農地裁判の弁論再開を拒否する多見谷裁判長
昨日、千葉地裁で開かれた「天神峰やぐら裁判」第1回口頭弁論を前に、多見谷裁判長が新証拠による農地裁判の弁論再開に対し、「裁判が終結しているので折衝はしない」と再開に応じないことを明らかにした。
1週間前の当ブログ(http://kanjitsu-sanrizuka.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-a484.html)ですでに明らかにしているように、農地法裁判で「耕作権解除申請とその認可」そのものの根拠とされる農地の特定が決定的に間違っており、裁判そのものが成り立たないのではないかという新証拠が提出され、新証拠の採用と弁論の再開が求められていた。
にもかかわらず多見谷裁判長は判決を強行しようとしている。昨日の法廷自体が農地法裁判をめぐって開かれており、当然にも弁護団は強く農地法裁判、行政訴訟の弁論再開を法廷の中で強く要求した。しかし、多見谷裁判長は、「別件について話す場ではない」と拒否したのだ。こんなことが許せるか。
多見谷裁判長のこの対応は、7月29日の判決によって「国策裁判」として強行突破しようという姿勢を明らかにしたということだ。断じて許されない。
今、私たちは市東さんの農地を守り、三里塚反対同盟の48年にわたる闘いを守り抜き発展させるかどうかの重大な岐路に立っている。
すでに反対同盟から提起されている7月14日(日)午後1時からの千葉市中央公園での全国総決起集会、そして「農地取り上げに反対する緊急3万人署名」を全力でやり抜き、多見谷裁判長と千葉地裁、空港会社、安倍政権に対する闘いの狼煙をあげていこうではないか。反動判決を断じて許さない闘いを実現しよう。
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