菜とかが・・・。

 今週はすでに報告があるように3日に天神峰ヤグラ裁判が千葉でありましたが、関西でもこの日、「11・13ガレキ焼却処理反対闘争弾圧裁判」が始まりました。しかも、公判前整理手続きが行われてしまったために、超過密な公判スケジュールです。
 3日は、起訴状の朗読と、ぱおんさん・韓さんの意見陳述、検察・弁護双方の証拠の開示、検察側証人(大阪市の職員が一人)などで午前10時から午後5時半頃までびっしり。大阪市の職員が衝立に隠れての証言には傍聴席からブーイング。
 翌日、4日に同じ時間帯で、弁護側証人として下地真樹阪南大学准教授の証言とぱおんさん、韓さんの被告人による証言が行われました。下地さんの証言は検察、裁判所を圧倒したすごいものでした。またパオンさんの証言も検察につけいるスキを全く与えず、なんでこんな裁判がそもそも行われているのか、逮捕・長期勾留が行われたのか、その不当性・犯罪性を明らかにするものでした。傍聴した仲間が201号の大法廷を連日埋め尽くした裁判は、無罪獲得に向け前進しています。
 なお、韓さんの証言が途中で時間がなくなりましたので、次回に継続されます。次回は、9月17日(火)午前10時から12時、102号法廷です。傍聴へ!

 昨日6日、関電前包囲行動(大阪)の中で、「10・5転び公妨」で完全無罪を勝ち取った前田登志さんに対し、この日検察が控訴したことが前田さん本人から怒りを込めて報告されました。本当に許されません。

 今日、夜はエルおおさかで「経産省監視テント応援団関西」の結成の集まりがあります。来週、11日には監視テントが立てられて満2年を期した集まり、行動、そして翌日12日には監視テント撤去を狙う裁判が行なわれます。

 管理人はこの監視テントの闘いに参加し、併せて所要で関東に13日まで残りますので、またまたブログはお休みです。

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2013年9月 6日 (金)

7・29不当判決弾劾 「仮執行宣言」は阻止!

尼崎・伊丹実行委発行 『抵抗の旗』第266号(9月1日発行)より転載

農地裁判 「仮執行宣言」は阻止!
7・29不当判決弾劾

東京高裁に攻め上り、新たな闘いを頑張ろう

 13729_37月29日、千葉地裁(多見谷寿郎裁判長)は反対同盟市東孝雄さんに農地と建物の明け渡しを命じる判決を言い渡しました。反対同盟を先頭に緊急に集めた1万1922筆の「農地取り上げ反対」署名と7・14全国集会はじめ、度重なる千葉地裁包囲闘争などにより「仮執行宣言」は阻止しましたが、こんな不当な判決は絶対に認めることはできません。
 舞台は東京高裁に移りますが、県と空港会社の違法性をさらに訴え続け、闘いましょう。(右写真は、開廷前に想いを語る市東さん)

 【裁判以前の問題】

 そもそもこんな裁判の体をなしていない裁判があるでしょうか? 空港会社の提出した証拠書類は偽造されており(孝雄さんの父東市さんや旧地主の書いたとされる書面の偽造)、耕作地の区画図面は誤っている、そして新東京国際空港公団(空港会社の前身)は1988年に旧地主から土地を買収しながら2003年まで公表せず(これも違法)市東さんに旧地主に賃料を払い続けさせるという詐欺行為までしているのです。
 本来ならこの裁判以前の問題として、これらの犯罪行為の犯人を暴き出し法の裁きを受けさせるというのが法の番人たる裁判所の務めではないでしょうか。
 多見谷裁判長は不当にもこれらの犯罪を一切黙認し、一点の曇りもない市東さんの訴えを退けたのです。

 【自己保身の裁判長】

 多見谷裁判長は仮執行宣言をつけなかった理由として「(市東さんは)各土地で農業によって生計を立てている」とあたかも市東さんの生活を「心配している」かのように言っていますが、はなはだ詭弁という他ありません。
 市東さんは一貫して「この地で農業を続けることは農民として極めて正当な権利」と主張しているのであって、国(裁判所)や空港会社の「情けにすがって」農業を続けさせてほしいなどと嘆願している訳ではありません。多見谷裁判長が「農業によって生計を立てている」ことが本当に理解できていたならば判決文は全く違う内容になっていたことでしょう。
 13714彼は「仮執行宣言」をつけた後の事態に恐怖し、つけたくてもつけられなかったというのが本音ではなかったでしょうか。まさに自己保身の極みのような人間です。(右写真は、7月14日千葉市内で開かれたデモで、関西の永井代表、山本世話人を先頭とした隊列)

 【いざ控訴審へ】

 判決後に開かれた集会で北原事務局長は不当判決を弾劾しつつも、「仮執行宣言」を阻止したこれまでの闘いを「勝利」と評価し、当該の市東孝雄さんは全耕作地の4分の3を奪われる判決に「農地と農民としての誇りを奪われる判決だ」と怒りを表し、萩原事務局次長は「東京高裁へ攻めのぼる」と新たな闘いを提起しました。
 皆さん、闘いはまだまだこれからです。多見谷不当判決に屈することなく、さらに陣形を固めて頑張りましょう。

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2013年9月 5日 (木)

やぐら裁判を傍聴(9月3日)

1393

 ヤグラ裁判の法廷で729反動判決への怒り爆発

 この日の裁判傍聴者に反対同盟は「天神峰ヤグラ裁判傍聴のために」という文書を配布して「農民殺しの手先になり下がった極悪裁判長・多見谷寿郎を本日の法廷で徹底弾劾しよう。誰もがこんな多見谷裁判長に本日の裁判などやらせたくない」と呼びかけました。1393_3傍聴した私たちは、この呼びかけに応えて、裁判が始まる10分前から、正面に座った多見谷裁判長に対し怒りの抗議発言を続けました。「農民殺しの裁判長、恥ずかしくもなく法廷に出て来るな。729の反動判決を忘れないぞ。悪名裁判官だ、許さないぞ」次々と怒りの弾劾発言が続き、多見谷裁判長は「何列目の男性発言禁止」との警告を乱発。開廷ギリギリに着席したNAA(空港会社)の代理人に対し「729判決公判に出廷しなかったのは卑怯だ、裁判をなめるな」との怒りの弾劾がありました。

 一方的に次回期日を決めて閉廷を宣言し逃亡した多見谷裁判長

 定刻とおり開始された裁判で、2項目ぐらいの確認をして開廷2、3分のところで裁判長がいきなり次回期日を発言。彼は開廷前からの抗議にビビって早く終わらせたいと思ったのでしょう。すぐに葉山弁護士が立って「729不当判決とこの裁判は密接不可分だ。NAAの言い分だけを認めるいい加減な裁判を続けるな。」と強く詰め寄りました。それでも「次回期日」と強弁する多見谷裁判長を制して、一瀬弁護士から「我々の主張を心から聞きなさい。本来裁判は証拠に基づいて進めるのに、我々が出した証拠を無視したではないか。729には国策判決を強行した、あまりらも不公正ではないか。このヤグラ裁判も同様だ」と諭すように裁判長に進言しましたが、多見谷はまたしても「次回期日」と繰り返したので、大口弁護士は「729不当判決を粉砕する」と怒りの発言を行いました。これに応えて傍聴席からも怒号が沸き起こり、騒然となった法廷で裁判長は聞き取れない声で「次回期日を1119日とする。これで閉廷」とその場から逃げ去りました。裁判官がいなくなった法廷は傍聴席から抗議と追及の声が起こって、退廷を促す裁判所の係員としばらく口論が続きました。

 報告会で萩原事務局次長か1020日三里塚集会を呼び掛ける

 裁判終了後に弁護士会館講堂で「裁判報告会」が行われ、北原事務局長のあいさつ、弁護団各氏の発言がありました。特に一の瀬弁護士から「今日提出した甲号証としてこのビラ(極悪裁判長を許すな)を提出した。我々の決意だ。NAAはヤグラ裁判の裏付けとして729判決を悪用してきた。1393_2この判決で取り上げが認められたから、ヤグラの撤去も当然だと主張する。許せない姿勢だ。」とヤグラ裁判の重要な点を説明されました。

 関実の安藤から「怒りをバネに729反動判決を粉砕しよう。関西で新たな三里塚闘争勝利への運動を準備している」との報告を行いました。反対同盟の萩原事務局次長は「署名活動で成田空港への不安、怒りを感じた。空港を包囲してゆきたい。1020日三里塚集会を成功させるために第二弾、第三弾の活動をする。」との訴えを行いました。

 報告 関実事務局次長 安藤眞一

 

 

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