3月27日農地裁判結審 雨中、裁判所を包囲
3月27日、千葉地裁で農地裁判の結審をめぐって法廷内外で闘いが繰り広げられました。
雨と厳しい寒さの中、全国から180名が結集して中央公園での集会が開かれました。反対同盟を代表して北原鉱治事務局長がまず3・24全国集会が意気高く成功したことを確認した上で、「これで日本の国に将来があるのか」と闘う意義を明らかにされた上で、「我々の生きる権利を守る闘いを理解下さい」と千葉市民に訴えられた。そして「世の中を変えよう」「三里塚闘争は健在です」と語りかけられました。
引き続いて動労千葉、関西実行委員会、市東さんの会、市東さんを守る沖縄の会からそれぞれ連帯の挨拶があり、支援連4党派が決意を述べて団結ガンバローをしてデモに出発しました。
中央公園周辺を一周した上で、千葉地裁を包囲するようにデモが進みます。市東さんの農地取り上げに反対する会が用意したサウンドカーが元気にデモの最後尾で「農地を奪うな」「TPP反対」と道行く人々に呼びかけます。
デモが終わって、今度は千葉地裁を「人間の鎖」で包囲し、シュプレヒコール、そして「反対同盟の歌」をみんなで歌いました。
北原事務局長が嬉しそうに「人間の鎖」をまわられました。また、3・24集会で決意を語られた約束を果たして、福島の椎名千恵子さんが駆けつけてこられました。
法廷が開廷し、先ず市東さんが6年にわたる裁判を闘った想いをこめて陳述されました(「13.3.27市東さん陳述.pdf」をダウンロードにその全文)。引き続いて3時間半にわたって7人の弁護団が入れ代わり立ち代わり膨大な最終弁論の要旨を述べていきます。詳しい要点が市東さんの会のブログにすでに掲載されています(http://www.shitou-nouchi02.net/2013/03/post-5e2b.htmlをご覧ください)。
すでに「結論ありき」の姿勢を露骨に示していた多見谷裁判長が、判決を早ければ5月にも出すかと言われていましたが、この間の萩原さんの証言、市東さんの証言、そしてこの日の闘いに圧倒されて、判決公判は7月29日(月)午後1時半からとなりました。
3・24全国集会ですでに萩原進事務局次長から、判決に向け3・24の1370名を1500に拡大する闘いを実現し、裁判所を包囲し多見谷裁判長をしめあげ勝利しようと呼びかけられています。新たな段階に突入した7・29判決に向けた闘いに直ちに取り組もう!
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