7月14日、千葉市中央公園へ
市東さんの農地の取り上げを許さず守り抜くために7月14日午後1時から千葉市中央公園で全国総決起集会とデモが行われることが確定しました。
7月14日 千葉市中央公園へ
一昨日の当ブログでも明らかにしましたように市東さんの農地を農地法を使って強奪しようとするこの間の攻撃は、一片の正義性もなく断じて許されるものではありません。
国と成田空港会社は、この間、「年間離発着30万回へ」「成田空港開港35周年」のキャンペーンを行なっています。しかし、閣議決定以来48年目を迎えた未だに完成できない「国策」「空港」とは一体何なのかを見るべきではありませんか。
国と空港会社は、関係住民を一切無視して3年前に団結街道を暴力的に封鎖して以来、第3誘導路の建設。そして空港周辺住民への説明も無く供用時間の延長を強行(2011年には、暫定滑走路の早朝・夜間の30分延長。今年3月末にさらに夜間の1時間延長)。これによって周辺住民に「眠れない」などの深刻な騒音被害が発生し始めています。
さらに経済界は、「成田空港の24時間使用」「2本の滑走路を3本に」まで要求を始めています。「離着陸年間30万回」の実現には必要だというのです。現状、最大で離着陸21万回ですでに深刻な騒音問題が発生しているのですから、30万回ともなればどうなるのか。
ここには住民の生活や健康などどうなろうと知ったことではない、成田空港の完成、巨大化が最優先だという「国策」が存在します。
成田空港の完成のために、農地を守るべき農地法で市東さんの農地を取り上げようとする、それも偽証やデタラメな訴訟指揮によって裁判を「国策裁判」として強行して取り上げようとする理不尽極まる攻撃が現在進められている根拠がこの「国策」なのです。
沖縄におけるオスプレイ配備、辺野古新基地建設への動きが、全県あげての怒りと反対の声を無視して「国策」として進められようとしています。
また、福島原発事故への全力をあげた対応(子どもたちの命の問題や住民への補償問題など)を拒否して、原発再稼働への動きが「国策」として進められようとしています。そしてこの国のあり方をも破壊するTPPが「国策」として何の論議もなく進められようとしています。そしてクーデターとも言える憲法改憲の動きが。
三里塚の闘い、市東さんの農地を守る闘いは、こうした「国策」を掲げた流れを押し止め、ひとりひとりの住民、労働者、農民、漁民が人間として安心して暮らしていける世の中を作っていく闘いなのです。三里塚闘争が48年にわたってあらゆる誘惑、恫喝、暴虐にも屈せず闘い抜いてきた歴史こそそのことを指し示しています。
市東孝雄さんを先頭に踏ん張り抜いている三里塚反対同盟のみなさんの闘いを今こそ支え、守り抜こうではありませんか。千葉地裁多見谷裁判長による反動判決の攻撃を許さない事の中からそうした闘いを実現しましょう。
農地取り上げを許さない緊急3万人署名の実現と、7・14千葉市中央公園での全国総決起集会を成功させることに全力をあげて取り組みましょう。
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