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2013年7月 9日 (火)

7・9第3誘導路裁判の第11回口頭弁論

 今日、千葉地裁で「第3誘導路」裁判の第11回口頭弁論が開かれました。

 今日の法廷は、原告、被告双方が準備書面、求釈明の書面などを提出した上でのいろいろな確認が行われただけで、法廷は終わりました。

 次回の法廷は、10月28日(月)午前10時半からです。

 法廷後、新装なった弁護士会館の広い会議室で報告会が行われました。
 最初に北原事務局長より挨拶があり、署名の広がりを確認され、「三里塚の闘いが正しい、正義だということが署名に反映されている」と言われ、この集められた署名を7月17日に裁判所に提出すると明らかにされました。
 葉山弁護士からは、訴えを「第3誘導路の供用差し止め」に変更したことを明らかにされた上で、空港会社が「騒音はたいしたことはない」としながら「騒音の実測地がない」「調査したことがない」と言い、逃れるのはとんでもない、許されないと弾劾されました。
 一瀬弁護士は「騒音の事実についてこちらで調査し、事実に基づいた証拠を出して主張を展開していく」と。

 動労千葉、関西実行委員会からの挨拶の後、萩原事務局次長からまとめの挨拶。まず、この日猛暑の中、出荷準備などで姿を見せられなかった市東さんが、沖縄に先日行かれたことを紹介され、判決を目の前にした中で黙々と日常を過ごしておられることを報告された上で、現在の署名運動の目的が、市東さん問題、農業のおかれている問題を全国に知らしめることにあることを改めて訴えられました。そして昨日現在で9841筆に達しており、今日中にも1万筆を越えるだろうと。そして取り残しがないか、最後の最後まで取りきっていただきたいと訴えられました。
 そして、闘いの勝利的展開にあぐらをかき、20年、30年、地域との運動的つながりをしてこなかったことを3回にわたる地域への署名運動の中で大きく反省させられたことを明らかにされるとともに、支援全体で同じことが起こっていないだろうかと。そして民衆の力と行動力は、われわれの思うよりもずっと大きく、深い。このことを改めて信じて闘いぬいていくかどうかではないかと呼びかけられ、空港問題をもう一度千葉県全体にぶち込んでいく第一歩として、この署名運動であり、7・14集会、そして判決7・29の取り組みがあることを訴えられました。

 さあ、7・14集会へ、7・29判決へ、全力で決起しましょう。署名をあと数日、全力でやりぬきましょう。

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コメント

少しですけど、14日に持って行きます。

投稿: でっかい | 2013年7月11日 (木) 11時23分

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