市東さんの農地取り上げに反対する署名活動を!
市東さんの農地裁判が7月29日に判決を迎えるにあたって、①千葉県知事による農地の賃貸借契約解約許可の取り消しと、②成田空港会社による農地明け渡し請求を認めないことを求めた『市東孝雄さんの農地取り上げに反対する署名』が開始されました。私たち関西実行委員会は、この緊急署名活動を全力で取り組みます(署名用紙「pdf.pdf」をダウンロード)。第一次集約は6月末とします。
署名用紙が届いた4月26日、まず関電包囲行動で署名を開始しました。
27日は、『4・27知花昌一講演会』です。300人近くが集まり、趙博さん(パギやん)のしゃべくりと演奏を混じえながら、知花昌一さん、水野直樹さん、下地真樹さんの3つの講演が行われました。福島の飯舘から高橋正人さんが登壇し、対談で原発事故への想いと怒りを語られました。オオタスセリさんの喋りやはちようびの演奏がそれを支えます。「4・28沖繩デーの歴史と意味」と題した知花さんの講演は、翌日が「主権回復の日」政府式典が行われようとしていただけに緊張感のあるものとなりました。
ここでは100筆近い署名が集まりました。反対同盟制作の3つ折のリーフレットが前日届き、参加した全員に署名用紙と共に配られました。
28日は、朝から京都で「主権回復の日」政府式典に反対する京都行動が行われ、150名が参集(左写真)。1952年サンフランシスコ講和条約によって在日のみなさんに何をもたらしたかと京都造形芸術大教授の仲尾宏さんが、「沖縄の民衆にとっての4・28」と題して京都沖縄県人会事務局長の大湾宗則さんが、それぞれ講演されました。集会途中に宜野湾での県民集会に1万人が集まっていることが報告されました。集会後、お昼時で観光客や買い物客で賑わう4条通りをデモ。関実の「市東さんの農地を守ろう」の旗も3本(右写真)。
29日午前中は、大阪で『4・29ウルトラショブン撤回集会』が開かれました。大阪府による「君が代」不起立への処分攻撃に対して怒りの集会です。処分された先生たちを中心にした寸劇(左写真)で、面白く始まりました。処分されたZAZAを始めとしたみなさんの想いが次々と語られます。会場からも意見と想いが次々と。2・11集会実行委を代表して黒田さんから現在の状況への怒りを込めた提起が。最後に抗議文を採択し、明日にも大阪府教育委員会への申し入れを行うことが提起されて終わりました。
この日の午後、同じ会場で「主権回復の日」・「昭和の日」反対!4・29大阪集会が開かれることもあり、右翼の街宣車が20台近く大音響で会場を取り巻いていました。
私は、午後から『昭和の日』を問う京都集会に参加。集会では、前日に続いて大湾宗則さんが4・28『主権回復の日』政府祝典に異議ありと提起されました。そして小田原紀雄さん(日本基督教団牧師・右写真)が『安倍ナショナリズムと天皇制イデオロギー』と題して講演されました。
この日は、神戸では「被災地メーデー」が、大阪では「関西生コン・フェスタ」がそれぞれ開かれ、それぞれの会場でも、市東さんの農地取り上げに反対する署名活動が行われました。
この4日間で、集められた署名は200筆を超えました。
みなさん。7・14全国集会(千葉市内 午後1時より)、7・29判決公判に向け、緊急署名を全力で集めようではありませんか!
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