« 3・24三里塚集会 農地裁判結審に向け  市東孝雄さん | トップページ | 3・24三里塚集会 沖縄から  安次富浩さん »

2013年4月 3日 (水)

3・24三里塚集会 福島から  椎名千恵子さん

13324

 3・11のことちょっと触れたいと思います。駆けつけてくださったみなさん。あるいは賛同人となって支援を寄せてくださったみなさん。ありがとうございました。
 
 平日だから、そして寒いからという、そうした核心と逸れた理由で3・11に何も福島に立てなかった人たちがおりましたので、13311「それはないだろう」と、8・6ヒロシマ、8・9ナガサキ、そして5・15オキナワ。それに続くものとして3・11を立てようと立てました。その確信に、全国から、そして世界からたくさんの人々が共感を寄せてくださって、あの日の成功があったと思います。あらためて御礼申し上げます。(右写真は、3・11福島集会で主催者挨拶をされる椎名さん。Uチューブ映像より

 今日、ここで私が成田に立つのは4回目です。1回目はほんとに恐ろしいほど昔です。3・11以降この三里塚に立って、自分の歴史も、そして3・11にどう向かっていくかも、自分を問い質す意味でも、この地に立ちたくてみなさんの後をついて、福島から後をついてこの地に立ちました。
 とたんに福島からということで発言を周囲から求められ、あまり上手じゃないもんですからひるみましたが、いやいや3・11は福島から声を上げなければ、どことも繋がっていかない、ここでも繋がっていかなかったらもうだめだ、という想いで頑張って、その2回はここでお話しをさせていただきました。
 13324_2今日は3回目です。でも、3回目、ちょっと違います。お客様じゃなくって、今日は3・11を勝ち抜いた、闘いぬいた福島の代表としてここに立っているような気がします。
 この命を損なう国策、国家権力、そして資本。私たちを根こそぎぶっつぶそうとするそういう力に対して、私たちは三里塚に立ってこそ福島を守り抜くことができるんだというその自覚をもって立っているような気がします。

 もう一つ、ここに来て深く思うことがあります。2回、同じようなことを言っています。
 みなさんの足元、そして横に面々と広がるこの大地。ほんとにこここそ命なんですね。私たちは、前もお話ししました、この地から作物をいただき、そして命をまかない、そしてまた・・・という命ある終末に向かって土に帰るだけなんですよ。この土に立ってるだけなんです。いや、この土なしには私たちの命はありえないんです。ただあればただの命。しかし、農民の命をかけた営み、三里塚の農民のみなさんの命をかけたいとなみ。日々のいとなみ。想いの営みがあってこのふかぶかとした大地があるんです。
 それを何ですか。たかだかのお金で買い取り、そういう悪辣な、その力の論理。それに向かってほんとに怒りを覚えます。
 この間も申しましたが、自分たちも、その命ある者として、この大地に立っている者としているんですよ。その命の矛盾の論理に立ってあの人たちは、命を脅かそうとしているんです。福島の子どもも、そして市民に対して、そうした矛盾のところに立ってあの人たちはやろうとしているんです。
 でも、私は思います。命を守ろうとするこの大地に立って、農民と、そして漁民と、すべての命の側に立って守ろうとする、闘い抜こうとしている者に勝利があると思います。
 13324_3命の矛盾に立つ者は、自分の足許をグラグラさせることですから、焦りに焦っています。福島においては、この間新聞に発表になりましたが、食品重点品目を縮小しようとしています。日々、私たちがいただくほうれん草やレタス、キャベツ、大根、じゃがいも、果実はもも、なし、りんごなど、いわし、さば、ぶり、お魚。そういった品目を検査から外すんです。検査から。それは、まったくまた被曝を強いることなんですよ。そうやって自己矛盾を持つものが、また焦りによって、自分たちがまったく矛盾した存在だということを自ら示しているようなもんじゃないですか。
 私たちは当たり前に、当たり前として命を守る。その摂理に立ちましょう。そしたら答えが出せます。
 具体的に作物を作る。それを守る。それを拒む者、その放射能を用意した者、原発を用意したも者に向かって闘い抜く。そういう具体的な答えを出しましょう。診療所を建てることとか、3・11行動をすることとか、こうして三里塚でみんな闘い抜くこととか、具体的に局面を立てれば、次に絶対行けるはずです。命の摂理に立って闘えば勝利です。そこに向かっていかないはずはないと思っています。具体的な闘い。そこにまたこうした連帯が生まれるんだと思います。
 昨日の集会にもありましたけれど、よく「すべてを超えて、乗り越えて行きましょう。繋がって行きましょう」という言葉が言われますが、ことばだけではダメだと思っています。きれいごとです。13324_4こうやって具体的な局面で繋がっていくことだと思います。大地で繋がり、命で繋がり、沖縄、三里塚、福島がこうやって具体的な闘いの中でつながるということなんですよ。

 私ももう一つ今日は答えをだしました。本当は、明日、明後日くらいに帰ろうと思ったんですが、3・27千葉で市東さんの裁判に立ちます。
 一つ一つ具体的な答えを出していこうと思います。
 どうも、みなさんも福島と繋がって下さい。三里塚とも繋がります。
 よろしくお願いいたします。
 

 

|

« 3・24三里塚集会 農地裁判結審に向け  市東孝雄さん | トップページ | 3・24三里塚集会 沖縄から  安次富浩さん »

「たたかいの報告」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 3・24三里塚集会 農地裁判結審に向け  市東孝雄さん | トップページ | 3・24三里塚集会 沖縄から  安次富浩さん »